「パーシー、気を付けて行け!!タールはベタベタしているぞ!!」
日本版タイトル | パーシーのだいしっぱい |
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英語版タイトル | Percy's Big Mistake |
脚本 | アビ・グラント? |
放送日 | ・2004年8月22日(英国) ・2004年9月26日(米国) ・2006年4月17日(韓国) ・2006年5月5日(日本) ・2006年5月11日(ドイツ) ・2006年10月13日(ハンガリー) ・2006年11月26日(オーストラリア) |
話数 | 187 |
この話の主役 | パーシー |
登場キャラクターA | トーマス、ゴードン、パーシー、クランキー |
登場キャラクターB | ハリー、バート、ハーヴィー |
登場キャラクターC | エドワード、ジェームス |
登場人物A | トップハム・ハット卿、港の主任?、パーシーの機関士 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ティッドマス機関庫の転車台の作業員、ウェルズワーズ操車場の小型転車台の作業員?、青いオーバーオールの作業員、ハーヴィーの機関士、ウェルズワーズ駅長 |
登場人物C | 子供達 |
登場スポット | ・ブレンダム港 ・ティッドマス機関庫 ・ウェルズワーズ駅 ・ウェルズワーズ操車場 ・ウェルズワーズ操車場の小型転車台? ・ゴードンの丘 ・ハーウィン・クロカ運河?(未公開シーン) |
あらすじ | 失敗ばかり起こすパーシー、パーシーはトップハム・ハット卿が機関士と話しているのを聞いてしまいます。 |
メモ | ・スクラップにされる事に不安を抱くパーシー。 ・港の主任?、第5シーズン『みどりのくじら』以来久々に喋る。 ・あの時のジェームスと同様、タール塗れに成るゴードン。 ・何故かタンク車でなく、無蓋貨車で運搬されるタール。 ・あの時のクランキーに続いて、線路の上にパイプを撒き散らすパーシー。 ・パーシーにキレるゴードン。 ・この話のハーヴィーは初めて終始笑わなかった話であり、エドワードは第7シーズン『ゴードンとスペンサー』、ゴードンとジェームスは『パーシーのいったとおり』、クランキーは第6シーズン『ジェットエンジンのトーマス』に続いて終始笑わなかった。 ・ハーヴィーとジェームスは今回は台詞無し。 ・第3シーズン『ディーゼルがかえってきた』以来パーシーの疲れ切った顔がトーマスの顔に成っている。 ・江川央生さんのクランキーの声はこの話で最後となる。 ・未公開シーンでは何故か、パジャマ姿のトップハム・ハット卿がトーマスに乗っているシーンや運河でパイプを落とすパーシーの画像が存在する。 ・盗み聞きをしないと決めたパーシーだが、数年後にまたしても他人の話を盗み聞きしてしまう。 |
台詞 | ・ナレーター「パーシーは車両を入れ替えたり、引っ張ったり出来る小さな緑色の機関車だ。彼は貨車も客車も引っ張る。港で働き、石切り場で働いている。パーシーのお気に入りは郵便配達の仕事だ。でも、パーシーはやる事が一杯有って、遅刻してしまう事が有る。ある日パーシーは、ブレンダムの港に遅れて到着した。」 ・港の主任?「パーシー、又遅刻だぞ!!」 ・ナレーター「港の主任?が、トップハム・ハット卿に苦情を言うと息巻いている。パーシーがティッドマス機関庫に戻って来た。他の機関車達はもう眠りに就いている。しかし、機関庫の反対側から声が聞こえて来た。トップハム・ハット卿の声ではないか、其れもパーシーの機関士と話している。パーシーは聞かない様にしたが、如何しても耳が重なってしまう。」 ・トップハム・ハット卿「パーシーの奴、今週は頻繁に遅刻してるそうじゃないか、明日はスクラップ工場に行く様に!」 ・パーシー「如何しよう!トップハム・ハット卿が僕をスクラップにしようとしている…。」 ・ナレーター「パーシーは心配で一睡も出来なかった。翌朝、太陽が輝き、小鳥が囀っていた。しかしパーシーは不安で一杯だ。」 ・パーシー「トップハム・ハット卿が僕をスクラップにしようとしている。僕が遅刻するからなんだ…!」 ・トーマス「トップハム・ハット卿は本当に役に立つ機関車をスクラップにしたりしないよ。パーシー、君は本当に役に立つ機関車だよ。」 ・ナレーター「パーシーは、少し気分が良くなった。然し時計を見ると…」 ・パーシー「大変だぁー!!!!又遅刻してしまうーーーー!!」 ・ナレーター「パーシーは、一目散に飛び出して行った。もし、パーシーが遅刻しなかったら、トップハム・ハット卿もスクラップ工場なんかにやらない筈だ。