音楽/【バトル1】(FF3)

Last-modified: 2023-11-01 (水) 21:23:51

FF3

通常戦闘時の音楽。もちろん、例のイントロから始まる。
立ち上がりからループ終了まで、FFの戦闘曲の中では、全体的になんとなくのんびりした牧歌的な印象がある。
最初のフレーズの間に敵が1体倒されていることが多い。

最初聞いた時(FF3をプレイしてなかったのだが)
何故か背景が城塞で兵士と戦ってるようなイメージが浮かんだ。
中世ファンタジーの典型のような曲調だからだろうか。


ファミコン版では、3音+ドラムというファミコンハードにしては意欲的な曲であったが、
戦闘効果音と重なるとメモリ制約から中音・低音ラインの音抜けが発生し、ハードの限界に挑戦していることを感じさせるものであった。


メロディラインは冒頭松任谷由実の「真夏の夜の夢」と同じ。
なお世に出たのはこのFF3の方が先。

  • その歌聞いた時、あれ?FF3っぽい?とか思ってしまった。ゲーム音楽とポップスのメロディラインが似てることはたまにある。
  • 前半部分が「およげ!たいやきくん」っぽいようにも聞こえた。

サントラ(FC版)ではこの後に勝利のファンファーレが同じトラックとして流れる。
曲の時間が短いせいか後々のシリーズのように別トラックに分かれてはいない。

  • 本編を意識したのかバトル1がブツ切りで終了してファンファーレへつながり、そこでフェードアウトする。

個人的には中音・低音ラインの動きが好きなのだが後のリメイクでは、あまりこのフレーズは活かされていないようだ。


FCハード3作において、おそらく初めて聞くであろうドラムパートの入った曲。
ドラム使ってますよアピールが始めからあるのでわかりやすい。(おなじみのイントロベース音の後にドラムパートが入る)

矩形波を利用したタムやFCハードのバグを利用したバスドラムなど高度なテクニックを駆使している。
FCではPCM音源もある程度使用できるが、容量ぎりぎりの製作をしているFFでは
大きな領域を必要とするPCM音の使用は難しいため、
PCM音の再生、停止時にどうしても発生してしまうクリックノイズ(本来は不必要な音)を
わざと発生させることでPCM音を使用せずにバスドラムの音を表現している。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

雰囲気を継承しつつ、音の種類が増え、緊張感が増している。

FF3(ピクセルリマスター版)

オーケストラ調のDS版とは打って変わりロック調のアレンジ。
また小人専用ダンジョン時は「バトル1 -木管五重奏-」という新規アレンジに差し替わる。
音色が減る関係でFC版に近いアレンジとなるが、FC版よりも牧歌的でほのぼのとした雰囲気である。
如何にも小人らしく可愛らしい。

FF15

レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。

DDFF

DFFでは登場しなかったが、DDFFでアレンジされて登場。

  • 追加されたイントロ部分を除くとDS版に近い感じ。

敢えてスピード感を出さず、まさかのスローテンポのアレンジ。
シリアスで、重く、ドラマ性が高い。


「テンポが遅い」だの「スピーディなディシディアに合わない」という謗りを過去に受けた事があるが、
ディシディアのスピーディな戦闘に反するスローテンポな曲は他にも流されていたので気にする必要はない。
本編の「次に託すための敗北の戦い」の雰囲気が感じられて良いという好意的な意見もあった。

DFFAC

戦闘曲の1つとして登場。
上記のアレンジ版の他、原曲版も選択できる。
どちらもプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。

TFF

FFIIIの通常戦闘曲。FF初期のバトル曲でおなじみのイントロに、
颯爽と戦う勇者たちを想起させるような、軽快なメロディがポイント。(DL画面より)

2012年3月8日からDLCでBMSとして配信されている。

TFFCC

原曲が収録されており、BMSとしてプレイできる。

いたストポータブル

クリスタルタワーの目標金額達成時の曲。
原曲よりテンポが遅く、危機感というか勢いが余り無い感じ。