動作環境(5.0以降)

Last-modified: 2023-03-18 (土) 10:30:31

OS

必要要件 (公式より)

Windows - 10(64bit版)以降

Mac OS - 10.15 Catalina 以降

Linux

Android - 5.0以降(開発中)

推奨環境: 64bit版の Windows10 以降

32bitOSのサポートはすでに終了しており、5.0以降は32bit版OSだと起動できない。
WindowsならDirectX12が使える分アドバンテージになる。

MacとLinuxは以前はWindows版に随分劣っていたが、現在はそれほどの差異はなくなったようだ。

 

CPU

必要要件 (公式より)

4コア以上の高IPCなCPU

推奨環境:出来るだけ新しく発売された、4コア以上で高クロックなCPU

2022年6月現在 では以下のようになる。

■ Intel

Core i5、i3(第8世代以降)

■ AMD

Ryzen

他のパーツがどれだけ良くても、CPUの性能が低ければ最適化されたタイトルであっても満足な動作速度は出せない。
特にエミュレータの動作はIPCの高さが重要になってくるので、AMDの場合Ryzenより古いCPUはオススメできない。
IntelでもCeleronなどの2コアしかないローレンジ帯のほか、末尾にUやYとつくモバイル向け低消費電力シリーズも推奨されていない。

一方でDolphinはデュアルコアアプリケーションなので、たとえ高性能でもSMT(Intelの場合HT・ハイパースレッディング)や4コア以上のコア数はDolphin自体の動作にはあまり貢献しないとされる。
余剰コア・スレッドはOSや他のアプリケーションといったバックグラウンドタスクに利用するので無駄というわけではないが、それでも4~6コア程度あれば事足りる。
コア数が多すぎるCPUは(Dolphin用途としては)高価なのに性能の無駄となりやすい。

※ 自分の使用しているCPUが何かわからない/サポートしている機能がわからない場合、CPU-Z で確認できる。

 

ビデオカード

必要要件 (公式より)

Direct3D 11.1 / OpenGL 4.4をサポートするGPU

Intel HD Graphics 4000 以上(CPU内蔵型の場合)

推奨環境:DirectX12対応、6年以内に発売したミドルレンジ以上のビデオカード

2022年6月現在 では以下のようになる。(ビデオカードは種類が多いため、あくまでも性能の目安として)

■ NVIDIA

GeForce GTX 1650

■ AMD

Radeon RX 6400

基本的に動作させるだけならCPUほどの処理能力は必要とされず、推奨で挙げたGPU以下の性能でも、最適化されたタイトルならフルHDで十分動く。
最近のCPUに内蔵されたGPUでもそこそこ動くとの報告はあるので、ビデオカードを買う前に試してみるのもいいだろう。特にRyzenのGPU内蔵型(APU)は基本設定での動作に十分な性能を有している。
しかし、解像度を上げたりAAやAFをかけるなど、よりリッチな映像にしたい場合はGPUにも性能が求められるため、Dolphin公式は依然として 独立したGPUを強く推奨している。
また、AMDのGPUはOpenGLよりもD3Dのほうが得意で動作が良いと言われているため、AMDのGPUを使う場合の設定はD3Dを推奨。
GPU選びはCPUよりも単純で、GPU性能が高ければ高いほどより高画質な設定ができるというだけである。ただしマルチGPU(NVIDIAのSLI/AMDのCrossFire)には非対応。
※ 自分の使用しているGPUが何かわからない/サポートしている機能がわからない場合、GPU-Z で確認できる。

 

ノートPC

DolphinはCPU依存度が高いため、近年のパワフルなノートPCなら普通に遊ぶ分には問題ない速度で動作する。
もちろん高品質設定で遊びたいなら、デスクトップPC同様NVIDIAやAMDのGPUチップを搭載したもののほうが望ましい。