ver7.6.0にアップデートする。

Last-modified: 2022-07-02 (土) 15:48:08

ver7.1.0 から ver7.6.0 へのバージョンアップです。
Light.vnサンプルのスクリプトなどを比較して、変更になったコマンドや記述をみていきます。


以前のバージョン内の記述などを変更しないと、機能しなかったりエラーがでてしまうポイント。

  • Ver7.6.0 アップデート内容(2021/09/10) から
    • 文字窓の横幅・縦幅ゼロより大きな数値であることが必須に変更されました。
    • コマンド「砂時計解除」が廃止され、砂時計はこれから「アウト」で削除可能になりました。
    • トラックバー」の記述の仕方が更新されました。
    • コマンド「ループ終了」が廃止され、ループだけでなく現在行われている演出変化を終了させる「変化終了」が追加されました。
    • コマンド「シスボタン」が廃止されました。
    • 文字窓待機絵」の仕様が変更されました。
    • ボタン文字」の仕様が変更され、対象の文字の子として文字を追加するようになりました。
      • ボタン文字への文字関連コマンド適用において、ボタンの個体名の末尾に「_text」を付与した対象名にすることが必須になりました。
    • コマンド「文字窓スキン」の仕様が変更され、対象の文字窓の子として絵を追加するようになりました。
    • コマンド「ボタン活性スタック」が追加されました。
    • フォルダ「Particles」がフォルダ「Images」内に移動になりました。
    • コマンド「イベント」およびスクリプト「sys_events.txt」が追加され、ロード後の処理がカスタマイズできるようになりました。
    • システムのスクリプト記述が一部変更となっています。
      (テキストボックス・バックログ・コンフィグ・サウンド・ボイス・インフォ・セーブ・ロード・メニュー・ダイアログ・ページ)
      • メッセージスクリプトの特殊性を削除したことにより、ダイアログ「sys_msg.txt」スクリプトの記述が変更になったことは重要です。


  • 今回のアップデートでは「Particles」フォルダが削除されました。
    「Particles」フォルダは「Image」フォルダ内に移動させておきましょう。
    制作した作品のバージョンアップの際は「BGM」「Fonts」「Image」「Movie」「Particles」「Patch」「SaveData」「Screenshots」「Scripts」「SFX」「Voices」の素材フォルダを ver7.6.0フォルダの方に移動しましょう

    ver7.6.0フォルダ


  • SaveDataフォルダ内のファイルは全て削除しておきましょう。
    ※旧セーブデータをそのまま使用するとLight.vnが正しく動作しないことがあります。

    SaveDataフォルダ


テキストボックス(textbox.txt)

テキストボックス


  • ゲーム内の「キャラ名表示」に関するスクリプトが一新されました。
    該当する箇所を全て変更しましょう。
  • -----」はバックログに表示される「区切り線」の長さになります。

    textbox.txt


バックログ画面(sys_backlog.txt)

バックログ画面




コンフィグ画面(sys_config.txt)

コンフィグ画面



サウンド設定(sys_config-sound.txt)

サウンド設定画面

  • ページ(sys_config-pages.txt)」内スクリプトの変更により、「スクリプト」の指定先が変わっています。
    該当する箇所を変更しましょう。

    sys_config-sound.txt

  • ボタン単独活性化」が削除されました。
  • シスボタン」が「ボタン」に変更されました。



ボイス設定(sys_config-voice.txt)

ボイス設定画面

  • ページ(sys_config-pages.txt)」内スクリプトの変更により、「スクリプト」の指定先が変わっています。
    該当する箇所を変更しましょう。

    sys_config-voice.txt

  • ボタン単独活性化」が削除されました。
  • シスボタン」が「ボタン」に変更されました。
  • トラックバー」が更新されたため、記述が変更になっています。今回から縦表示・横表示の選択が可能になっています。


インフォ設定(sys_config-info.txt)

インフォ設定画面

  • ページ(sys_config-pages.txt)」内スクリプトの変更により、「スクリプト」の指定先が変わっています。
    該当する箇所を変更しましょう。

    sys_config-info.txt

  • ボタン単独活性化」が削除されました。
  • シスボタン」が「ボタン」に変更されました。
  • 各ボタンをフェードインさせるために「.イン sys_.* 300」が追加記述されました。


セーブ画面(sys_save.txt)

セーブ画面

  • ボタン単独活性化 ~save_」が「ボタン活性スタック push ~save_」に変わりました。
    該当する箇所を変更しましょう。

    sys_save.txt

  • コマンド「イベント」の実装と「イベント(sys_events.txt)」追加により、「イベント load 後 スクリプト system/sys_events.txt load_after」が追加記述されました。
    これでロード後の処理のカスタマイズが可能になりました。
  • 「ボタン活性スタック」調整のため、背景画像の個体名が「~save_menu」から「~menu_save」に変わりました。
  • 栞 display_fadein」以下「栞 display_immediate」以下のスクリプトが追加されました。
    ボタンのフェードインなどの時間を指定しています。


  • ボタン単独活性化」が削除されました。
  • 「ボタン」「文字」に「0」を追加しています。

    sys_save.txt

  • シスボタン」が「ボタン」に変更されました。
  • 各ボタンをフェードインさせるために「.イン \~save_.* {{ in_time }}」が追加記述されました。


  • ジャンプ display_info」が「ジャンプ display_immediate」に変わりました。
    上記追加の時間スクリプトを経由させてから「ジャンプ display_info」させる動きになっています。

    sys_save.txt

  • 各ボタンのフェードアウトのために「.アウト \~save_.*, \~savepage_str 300」が追加記述されました。
  • ボタン全活性化」が「ボタン活性スタック pop」に変わりました。
  • ページ移動のスクリプト内の「ジャンプ display_info」も「ジャンプ display_immediate」に変わりました。


ロード画面(sys_load.txt)

ロード画面

  • ボタン単独活性化 ~save_」が「ボタン活性スタック push ^save_」に変わりました。
    該当する箇所を変更しましょう。

    sys_save.txt

  • 栞 display_fadein」以下「栞 display_immediate」以下のスクリプトが追加されました。
    ボタンのフェードインなどの時間を指定しています。


  • 「ボタン」「文字」に「0」を追加しています。

    sys_save.txt

  • シスボタン」が「ボタン」に変更されました。
  • 各ボタンをフェードインさせるために「.イン \^save_.* {{ in_time }}」が追加記述されました。


  • ジャンプ display_info」が「ジャンプ display_immediate」に変わりました。
    上記追加の時間スクリプトを経由させてから「ジャンプ display_info」させる動きになっています。

    sys_save.txt

  • 各ボタンのフェードアウトのために「.アウト \^save_.*, \^savepage_str 300」が追加記述されました。
  • ボタン全活性化」が「ボタン活性スタック pop」に変わりました。
  • ページ移動のスクリプト内の「ジャンプ display_info」も「ジャンプ display_immediate」に変わりました。


メニュー画面(sys_menu.txt)

メニュー画面


ダイアログ画面(sys_msg.txt)

ダイアログ画面



イベント(sys_events.txt)


ページ(sys_config-pages.txt)

  • セーブ画面やロード画面などを終了時に経由するページスクリプトです。
    今回は演出なども加えたスクリプト修正が行われました。
    該当する箇所を全て変更しましょう。

    sys_config-pages.txt


settings.xml


settings_dev.xml