「よくやったパーシー、お前が素早く逃げてくれたおかげで恐ろしい事故は避けられた!」
日本版タイトル | パーシーにげだす |
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英語版タイトル | Percy Runs Away |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年12月4日(英国) ・1987年4月28日(オーストラリア) ・1989年3月26日(米国) ・1990年7月24日(日本) ・1993年6月1日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月13日(ドイツ) ・2008年1月9日(ハンガリー) |
話数 | 17 |
この話の主役 | パーシー |
登場キャラクターA | エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、無蓋貨車 |
登場キャラクターB | トーマス、アニーとクララベル |
登場キャラクターC | なし |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ロアー・サドリー駅の作業員 |
登場人物B | パーシーの機関士、パーシーの機関助手 |
登場人物C | トーマスの機関士、ゴードンの機関士 |
登場人物D | 信号手(言及のみ)、ロアー・サドリー駅の駅員(誤訳による言及のみ)*1 |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード駅 ・ロアー・サドリー駅 ・石切り場(言及のみ) |
テーマ | ・忙しい駅 ・暴走 |
あらすじ | ・前回のストライキを反省したゴードン達は機関庫から出してもらう。ところがある日、パーシーはエドワードに『本線に入ったら、信号手に汽笛で知らせる様に』と言われた事を忘れてしまい、まっしぐらに突進してきたゴードンと衝突しかける。その際にパーシーが執った行動とは…?! |
対応原作 | ・第5巻『やっかいな機関車』 (第4話『いちもくさんのパーシー/パーシーのしっぱい』) |
メモ | ・前回ストライキを起こしたゴードンとジェームスとヘンリーの謹慎処分が解除される。 ・ゴードンに敬語で謝罪するパーシー*2。 ・トーマスとゴードンとエドワードとジェームスとバーティーに続いて普段より速く走るパーシー。 ・終盤のゴードンとパーシーがナップフォード駅にいるシーンでゴードンがつまらなさそうな顔をしている*3。 ・パーシーに突進して来る際のゴードンの雄叫びがかなり凄まじい。 ・土手に突っ込んだパーシーを掘り出していたのは英米版では作業員(Workman)と明言されているが、日本語版では「駅員」と誤訳されている。 ・後にパーシーは似たような目に遭う*4。 ・トーマスがパーシーと入れ違いに出発するシーンで、アニーとクララベルのネームプレートが無くなっている*5。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『せんろのうし』になっている。 |
原作との相違点 | ・原作の挿絵ではトーマスとヘンリーの姿が描かれていない。 ・トップハム・ハット卿がゴードン達に諭す台詞が異なっており、原作絵本及び人形劇英国版では「君達が居なくても何とかなる」と言っているのに対し、人形劇米国版と日本語版では「鉄道ではどんな仕事も大切だ」と言っている。 |
台詞 | ・ナレーター「ヘンリーとジェームスとゴードンは惨めだった。彼等は勝手な態度を執った罰として、暫く閉じ込められていた、外に出られる日を待ち焦がれている、やっとトップハム・ハット卿が顔を出した。」 ・トップハム・ハット卿「懲りたかね?鉄道ではどんな仕事でも大切なんだ。今は小さな機関車達が立派にやっている。しかしお前達が一生懸命働くと言うのなら出してやってもいいぞ。」 ・ゴードンとジェームスとヘンリー「勿論です、一生懸命働きます!」 ・トップハム・ハット卿「よし、解った。しかし移動作業は嫌だ等と二度と言ってはいかんぞ。」 ・ゴードンとジェームスとヘンリー「はい!」 ・ナレーター「それからハット卿はパーシーとエドワードとトーマスに言った。」 ・トップハム・ハット卿「2、3日支線で遊んでもいいぞ」 ・ナレーター「トーマスは大喜びでアニーとクララベルを探しに行った。アニー達も再びトーマスに遭えて大喜びだ。エドワードとパーシーは貨車と遊んでいる。」 ・無蓋貨車「やめろ!やめてくれぇぇぇ!!」 ・ナレーター「彼らがどんどん引き込み線に入れるので、貨車は悲鳴を上げる。でも、二人は笑いながら貨車がきちんと整列する迄移動作業を続けた。そしてエドワードは空の貨車を石切り場迄運んで行った。パーシーは一人っきりになった。でも彼はヘッチャラだ。列車を眺めては機関車を揶揄った。」 ・パーシー「急げ急げ!」 ・ナレーター「彼が茶化すと機関車達が怒った。大仕事を終えてパーシーは信号手がポイントを切り替えてくれるのを待った。エドワードがパーシーに注意した事が有る。」 ・エドワード「本線にいる時は信号手に汽笛で知らせるんだ。」 ・ナレーター「でも、パーシーはそれを忘れていた。忙しい信号手も彼の事を忘れてしまっている。彼は待ち続けた。いつまでもポイントが切り替えられないので動けない。仕方無く前を見上げた。」 ・パーシー「うわあああ!大変だぁー!!」 ・ナレーター「ゴードンの急行列車が目の前に迫ってくる…!」 ・ゴードン「イ゙ェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!そこをどけぇぇぇえええ!!!」 ・ナレーター「パーシーは目を開けた。ゴードンはパーシーのほんの少し前で止まっている。でもパーシーは動き出した。」 ・パーシー「こんな所いやだ!!逃げちゃおう!!」 ・ナレーター「後ろ向きで駅を走り抜けた。あまりにも怖かったのでゴードンの丘さえ止まる事無く一気に駆け上ってしまった。もうクタクタだったが止まる事が出来ない。スチームを止めたりブレーキを掛けたりする機関士が居ないのだ。」 ・パーシー「止りたいよぉ!止まりたいよぉぉ~~!」 ・ナレーター「信号所の係員がパーシーの緊急事態を見て急いでポイントを切り替えてくれた。パーシーはヘトヘトになりながら待避線の大きな土手に乗り入れた。」 ・パーシー「止まりたいよっ!止まりたいよぉぉ~~!!あっ、止まった…?」 ・ロアー・サドリー駅の作業員「気にするなよ、パーシー。」(初台詞) ・ナレーター「駅員達が彼を掘り出してくれた。」 ・ロアー・サドリー駅の作業員「水を飲んで石炭を貰えば気分も良くなるさ。」 ・ナレーター「軈て、ゴードンがやって来た。」 ・ゴードン「よくやったパーシー。お前が素早く逃げてくれたおかげで恐ろしい事故は避けられた!」 ・パーシー「今迄生意気な真似をして、ごめんなさい!」 ・ゴードン「ちゃんと止まれたじゃないか!」 ・ナレーター「それからゴードンは、パーシーを土手から引っ張り出してくれた。今では二人は良い友達だ。そしてパーシーは本線に居る時、とても気を付ける様になった。」 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・無蓋貨車:里内信夫 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ロアー・サドリー駅の作業員:遠藤武 |
シリーズ前回 | きかんこのもめごと |
シリーズ次回 | ヘンリーのせきたん |
原作前回 | やっかいな三だいの機関車 |
原作次回 | ヘンリーと石炭 |
参照画像 | ・参照はパーシーにげだす/画像? |