ミニゲーム/【VERUM REX -Beat of Lead-】

Last-modified: 2024-03-24 (日) 13:56:43

KHIII

本作で遊べるミニゲームの一種。
トイボックスのストーリー内にて、ソラヤング・ゼアノートによってこのゲームの世界に飛ばされ、強制的にプレイすることになる。恐らくはここもデータの世界と言えるだろう。

  • これをクリアすることで絆のお守り・ビットが入手できる。
  • クリアしてからはトイボックスでいつでも遊べるようになる。

ギガースを操縦して迫り来る敵のギガースたちを倒しながら得点を稼いでいく。

  • ソラ本人で直接戦うこともできるが、ここでのソラの強さは固定されており大して強くないのであまりお勧めできない。
    ギガースが破壊されても戦おうとせずに素直に乗り換えよう。

敵エネミー及びソラが搭乗できるギガースの仕様はトイボックスの通常フィールドで遭遇するものと同じなので、詳細については敵/【ギガース】を参照。
通常の三種以外にも、このミニゲームにしか登場しない特殊なギガースもいる。

  • この特殊ギガースにも乗ることができる。余裕があるなら試してみるのも一興。

敵に視点を向けたまま攻撃しつつ逃げる、所謂「逃げ撃ち」が基本となる。

  • FPSになれていないプレイヤーには難しいかも。

敵を連続して倒すとチェインボーナスが入り高得点が狙える。
余裕があるなら低級のギガースをすぐに全滅させずに時折狙うようにしてみるといい。


ステージにはトラップが設置してあり、うまく利用すれば敵を一掃できるうえ得点にボーナスがもらえる。

  • ヒートトラップ
    • ガスタンクの様なトラップ。ショットで爆発させられる。一番使いやすいトラップ。これで倒すと得点が2倍に。
  • スパークトラップ
    • ステージ中央地面に設置してあるバリア。ついたり消えたりしている。誘導するか上の足場を攻撃で崩して落とす。倒した際の得点が3倍に。
  • クレーントラップ
    • ステージ外周を移動しているクレーン。ショットで撃つと岩を落としてくれる。あてにくいが倒した際の得点が5倍に。

特殊な行動を行うことでクリア時にボーナスが入り、よりハイスコアを狙える。

ハイスコアのコツは

  • 「パンチマスター」と「ショットマスター」狙いでパンチとショットでそれぞれ15体程度倒しておく。
  • それ以外は「オールトラップ」や「トラップマスター」狙いですべての種類のトラップを使いつつ敵を倒す。トラップを使っていればたくさんの敵を同時に倒す「マルチクラッシュ」はとっていることが多い。
  • 「ワンギガース」狙いでギガースを乗り変えないようにする。
    • すべての種類のギガースで敵を倒す「オールギガース」というボーナスもあるが割に合わないので無視していい。
  • 「アルティメットエース」狙いで最後のボス出現後にノーダメージ(床含む)でボスを倒す。

ストーリーの強制ではないプレイ時にAランクをとると初回のみソラがフォーカスアスピルを覚え、加えてパワーアップがもらえる。
しかし、このミニゲームの真の価値は二回目以降にAランクをとるともらえる可能性のあるラックアップのついたマスターメダルだろう。

PLAY PLUSとVERUM REXについての考察

ギャラクシートイズ3階のゲームコーナーにゲーム機「PLAY PLUS」の試遊スペースがあり、「VERUM REX -Beat of Lead-」はそのコントローラーを調べることでプレイできる。
トイボックスはトイ・ストーリーシリーズの時系列における2と3の間の話であるが、初代トイ・ストーリーの年代を本国での映画公開の年と同じ1995年とすると、1の4年後である2は1999年、2の6年後である3は2005年にあたる。
そうすると1999年から2005年の間のどこかということになるが、KHIII時点ではアンディがまだおもちゃ離れをしていない年齢であろうことを鑑みると、1999年から+0~2年程度の経過というところだろうか。よって、PLAY PLUSは2000年発売のプレイステーション2あたりと同世代のゲーム機だと推定される。

