「バンは不経済だから使わないって、局長が決めたんだ。自転車だから時間がかかる。悪いけど手伝えないよ…。」
日本版タイトル | ゆうびんやとバン | ||
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英語版タイトル | Mind That Bike | ||
脚本 | クリストファー・オードリー | ||
対応原作 | ・第27巻『Really Useful Engines』 (第2話『Mind that Bike』) | ||
話数 | 86 | ||
放送日 | ・1994年8月21日(英国) ・1996年5月27日(オーストラリア) ・1996年10月21日(米国) ・1998年2月18日(ドイツ) ・2009年8月5日(ハンガリー) | ||
この話の主役 | パーシーとトム・ティッパー | ||
登場キャラクターA | トーマス、パーシー | ||
登場キャラクターB | バーティー | ||
登場キャラクターC | ジェームス、ダック、オリバー、アニー、クララベル、トード、バルジー | ||
登場人物A | トム・ティッパー、パーシーの機関士、トム・ティッパーを呼び止めた男性? | ||
登場人物B | 見慣れない郵便屋、ジェム・コール、キャラン駅長、キャラン駅の駅員、白いシャツと茶色のサスペンダーズボンの男性 | ||
登場人物C | 売店のおばさん、トリレック駅長、トリレック駅の駅員、作業員、青いオーバーオールの作業員、トリレックの警察官、トーマスの機関士、パーシーの機関助手、バーティーの運転手、トリレック駅の作業員 | ||
登場人物D | トップハム・ハット卿、郵便局長 | ||
登場スポット | ・線路と道路が並んだ橋と運河 ・バルジーの橋 ・レニアス駅 ・レイクサイド駅 ・トリレック駅 ・キャラン駅 ・スカーロイ鉄道の漁村? ・トップハム・ハット卿のオフィス(言及のみ) ・エルスブリッジ駅(未公開シーン) | ||
あらすじ | ・パーシーと仲良しの郵便屋のトムはバンで郵便を配達している、ある日、バンが使用出来なくなってしまい・・・ | ||
メモ | ・英米版ではこの回が第4シーズンの最終話であり、ジョージ・カーリンが米国版のナレーションを担当する最後の回でもある。 ・バーティーは台詞無し。 ・自転車を郵便貨車に立て掛けるトム・ティッパー。 ・トム・ティッパーの言う「局長」とはトップハム・ハット卿ではなく、郵便局長(postmaster)である。 ・あの時のトーマスとゴードンに続いて見切り発車をするパーシー*1。 ・パーシーが笑顔で郵便貨車を牽引して駅に入線するシーンが有るが、本編では困った顔に差し替えられている。 ・パーシーが郵便貨車を牽引してエルスブリッジ駅で配達するシーンがあるが、尺の都合上カットされる。 ・一瞬だが、鶏小屋にされたバルジーが映る場面が存在する。 ・こうざん鉄道の機関車が一切登場しないエピソードで有るが、冒頭で『こうざん鉄道のテーマ』が流れる*2。 ・未公開シーンではトーマスとパーシーがエルスブリッジ駅に居るシーンが有る。 ・第20シーズンで「バートのしかえし」が映像化される迄はこの話が最後の「汽車のえほん」原作をそのまま映像化したエピソードだった。 ・しあいちゅうだんに続いて一瞬、鶏小屋にされたバルジーが映る。 | ||
