トーマスとどうぞう

Last-modified: 2019-02-02 (土) 21:35:16

トーマスとどうぞう

日本版タイトルトーマスとどうぞう
英語版タイトルThomas and the Statue
脚本マーク・シール
放送日・2005年10月21日(英国)
・2005年10月23日(米国)
・2006年2月5日(ドイツ)
・2007年10月22日(ハンガリー)
・2008年12月3日(日本)
・2008年12月11日(オーストラリア)
話数232
この話の主役トーマス
登場キャラクターAトーマスエドワードゴードンパーシーエミリークランキー
登場キャラクターBヘンリージェームストビー
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人
登場人物Cアビー駅の作業員?ブレンダム港の作業員エドワードの機関士エミリーの機関士
登場スポットネビルの橋
ティッドマス機関庫
ブレンダム港
ソドー運送会社
メイスウェイト駅
機関車の銅像?
アビー駅
ピール・ゴッドレッド駅(言及のみ)
ウェルズワーズ駅(言及のみ)
あらすじ・ソドー鉄道を記念する銅像を公園に建てる事になった。銅像を港から運ぶ仕事を命じられたトーマスは、大きなシートに包まれた銅像の形を見て自分の姿にそっくりな事に気付く。嬉しかったトーマスは・・・。
メモエドワード第2シーズンおいかけるバーティー』以来、久々にトーマスに怒る*1
・この話からクランキーの声を黒田崇矢さんが担当する。
・この話のクランキー第8シーズンパーシーのだいしっぱい』に続いて終始笑わなかった。
台詞ナレーターソドー島は冬を迎えていた。木から葉っぱが落ち、田園には霧が低く立ち込めていた。ある寒い朝、特別な知らせを持って、トップハム・ハット卿機関庫へやって来た。」
トップハム・ハット卿「公園に銅像を建てる事になった。ソドー鉄道を記念する銅像だ。」
ナレーター「機関車達はワクワクした。トーマスブレンダムの港から銅像を運んで来る事なった。」
パーシー「一体、どんな銅像なのかな?」
トーマス「銅像を見たら、直ぐに戻って君に教えてあげるよ。」
ナレータートーマスブレンダムの港にやって来ると、クランキーがまだ銅像を降ろしている所だった。」
トーマス「もう一寸早くしてよクランキー、僕が一番に銅像を見たいんだ。」
ナレータークランキーは急がされるのが好きじゃなかった。」
クランキー「どうしてそんなに見えるのか?これが自分の銅像だと思っているのか?」(黒田崇矢さん演じるクランキーの初台詞)
ナレータートーマスは何も言わなかった。木箱が開く所を見るのを夢中だったのだ。銅像はとても大きなシートに包まれている。何処かで見たような形をしている。手前は高い煙突の様な形をしていて、後ろの方は幅が広くなっている。まるでトーマスの姿にそっくりだった。其れを見てトーマスはワクワクしてきた。」
トーマス「若しかしたらこれ…本当に僕の銅像かも知れない!」
ナレーター「その夜、トーマスに銅像の話をしたくてたまらなかった。でも、彼が機関庫に戻ると、皆はもう寝ていた。トーマスは興奮して眠れなかったので、汽笛を鳴らし、パーシーを起こした。」
トーマスパーシーパーシー、あの銅像は僕だと思うんだ。」
パーシー「そうなの…其れは良かったねェ…。」
トーマス「僕の銅像が出来るなんて凄いや!」
ナレータートーマスは朝が来るのを待ちきれなかった。翌朝、機関車達はトップハム・ハット卿から洗車場へ行く用を言われた。でも、トーマスだけは銅像の取り付けに必要な物を取りに行く様言われた。彼はまずウェルズワーズ駅に行った。銅像を建てる為の土台を運ぶのだ。」
