日本版タイトル | ヘンリーのせきたん |
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英語版タイトル | Coal/Henry's Special Coal |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年12月4日(英国) ・1987年4月29日(オーストラリア) ・1989年4月2日(米国) ・1990年7月31日(日本) ・1993年6月3日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月16日(ドイツ) ・2008年1月9日(ハンガリー) |
話数 | 18 |
この話の主役 | ヘンリー |
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、ジェームス |
登場キャラクターB | エドワード、アニーとクララベル |
登場キャラクターC | なし |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、乗客 |
登場人物C | ウェルズワーズ駅の作業員 |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード駅 ・ウェルズワーズ駅 ・ナップフォードのバスの車庫 ・エルスブリッジ駅 |
テーマ | ・悲しいヘンリー ・ヘンリー |
あらすじ | ・ヘンリーは質の悪い石炭のせいで調子が出ない。だが、ウェールズの石炭のお陰でいつも以上に元気が出た。 |
対応原作 | ・第6巻『みどりの機関車ヘンリー』 (第1話『ヘンリーと石炭』) |
メモ | ・この話のジェームスは前々回に続いて笑わなかった。 ・あの時のトーマスと同様、ヘンリーを罵倒するジェームス。 ・『トーマスのしっぱい』に続いて体調になるヘンリー。 ・トップハム・ハット卿が機関士の服装をするのはこの回のみ。 ・今回はエドワードとアニーは台詞は無し。 ・その場に居ない筈のジェームスにウェールズの石炭を取りに行かせるトップハム・ハット卿*1。 ・ヘンリーの外観が改造後になっているシーンがある。 ・遅れて到着したトーマスに対して第11話の台詞をそっくりそのまま返してお前呼ばわりするヘンリー*2。 ・第4話と第9話の使い回し映像有り。 ・原作第4巻同様、一部のシーンではヘンリーの車体の一部が青になっている*3。 ・石炭を持って居るヘンリーの機関助手の手をよく見ると、石炭を手にくっつける為の接合剤の様な物が付いている。 ・未公開シーンではヘンリーの汽笛をアップで映したシーンや、トップハム・ハット卿がヘンリーに何か言っている時、ヘンリーの左隣(前方から見ると右隣)にジェームスも居る*4。 ・パーシーが登場しない最初の話。 ・リマスター版ではマスターフィルムの劣化により、ウェルズワーズ駅の引き込み線に入るヘンリーが勢い余って駅舎にぶつかってしまい、その後引き込み線から動いてしまっているNGシーンが使用されている。 ・この話は次回の『フライング・キッパー』に続く。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『がんばりやのエドワード』になっている。 |
原作との相違点 | ・原作ではジェームスはヘンリーを笑っているが、TV版ではヘンリーに怒っている。 ・原作及び人形劇英国版ではトップハム・ハット卿はヘンリーに「君は金のかかる機関車だ」と言っているが、人形劇米国版及び日本語版では「ヘンリー、どうした?」と言っている。 |
台詞 | ・ナレーター「ある朝、ヘンリーは情けない気分でいた。列車を引っ張る時、調子が良い時と、まるで駄目な時が有るのだ。」 ・ヘンリー「…こんなに悩んでいるのに、誰も心配してくれない…。」 ・ジェームス「ハッ!馬鹿馬鹿しい!」 ・ナレーター「ジェームスが鼻で笑った。」 ・ジェームス「君は頑張りが足りないんだよ!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿がやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「ヘンリーどうした?部品もペンキも新しくしたのにちっとも良くならないな。もしお前が駄目な様なら、代わりの機関車に仕事をして貰うぞ?」 ・ナレーター「ハット卿の言葉を聞いて、ヘンリーと機関士や助手は悲しかった。ヘンリーがホームにやって来るとハット卿が待っていた。彼はいつもの帽子や上着を脱ぎ、作業着を着ていた。ヘンリーは何とかスタートしたが、機関助手はどうも気に入らない。」 ・ヘンリーの機関助手「ヘンリーの蒸気がおかしい。幾ら火を焚いても充分な熱が出ません。」(初台詞) ・ナレーター「…ヘンリーは精一杯頑張ったが、無駄だった。充分な蒸気が無いのだ。彼はエドワードの駅の外れで止まってしまった。」 ・ヘンリー「…何て事だ。ここから退かなきゃいけない。よっこらしょっと…!」 ・ナレーター「彼はやっとの思いで、待避線に入った。エドワードが列車を引き受けてくれた。ハット卿と機関助手がヘンリーのトラブルについて話し合っている。」 ・トップハム・ハット卿「君は何処が悪いと思うかね?」 ・ヘンリーの機関助手「失礼ですがハット卿、原因は質の悪い石炭だと思います。最近のは酷いんですよ。大きな罐の機関車なら大丈夫ですが、ヘンリーの罐は小さいので熱が出ないんです。ウェールズの石炭なら、よく走るんですがね…。」 ・トップハム・ハット卿「あれは値段が高いんだ。だが、ヘンリーにもチャンスをやらんとな。ジェームス、ウェールズの石炭を取って来い!」 ・ナレーター「石炭が運び込まれた時、ヘンリーと機関士達は奮い立った。」 ・ヘンリーの機関助手「さあ、皆に力を見せてやろう!」 ・ナレーター「機関助手は大きな石炭の塊に注意深く火を灯した。そして赤く燃えてる部分を小さい石炭で覆った。」 ・ヘンリー「火が消えてしまうよ!!」 ・ナレーター「ヘンリーは文句を言った。」 ・ヘンリーの機関助手「まあ見てろよ。此処ぞと言う時にぼうぼう燃える様になってるんだ」 ・ナレーター「機関助手の言葉は正しかった。ホームに着いた時、水がグツグツ沸騰し、勢い良く蒸気が出ていた。」 ・トップハム・ハット卿「調子はどうだ?ヘンリー。」 ・ヘンリー「最高です!」 ・トップハム・ハット卿「機関士、火の具合はどうだ?」 ・ヘンリーの機関士「ご機嫌ですハット卿!蒸気もたっぷりあります!」 ・トップハム・ハット卿「スピードの記録破りをするなよ、ヘンリーをあまり急かさんでな。」 ・ヘンリーの機関士「急かすどころか宥めるのに大変ですよ。」 ・ナレーター「ヘンリーにとっては素晴らしい一日になった。彼の人生でこんな気分の良い日は初めてだ。彼はグングン走ろうとしたが、機関士は押し止めた。」 ・ヘンリーの機関士「落ち着けよヘンリー。時間はたっぷりあるよ!」 ・ナレーター「列車は忽ち駅に着いた。そこへトーマスがやって来た。」 ・ヘンリー「何をやってたんだ?この怠け者!お前みたいな鈍間な機関車を待ってる暇は無いぞ!バイバーイ!」 ・トーマス「ひゃあぁ!驚いた!あんな凄い機関車、見た事有る?」 ・ナレーター「トーマスはアニーとクララベルに聞いた。でも、彼女達も首を振るばかりだった。」 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ヘンリー:堀川亮 ・ジェームス:森功至 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ヘンリーの機関士:里内信夫 ・ヘンリーの機関助手:遠藤武 |
シリーズ前回 | パーシーにげだす |
シリーズ次回 | フライング・キッパー |
原作前回 | パーシーのしっぱい |
原作次回 | フライング・キッパー号 |
参照画像 | ・参照はヘンリーのせきたん/画像? |