  • テレビゲームコーナーに「AMAZING JAM 2001」というゲームのパッケージが存在するため、おおむね正しい考察かと思われる。
  • ちなみにトイ・ストーリー2にはSNES(海外のスーパーファミコン)が登場している。

なお、発売しているのは「Q.O.Games」という会社である模様。
ハード本体・コントローラー1個が同梱された通常版、ハード本体・コントローラー2個・周辺機器「PLAY PLUS PAD」・メモリーカードが同梱されたデラックスパックの2種類が発売されている。
ギャラクシートイズで取り扱っているのはPLAY PLUSの商品だけで、スーパーファミコン一強時代を思わせる様相を呈している。
 
周辺機器として売られているメモリーカードは8MB、16MB、64MBの3種類が確認できる。
PS2のメモリーカードは8MBなのでこれも同世代である根拠と言えるが、それにしても16MB→64MBの容量の開きは謎である。

  • 当時でも非正規品なら正規品より大容量のものがあったりはした。
  • 現実世界で64MBのSDカードが登場した頃はかなりの高級品だったが、PLAY PLUSメモリーカードの値札を見ると8MBと64MBで倍程度の差しかない。背景にここまで細かい突っ込みを入れるのはさすがに野暮というものだろうか?
  • あるいは、上述のトイボックスの時間軸と思われる2000年前後と言えば「KHI」の誕生に大きな影響を及ぼしている「スーパーマリオ64」や「ゼルダの伝説 時のオカリナ」、そして後のシリーズでソラが参戦することになったスマッシュブラザーズシリーズの第1作「ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ」を輩出した名ハード「NINTENDO64」が現役だった頃でもあるので、それにちなんだ「64」なのかもしれない。

また、周辺機器でコントローラー用のケーブルも販売されている。
本体パッケージを見る限りコントローラーは有線接続のようだが、ワイヤレスにも切り替えられるのだろうか。


「VERUM REX」は新作のPLAY PLUS用ソフトで、発売はスクウェア・エニックス。
ギャラクシートイズでは大々的に売り出されているが、パッケージやポスターには「-Beat of Lead-」の表記はない。

  • パッケージは2種類あり、CMによるとヨゾラが階段に座っているのが通常版、剣のみが写されているのが限定版のようだ。
  • トイボックスはトイ・ストーリーシリーズにおける正史のため、トイ・ストーリー世界にスクウェア・エニックスが存在することが確定したわけである。
    • 実際のスクウェア・エニックスの誕生は2003年なので、トイ・ストーリー世界のスクウェアとエニックスの合併はこちらの世界とは経緯が異なったりするのかもしれない。

試遊機の傍に陳列されているのも限定版の「VERUM REX」で、もし「Beat of Lead」がスピンオフ等の別作品であればそれが陳列されているはずである。
もしかしたら「Beat of Lead」は「VERUM REX」内のミニゲームなのかもしれない。
普通ならKHシリーズのように「NEW GAME」や「LOAD」があっていいはずだが、「Beat of Lead」のタイトル画面には「Begin the game」「Game help」「Exit Game」しかない点もその信憑性を高めさせる。
ギャラクシートイズでの売り出し方やCMのプロモーションを見ると、トイ・ストーリー世界では主人公であるヨゾラたちを差し置いてギガースのアクションフィギュアが目玉商品になっているようなので、ギガース人気を受けてギガースを思う存分操作できるミニゲームをDLCで実装した、なんて線も考えられる。

  • PS2はDLC非対応だが、PS2より遅れて発売された同世代機のXboxはDLCに対応していたので、PLAY PLUSもDLC対応機である可能性はある。
  • ここはシークレットムービーでヨゾラが登場した世界とは違うのだろうか?