「遂に支配人は奴を役に立つ物に変えると言った。それ以来、彼は笑わなくなった。」
日本版タイトル | ガミガミじいさん | ||
---|---|---|---|
英語版タイトル | Granpuff | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー | ||
対応原作 | 第25巻『きえた機関車』 (第1話『おじいちゃんポッポ』) | ||
放送日 | ・1994年7月17日(英国) ・1995年10月16日(米国) ・1996年4月22日(オーストラリア) ・1998年1月14日(ドイツ) ・2009年7月24日(ハンガリー) | ||
話数 | 87 | ||
この話の主役 | デューク | ||
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、トビー、ダック、デューク、ファルコン、スチュアート、スマジャー (原作のみ:2号機関車?) | ||
登場キャラクターB | スカーロイ鉄道の赤い客車?、スカーロイ鉄道の青い客車? (なかまずかん2のみ:ヘンリー) | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ゴードン、スカーロイ、レニアス | ||
登場キャラクターD*1 | アルバート、ジム、ティム、ジェリー、アトラスとアルフレッド?、ジェニングス?、ジョン? | ||
登場人物A | ミッド・ソドー鉄道の乗客 | ||
登場人物B | スマジャーの機関士、スマジャーの機関助手、ミッド・ソドー鉄道の機関庫の作業員?、スカーロイの機関士、レニアスの機関士 | ||
登場人物C | デュークの機関士、サー・ハンデルの機関士、ピーター・サムの機関士 | ||
登場人物D | トーマスの機関士(言及のみ)、ロバート・チャールズ・ノランビー公(言及のみ) | ||
あらすじ | ・昔々、ミッド・ソドー鉄道に3台の機関車が仲良く仕事をしていました。しかしある日、ミッド・ソドー鉄道が閉鎖される事になり…。 | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・アールズデール機関庫? ・デュークの機関庫 ・アールズデール駅 ・山腹の線路 ・スカーロイ駅 ・レニアス駅 ・レニアス高架橋 ・グレンノック駅 ・レニアス機関庫 ・スマジャーが脱線した線路? ・ソドー金鉱山 ・スカーロイスレート採石場 | ||
メモ | ・スチュアート(後のピーター・サム)、ファルコン(後のサー・ハンデル)、デュークが初登場する。 ・このアニメで、シリーズ初の蒸気機関車の悪役が登場する*2。 ・スマジャーは現時点ではこのエピソードのみの登場。 ・デュークが言っていた「閣下」は4代目公爵ロバート・チャールズ・ノランビー公のことで、後に登場する5代目公爵リチャード・ロバート・ノランビー公の事ではない。 ・風間信彦さんのスマジャーは最初で最後となる。 ・スカーロイとレニアスは顔が映らない様にしている。 ・この話のヘンリーとゴードンは第3シーズン『ぼうけんいっぱいのクリスマス』、トビーは『ゴードンとゆうめいなきかんしゃ』、トーマスは『トードのめいあん』、パーシーは『さかなにはきをつけろ』、ダックは前回に続いて終始走っていない。 ・この話は次回の『ねむりひめをさがせ』に続く。 ・この回で学べるのは「良薬は口に苦し」と言う事*3。 | ||
原作との相違点 | ・原作では最初からデュークの昔話が始まるが、TV版ではトーマス達がデュークの昔話を語り始めている。 ・原作ではスマジャーの立場はスタンリー(2号機関車)?になっている。 ・原作のラストではスチュアートとファルコンがこうざん鉄道にやって来ている。 | ||
