Dolphinのディレクトリ構成について

Last-modified: 2017-04-09 (日) 14:36:45

目次

 
 

Dolphinの各フォルダ/ファイルの解説 (バージョン4.0時点)

ルート

Dolphin.exe

Dolphinの本体ファイル。

Languages フォルダ

GUIのマルチランゲージ表示機能に必要な各言語のpoファイルが格納されている。

license.txt

DolphinがGPLライセンスのソフトウェアであることを表明するための文書。

OpenAL32.dll

OpenALのランタイムファイル。サウンド再生のために必要。

SDL.dll

SDLのランタイムファイル。入力デバイスの認識に必要。

uninst.exe (安定版のみ)

Dolphin安定版のアンインストーラ。

vcomp100.dll

Microsoft VC++2010のランタイムファイル。Dolphinの動作に必要。

User (ユーザーディレクトリ)

Cache

プレイしたタイトルのデータキャッシュが置かれるフォルダ。

Config

Dolphin.ini
Dolphinの全般的な設定が保存されているファイル。

gfx_dx9.ini / gfx_dx11.ini / gfx_opengl.ini
各描画APIごとに関する設定が保存されているファイル。

Logger.ini
ログウィンドウに関係する設定が保存されているファイル。

WiimoteNew.ini
Wiiリモコン入力関係の設定が保存されているファイル。

GC フォルダ / Wii フォルダ
GC/Wii入力設定で設定したプロファイルが保存されるフォルダ。

Dump

サウンドやテクスチャのダンプファイルが保存されるフォルダ。

GameSettings

[[ゲームのプロパティ>]]でゲーム設定を変更すると、ここへそのタイトルの設定ファイルが作成される。

GC

MemoryCardA.JAP.raw / MemoryCardB.JAP.raw
ゲームキューブのタイトルを起動すると自動で作成されるメモリーカードファイル。
SRAM.raw
ゲームキューブのシステム設定が保存されているファイル。

Logs

主にログファイルなどが保存されるフォルダ。

ScreenShots

画面撮影機能を使うとここへ画像ファイルが保存される。

ShaderCache

プレイしたタイトルのシェーダーキャッシュが置かれるフォルダ。

StateSaves

ステートセーブファイルが保存されるフォルダ。

Wii

関連:Wiiメニューの導入

Sys

GameSettings

ゲームID形式で各タイトルの動作設定ファイルが格納されている。

GC

dsp_coef.bin / dsp_rom.bin
DSP-LLEを使うためのファイル。
古いDolphinでは自分でROMをダンプする必要があったが、現在は開発チームによる合法ROMが初めから置かれている。
関連:サウンド設定

font_ansi.bin / font_sjis.bin
GC/Wiiで使われるシステムフォントファイル。
もちろん実機と同じのものではなくフリーのフォントを加工したものである。
実機フォントを使いたい場合は関連リンク参照。
関連:Dolphinの日本語フォントを改善する

Maps

mipmapのキャッシュ置き場?

OpenCL

TextureDecoder.cl
OpenCLを使ったテクスチャデコード機能に必要なファイル。

Shaders

[[Post-Processing Effect機能>]]のための処理方法が記したファイル群が置かれている。

Themes

[[Dolphinのテーマ表示>]]のためのファイルが置かれている。

Wii

Wiiのシステムフォルダと同じような構成でフォルダが置かれている。
Wiiの本体機能をエミュレーションするために必要と思われる。

 
 
 

4.0以降のUserフォルダの保存先について

4.0以降のDolphinではDolphin本体があるフォルダにある「User」フォルダではなく、OSのユーザーディレクトリに設定を保存するようになっている。

OS X / Linux では元々この仕様であったが、4.0からはWindowsも対象になった。

デフォルトのユーザーディレクトリは以下の場所にある。

Windows: C:\Users\【ユーザー名】\Documents\Dolphin Emulator

OS X: 【ユーザー名】\Library\Application Data\Dolphin

Linux: /home/【ユーザー名】/.dolphin-emu/

 

Tips: ユーザーディレクトリの場所を変更する

 

1. レジストリエディタを起動し、HKEY_CURRENT_USER\Software を開く。
2.「Software」の上で右クリックし、[新規]-[キー] を選択。名前を「Dolphin Emulator」に変更する。
3.「Dolphin Emulator」の上で右クリックし、[新規]-[文字列値] を選択。名前を「UserConfigPath」に変更する。
4.「UserConfigPath」をダブルクリックして編集ウィンドウを開き、[値のデータ]欄に変更先のパスを入力する。
 注意点としては、そのパス自体がルートになるので、変更先に適当な名前のフォルダを作りそこのパスを指定した方がよい。
 例えばパスとして「C:\」を指定してしまうと、「C:\User\Cache」「C:\User\Config」…とはならず、「C:\Cache」「C:\Config」フォルダが作られてしまう。

 

特定のバージョンでのみユーザーディレクトリの場所を変更したい場合は、まず任意の場所にDolphin本体のショートカットを作る。
次にプロパティを開き、「リンク先」の部分を以下のように変更すれば適用される。

[Dolphin本体ファイルのパス] -U [変更先のパス]

例) "C:\Program Files\Dolphin 4.0\Dolphin.exe" -U C:\NewDolphinUserConfigFolder

 
 
 

Tips: ユーザーディレクトリ機能を特定のバージョンのみで無効にする

 

「portable.txt」という名前のテキストファイルを、無効にしたいバージョンのDolphin実行ファイルがあるフォルダに置く。

次回起動時からその場(Dolphinのあるフォルダ)にUserフォルダが作られるようになる。

 
 
 

Tips: ユーザーディレクトリ機能を全てのバージョンのDolphinで無効にする

 

新しい仕様にどうしてもなじめない場合はユーザーディレクトリへの設定保存機能を無効化することも可能だ。

以下の reg ファイルをダウンロードして実行しよう。
Disable_Global_User_Config_System_of_Dolphin.reg
適用後からはどのバージョンのDolphinを起動してもその場(Dolphinのあるフォルダ)にUserフォルダが作られるようになる。(OSのユーザーアカウントを切り替えない限り)
中身は以下の通り。


Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Dolphin Emulator]
"LocalUserConfig"="1"


要するに「LocalUserConfig」という項目を作って値を 1 にすればよい。

 

またユーザーディレクトリへの設定保存機能を有効化したくなった時は項目「LocalUserConfig」を削除するか、以下の reg ファイルを使おう。
Enable_Global_User_Config_System_of_Dolphin.reg





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