概要
通常、Wiiの設定で作成される仮想SDカードは128MBである。
しかしこれでは容量が足りないと思うことも多いだろうし、用途によっては中身を編集したいということもあるはずだ。
このページでは仮想SDカードに関するあれこれについて書いていこうと思う。
容量の大きな仮想SDカードを作成する
AndroidのSDKに含まれている mksdcard というツールを使用することで任意の容量の仮想SDカードを作成できる。
CUIでとっつきにくいが、有志が Virtual SD Card Maker (ミラー)というツールを出しているのでこれを使うといいだろう。
英語だがウィザード形式でわかりやすく、作成した仮想SDカードをユーザーディレクトリにコピーしてくれる機能も付いている。
このツールの中にも書かれているが、基本的にどんな用途で使うにしてもサイズは 2GB までに抑えておいたほうが互換性の意味では無難である。
仮想SDカードを編集する
ゲーム改造やHomeBrewで仮想SDカード編集が必要になる場合があるが、Windows上では仮想SDカードの中身を表示・編集することが出来ない。
その際は ImDisk Virtual Disk Driver をインストールすることでWindowsでも本物のSDカードのように仮想SDカードを扱うことができるようになる。
インストール後の操作は以下の通り。
- 念のため、Dolphinが起動していれば終了しておく
- sd.rawを右クリックして、Mount as ImDisk Virtual Disk を選択
- 開いたウィンドウの右下、Removable media にチェックを入れ、[OK]をクリック
- コンピュータのリムーバブルデバイス欄に本物のSDカードを挿入した時と同じように表示されているので、自由に編集を行う
- 編集が終わったら、右クリックから「取り外し」を選択。アイコンが消えれば無事終了
2GB以上のものをImDisk VDDで編集すると高確率で仮想SDが破損します。
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