台詞 | ・ナレーター「凍りつく様な風が吹き付けるある冬の夜、機関車達はなかなか眠れなかった。」 ・トビー「ねえ、皆で何かお話でもしない?」 ・パーシー「良いね。ちょっと怖いお話が良いよ!」 ・ダック「でも、ハッピーエンドじゃなきゃやだなぁ・・・。」 ・トーマス「じゃあ、僕が機関士から聞いた話をしよう。」 ・ナレーター「皆が耳を傾けた...。昔昔ある所に小さな機関車がいた、彼らは小さな機関庫に住んでいる。名前はデューク、スチュアート、そしてファルコンだ。デュークが一番年寄りでその名前はソドー公爵閣下の名前を付けられた。それが彼の誇りで、兎に角お行儀には喧しかった。誰かがちょっと失敗すると、デュークは決まってこう言う。」 ・デューク「閣下に申し訳ない事だ・・・!!」(初台詞) ・ナレーター「色んな機関車が来ては去って行くが、デュークだけは、ずっと同じ場所にいた。スチュアートとファルコンは彼を"ガミガミじいさん"と呼んている。彼の事は大好きだけど閣下の連発にいい加減うんざりしていた。時々2台はからかう。」 ・スチュアート「ガミガミじいさーん!」(初台詞) ・ファルコン「ずっとここに居座るつもりー?」(初台詞) ・デューク「全く!お前らときたら口ばかり達者で・・・!!先が思いやられるよ・・・!!」 ・スチュアート「若い証拠さ!心配するなって。」 ・デューク「いやいや、そんなこっちゃ…スマージャみたいな最期を迎えるぞ!」 ・ファルコン「一体何が有ったの?」 ・デューク「スマージャは鼻持ちならない奴だった。荒っぽい走りをしてしょっちゅう脱線しておった。わしは用心する様に言ったが奴は耳を貸さなかった。」 ・スマジャー「ちょっとの脱線くらい、誰も気にしないさ!!」(初台詞) ・デューク「わしが気にすると言ったら奴はせせら笑った。」 ・スマジャー「ハハハハハハハッ!!」(人形劇時代最後の台詞) ・デューク「遂に支配人は奴を役に立つ物に変えると言った、それ以来、彼は笑わなくなった。」 ・スチュアート「何故!?支配人は何をしたの!?」 ・デューク「支配人は奴を発電機に変えたのさ。奴はまだ機関庫の後ろに居る。もう二度と動けんよ。」 ・ナレーター「その話を聞いてから、スチュアートとファルコンは本当に役に立つ機関車になり3台は何年も幸せに暮らした。...だが、その幸せは続かなかった。陵にある炭鉱が閉鎖されて鉄道も閉鎖になったのだ。機関車を買う為、お客がやって来た。」 ・ミッド・ソドー鉄道の乗客「スチュアートとファルコンを買おう。」*4 ・ナレーター「誰も年老いたデュークを欲しがらない。」 ・スチュアート「元気出してよ爺さん。その内良い線路を見つけて又一緒に暮らそうよ。」 ・ナレーター「彼等はデュークを元気づけようとしたが、その夢が実現するとは誰も思わなかった。最後に機関士と助手がデュークに油を指し、グリースを塗った。そして、シートを被せてさよならを言った。彼等も新しい働き口を見つけなければならない。デュークは独りぼっちになった。」 ・デューク「やれやれ、寝るとするかな。少しは暇つぶしになるだろう・・・。」 ・ナレーター「激しい冬の雨が丘の土を洗い流す。木が生い茂り、草も蔓延った。機関庫はすっかり埋もれてしまい、その中で眠る小さな機関車の事もいつしか忘れ去られていった…。」 ・パーシー「何だよトーマス。それじゃあハッピーエンドにならないよ!」 ・トーマス「まぁねぇ…。でもまだが続き有るんだよ。そのお話はまた今度ね…。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン | ||
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・ダック:塩屋浩三 ・デューク:佐藤正治 ・ファルコン:龍田直樹 ・スチュアート:里内信夫 ・スマジャー:風間信彦 ・ミッド・ソドー鉄道の乗客:森功至 | ||
シリーズ前回 (英語) | ぼうけんいっぱいのクリスマス(第3シーズン) | シリーズ前回 (日本) | ゆうびんやとバン |
シリーズ次回 | ねむりひめをさがせ | ||
原作前回 | ぶくぶくバルジー | ||
原作次回 | デュークとファルコン | ||
参照画像 | ・参照はガミガミじいさん/画像? | ||
リンク | https://www.youtube.com/watch?v=XHzItWT-N6k![]() |