パーシーの最初の仕事は、ブレンダムの港からパイプを運ぶ事だ。然し、到着してみるとクランキーはまだ積荷を降ろしていない。」 ・パーシー「クランキー、急いでよ!!鈍間なんだから!!僕は遅刻出来ないんだ!!」 ・クランキー「俺には、俺のペースが有るんだよ!!」(江川央生さんのクランキーの最後の台詞) ・ナレーター「そう言うとクランキーは前に下ろしてゆっくりと仕事をしだした。クランキーの仕事が終わるや否やパーシーは飛び出した。待ちきれなくてパイプも縛らずにパーシーがカーブを曲がるとパイプが滑ってばらばらと線路に零れ落ちた。だがパーシーはそのまま走って行く。パーシーはパイプを届けると次の仕事に向かって出発した。今度は道路の補修工事をしている作業員にタールを運ぶ仕事だ。」 ・パーシーの機関士「パーシー、気を付けて行け!!タールはベタベタしているぞ!!」 ・ナレーター「然しパーシーは気を付けるどころか、猛スピードで走って行く。パーシーがゴードンの丘を勢いよく下って行く。ゴードンと急行列車が目に入った時には、既に手遅れだった。ブレーキ車がゴードンをすれ違う、しかしタールを乗せた貨車は…!!幸いにも怪我人は出なかった。然し、ゴードンはカンカンだ。」 ・ゴードン「お前、何て事をしてくれたんだ!!これを見てトップハム・ハット卿は何て言うかな!?」 ・ナレーター「パーシーはゴードンも知っていると思った。」 ・パーシー「あぁ~!!どうしよう・・・!今度こそスクラップにされるよぉ・・・!!」 ・ナレーター「其処でパーシーは逃げる事にした。ハーヴィーがタールの貨車を片付けている。其処へトップハム・ハット卿が到着した。」 ・トップハム・ハット卿「パーシーは何処に居る!!彼奴は混乱と遅れを招いた!!」 ・ナレーター「ゴードンは知らなかった。」 ・ゴードン「あっと言う間に行っちゃいました・・・!」 ・トーマス「パーシーは、トップハム・ハット卿の話を聞いちゃったんです!それで、スクラップにされると思い込んで・・・!」 ・トップハム・ハット卿「そう言う事なら、パーシーと話をせねばならんなぁ。パーシーを探すのを手伝ってくれ。」 ・ナレーター「皆が、パーシーを探している。高い所から低い所。始発から終点迄、隈無く探したが、パーシーは何処にも見当たらなかった。」 ・パーシー「僕はどうなるんだろう・・・。」 ・ナレーター「しかし、返事をしてくれる者は誰も居ない。パーシーは小さくなったように見えた。トーマスとトップハム・ハット卿は、支線を走りながらパーシーを探している。その時、トーマスはピンと来た。」 ・トーマス「トップハム・ハット卿!パーシーが何処に居るかわかりました・・・!」 ・ナレーター「トーマスは全速力でティッドマス機関庫に駆け戻った。トーマスが機関庫にやって来た。中はシーンと静まり返っている。」 ・トップハム・ハット卿「パーシー、そこに居るのかい?」 ・パーシー「どうか、僕をスクラップにしないで下さい!!悪気が有って遅刻したり、トラブルを起こしたりした訳ではないんです!!」 ・トップハム・ハット卿「誰がスクラップにすると言った!!。御前は何を誤解しとるんだ。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿が話し出した。」 ・トップハム・ハット卿「わしは機関士にこう言ったんだ。パーシーが遅刻するのは働き過ぎるだからだ。だから、スクラップを精錬所を迄運んだら、今週ずーっと郵便を運ばせる事にしよう。わしはそう言ったのだ。」 ・ナレーター「パーシーは喜んだ。」 ・パーシー「それって本当ですか!?一週間ずーっと郵便を運べるなんて有り難うございます!」 ・ナレーター「パーシーは嬉しくて汽笛を鳴らし続けた。トーマスも鳴らした。友達が戻って来て本当に良かった。其れから、一週間パーシーは郵便を運んだ。遅刻も失敗もしなかった。たったの一回も、パーシーはもう二度と盗み聞きはしないと決めた。自分が勝手に思い込む事はやめた。」 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ゴードン:内海賢二 ・パーシー:中島千里 ・クランキー:江川央生 ・トップハム・ハット卿:青野武 ・港の主任?:川津泰彦 ・パーシーの機関士:高戸靖広 |
シリーズ前回(英語) | トーマス、きゅうばをすくう | シリーズ前回(日本) | トビー、きみならできるよ |
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シリーズ次回(英語) | トーマスとエミリーとゆきかき | シリーズ次回(日本) | ジェームスのあたらしいとそう |
参照画像 |