トーマス「僕の銅像を見るのを楽しみだねエドワード。」
エドワード「まだ、の銅像かどうか解らないじゃないか。」
ナレータートーマスは聞いていなかった。トーマスは次に、メイスウェイト駅にやって来た。トップハム・ハット卿が挨拶する時の台を運ぶのだ。」
トーマス「ねえ見てエミリー、僕の銅像を披露する時きっとトップハム・ハット卿がスピーチにするんだよ。」
エミリー「一寸待って、誰が貴方の銅像だって言ったの?」
トーマス「見れば解るさ。」
ナレータートーマスはそう言うと走り出した。荷物が降ろされる所へパーシーがやって来た。トーマスパーシーにも自分の銅像の話を始めた。」
パーシー「もう銅像の話はやめてよ!」
ナレーターパーシーが怒ったので、トーマスは吃驚した。」
パーシー「その話はもう誰も聞きたくないと思っているよ。皆、の話をしたくないと思っているし、勿論僕もね。」
ナレータートーマスは一人ぼっちになってしまった。もう誰もトーマスに話しかけてくれない。彼はとても寂しかった。トーマス機関庫に向けて走り出した。酷い雪が降り始めていた。だが、トーマスは出来るだけ早く速く走った。早く友達と仲直りをしたかったのだ。トーマス機関庫に着くと、心配そうな顔をしたトップハム・ハット卿が待っていた。」
トップハム・ハット卿「この雪で、ピール駅の線路が塞がれてしまった。此れでは君達が銅像の発表会に行けないだろう。」
トーマス「僕が雪を退かします。皆にパーティーに行って欲しいんです。」
ナレーターは驚いた。トーマスが雪掻きが好きじゃない事を知っていたからだ。其れに雪掻きをしていたらトーマスは発表会に遅刻してしまう。だが、トップハム・ハット卿は喜んだ。」
トップハム・ハット卿「しっかり頼むぞトーマス。とっても大変な仕事だ。」
ナレータートーマスは走り出した。皆をガッカリさせたくなかったのだ。トーマスは皆に自慢をした事を恥ずかしく思った。誰も口を聞いてくれない物を当然だと思った。雪掻きが必要な線路は沢山有ったが、トーマスは遅刻してもう別に構わないと思っていた。トーマスの頑張りで、皆がピール駅に来る事が出来た。全員が銅像の側に集まる。銅像は雪に埋もれていたのが、太陽が輝き出すと同時に雪が解け始めた。トップハム・ハット卿が機関車全員の事をどれだけ誇りに思っているかスピーチした。でも、機関車達はトーマスが自慢した事にまだ怒っていた。丁度その時だ、大きな音を立てて雪の塊が銅像から滑り落ちた。雪の塊が次々と落ちていき、遂に銅像が姿を現した。機関車達は吃驚した。」
ゴードン「驚いたなぁ!トーマスの銅像じゃないぞ!」
パーシー「本当だねェ。此れは僕達皆の銅像だ!」
ナレーター「皆大喜びだった。其処へトーマスがやって来た。彼は銅像を見てとても驚いた。」
トーマス「僕の銅像じゃなかったんだ。」
ナレータートーマスは安心した同時にとても幸せな気分になった。」
トーマス「皆の事を怒らせて本当にごめん。でも良かった。僕達全員の銅像なんて最高だよねェ。」
ナレーター全員がそう思った。」
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国CVナレーターマイケル・ブランドン
日本CVナレーター:ジョン・カビラ
トーマス:比嘉久美子
エドワード:佐々木望
ゴードン:三宅健太
パーシー:神代知衣
エミリー:山崎依里奈
クランキー:黒田崇矢
トップハム・ハット卿:納谷六朗
シリーズ前回(英語)まほうのランプシリーズ前回(日本)ジェームスについていく
シリーズ次回(英語)ヘンリーとはたのぼうシリーズ次回(日本)ゆうかんなスカーロイ

*1 前回は乗客の事で、今回は銅像の形の事。