ブレッタ

Last-modified: 2024-03-19 (火) 18:06:29
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白い放浪者…はずかしがらないで…
外はさむいし…ベッドはやわらかいわ…


概要

胞子の森の右下方面で怯えているNPC。夢見がちな恋に恋する乙女。カマキリの爪があれば救出しに行くことができる。
救出するとダートマウスの自宅に入れるようになる。彼女の自宅にはHealth_Piece.png仮面の破片があるため、是非とも助けておきたい。

助けられたことで主人公に惚れたのか、ブレッタの自宅には主人公を模した絵や人形が飾られる。
家のベッドで寝ていたりベンチに座ったりしているが、恥ずかしさのせいで喋れないのか話しかけることはできない。
その後は家の中にある手記や夢見の釘を使うことで、間接的に彼女の心情を知るのみに留まる。

ゾートイベント

ゾート見殺しにせずイベントを進行させると心変わりを起こし、部屋の内装もゾートグッズに模様替えする。NTRだ
ゾートとの再戦はブレッタの家の地下で行うことになるため、イベントを進めるためには彼女も救助する必要がある。

なお、灰色の王子ゾートに何度か勝利すると更に心変わりが起き、4段階目に勝利すると愛想を尽かしてダートマウスから失踪してしまう
夢見の釘を使うと少しずつ心境が変化していく様子が分かるので、その様を見たい人は一気に再戦ゾートに連勝してしまわない様に注意。

台詞

【胞子の森】
  • 初回
    あああ…お願い…ワタシをおいていかないで!
    あなた…ワタシのことを忘れたの? やっぱりそう…みんなワタシのことなんて忘れちゃうんだから…
    あれ? あなたはだあれ?
    あなたの顔…あなたとっても…
    ご、ごめんなさい。ワタシ迷子になっちゃったの。どうしてこんなところに来ちゃったのか、自分でもわからないわ。
    あなたワタシを…ブレッタを助けにきたの? だれもが無視するこの…ワタシを?
    ごめんなさい、あなたの顔を見てたらワタシ…だって信じられないの。わざわざこんなところまでワタシを助けにくるなんて。ワタシのことなんてだれも…
    ごめんなさい…いえ、ありがとう。その…もう行くわ。町に戻るの。家に帰らなきゃ…
  • 2回目以降
    あ…ありがとう。
【ゾートと話している時】

灰色の王子…とても暗くて…とても困って…

【自宅の日記】
  • 助けた直後
    白い救世主
    乙女は暗闇で目覚め、混乱しながら手をのばした。鋭いトゲがあらゆる方向から伸び、すぐ下では燃えるような酸が泡立っていた。
    いったいどんな悪夢が彼女をここに連れてきたのか? 生き延びる可能性はどれほど残されているのか?
    彼女は身の破滅を感じ、絶望した。すると遠くになにかが光った。それは輝くように明るく、どんどん近づいてくる。それはトゲの間をぬうように動き、泡立つ水を飛び越え、乙女のほうにやってきた。
    彼女は近くにきたその姿を確認した。輝くように白く鋭い角。それは美しかった。手が差し出され、彼女は抱き寄せられた。強く、しっかりと…
  • 時間経過後1
    闇の中の白い救世主
    悪夢が乙女を悩ませていた。彼女の救世主は下におりてその姿を消し、彼女の友は扉を叩く冷たい風だけとなった。彼女の心は悲しみに打ち震えた。
    しかし突如として、彼女は落ち着きを取り戻した。なぜ? 存在を感じたからだ。すぐうしろに。
    彼女は振り向かなかった。あえて動かなかった。少しでも動けば、魔法がとけてしまう気がしたからだ。彼女にはその存在の正体がわかっていた。この落ち着きをもたらせる者は、ほかに考えられなかったからだ。
    彼女の白い救世主であり、今では守護者となったその者が、すぐ横に立っていた。力強く、非の打ちどころのない姿で…
  • 時間経過後2
    白い救世主の帰還
    かれらは長い間離れ離れとなり、暖かさに満ちていた町も、すっかり冷え切った。乙女は悲しみの海に沈みこみ、それは彼女の孤独な身体をつつみこんだ。
    すると突然、まるで彼女の悲哀を感じ取ったかのように、救世主が戻ってきた。りりしく、輝くように。ふたつの角の下には黒い眼がふたつ。それは乙女がずっと思い焦がれていた眼だった。
    救世主は身体をよせ、隣に座った。完璧なまでに落ち着いた様子で。その息も止まるような瞬間に、言葉は必要なかった。
    乙女は突如として自分の身体が固くなるのを感じ、その爪は丸まった。視線が合わされることはなく、手が触れることもない。ただ完璧で、痛いまでの愛が沈黙の中で共有された…
  • ゾートと会話中
    灰色の王子
    戦いの疲労により息を荒くしながら、その者は井戸より出てきた。彼は勝利したのだ。その証明として、彼は打ち倒した者の頭部を戦利品として持っていた。
    彼は町の者に驚くべき警告をもたらした。ムシたちに英雄として見られていた白い救世主は、実は獰猛な怪物であり、この灰色の王子こそが真の英雄なのだと。
    そしてそれは真実の音色をもって皆の耳にひびいた。
    誇りと謙虚さとともに、彼は下で遭遇した出来事について話した。それは彼女を見つけ出し、守るための、壮大な冒険だった。彼の灰色の乙女。暗闇の中の彼の連れ合い…
  • ブレッタ失踪後
    乙女の旅
    灰色の王子は消え、白い救世主は獣としての姿をあらわし、乙女はついに真実を理解した。
    彼女が生をともにする相手は、待っていても現れない。彼女はその愛する相手を自ら探し出し、互いを孤独という束縛から開放してやらねばならぬのだと。
    かくして彼女の旅は始まった。愛にみちびかれ、愛に守られ、危険な土地へと。
    一歩進むごとに、乙女は感じるのだった。運命の出会いが、少しずつ近づいていることを。
【夢見の釘】
  • 自宅にいる状態
    白い放浪者…はずかしがらないで…外はさむいし…ベッドはやわらかいわ…
  • ベンチにいる状態
    ワタシを救ってくれた方がすぐ近くに…
  • ゾートと話している状態
    勇敢で…すてき…
  • ゾートと話している状態2
    灰色の王子? あなたの言葉... 繰り返されている?
  • ゾートと話している状態3
    灰色の王子? あなた... 小さくなったような?
    あなたは前からそんなにみすぼらしく、汚れていたかしら?