台詞 | ・ナレーター「毎朝、お客を乗せたバスのバーティーはクネクネと罷りくねった田舎道を駆け抜ける。入りベのついた橋を渡りトーマスの支線を通り過ぎていく、其れからバーティーは友達がすれ違うの見るとしさしげにクラクションを鳴らす。友達の名は郵便配達のトム・ティッパー。毎日トムは、ソドー島の中を楽しそうに走り回っている。彼は駅で停まると、トーマスやパーシーが牽いて来る郵便車から手紙や小包を受け取る。其れから村の彼方此方の農場や家に郵便を配達する。線路が通っていない所でも、トム・ティッパーが居る限り大丈夫、雨の日も晴れの日もポストの手紙が集められ、そして無事に配達される。列車が郵便袋を積み込むときも彼が手を貸してくれた。」 ・パーシー「やあトム、いつもありがとう!」 ・トーマス「本当に助かるよ、君って優秀な郵便屋さんだね。」 ・トム・ティッパー「それはどうも。でも、あのバンが無きゃ、手も足も出ないよ。俺達は息の合ったコンビなんだ。」 ・ナレーター「或る日、ホームにトムの姿が見えず、見慣れない郵便屋が郵便袋をドサッと降ろすと、そのままいなくなってしまった。」 ・パーシー「トムは一体、如何したんだろう?」」 ・パーシーの機関士「それに、あのバンも見えないぞ。あの郵便屋が不機嫌なのも無理無いな。自転車で郵便袋を運ぶんじゃ、誰だって惨めになるよ。」 ・ナレーター「翌朝、トムが居るのを見て機関車達は嬉しくなった。だがトムは浮かない顔だ。」 ・トム・ティッパー「バンは不経済だから使わないって、局長が決めたんだ。自転車だから、時間が掛かる。悪いけど手伝えないよ…。」 ・パーシー「何とか、トム・ティッパーを慰めなきゃ…でも如何したら良いのかな?」 ・ナレーター「パーシーが迷っていると大きな声が聞こえた。誰かが、トムを呼び止めている。」 ・トム・ティッパーを呼び止めた男性?「おーい!トップハム・ハット卿のオフィスに戻ってくれ!『大事な書類にサインが欲しいんだ』って!」 ・トム・ティッパー「やれやれ、全く嫌になっちゃうなぁ…増々配達が遅れちゃうよ…。」 ・ナレーター「彼は焦って不注意になっていた。自転車を郵便車に立て掛けると大急ぎで走っていった。」 ・パーシー「ちょっと待って!」 ・ナレーター「でも、トムはもう居ない。そして最悪な事に機関士が自転車に気づかないで、そのまま出発してしまったのだ。」 ・パーシー「わー!駄目だ!止めてぇ!大変な事になるよー!!」 ・ナレーター「その通りになった。機関士が大急ぎで列車を止める。皆が現場に駆けつけてみるとトムの自転車がバラバラになっていた。」 ・パーシー「ごめんなさい、ティッパーさん…」 ・トム・ティッパー「良いんだよパーシー、気にすんなって。君の所為じゃないんだから。こうなりゃ歩いて郵便は配達だ。まぁ、どうなる事やら…」 ・ナレーター「しかし、心配する事は無かった。翌日彼は嬉しそうにパーシーを待っていた。」 ・パーシー「お早う!あれ?かっこいいじゃない!新車?」 ・トム・ティッパー「そう、その通り。あの事故のお陰で良い事があったんだ。局長が配達用に新しいバンを買ってくれたんだよ。また自転車を買うよりずっと役に立つからね。これで又時間通りに配達出来るって訳だ。」 ・パーシー「はぁ、良かった~。僕も少しは役に立ったのかなぁ?まぁ、偶然かも知れないけどね!」 | ||
原作との相違点 | ・原作にバーティーの出番は無い。 ・原作では子供達がトムの自転車を壊した事になっているが、TV版ではトムとパーシーの機関士の不注意でトムの自転車が壊れてしまったシーンに変更された。 | ||
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン | ||
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・パーシー:中島千里 ・トム・ティッパー:林延年 ・トム・ティッパーを呼び止めた男性?:遠藤武 ・パーシーの機関士:小林俊夫 | ||
シリーズ前回 | ちょっとしたみもの | ||
シリーズ次回(英語) | クレーンのクランキー | シリーズ次回(日本) | ガミガミじいさん |
原作前回 | Stop Thief! | ||
原作次回 | Fish | ||
参照画像 | ・参照はゆうびんやとバン/画像? |