なに笑とんねん

Last-modified: 2025-09-09 (火) 16:37:29

阪神タイガース時代の下柳剛の発言。「なにわろ」と略されることも多い。「なに笑んねん」は誤記。
なんJでは主に、場違いな場面で何故か満面の笑みを浮かべている人物に対するレスとして使用される。


概要

スポーツ情報番組『S1』(TBS系)の2011年2月14日放送分にて、沖縄・宜野座での阪神キャンプの取材中、自身を「速球派」と称した際に起きた笑いに対し下柳が突然キレた際の発言が由来。

もちろん番組上のジョークではあるが、過去に田中秀太のエラーでグラブを投げつけるなど荒げた様子を見せたこともあり、一部の視聴者からは「下柳は本気で怒ったのではないか」と推測された。
(ジョークか本気かはともかく)下柳がキレた理由として、自身の若手~中堅時代*1の投球スタイルが150km前後の直球主体で戦う本当の速球派であったため*2と推測される。
日本ハム時代の末期には高齢の影響で速球派として限界を迎えていたことから、それまでの速球派としてのプライドを捨てて同じ腕の振りからスライダー、シュート、フォークを投げ分け直球はほぼ投げない技巧派へスタイルを変えており、直球も最速で140kmに満たない試合すら珍しくなくなっていた。そのため客観的には、一軍レベルの投手としては球界で最も「速球派」からほど遠いと言ってよく、球が遅い投手代表というような存在になっていた。

また、古田敦也YouTube公式チャンネル「フルタの方程式」への出演オファーが届いた際、そのテーマが「遅い球」だったため「誰が出るかアホ」と一喝し、後日再びオファーが届いた際には「遅い球」から「技巧派」にテーマが変わっていたという(下掲動画参照)。


画像

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「遅い球」改め「技巧派」

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星野伸之・渡辺俊介と共演。
「遅い球」扱いされ怒った話のシーンは1:42~

派生

近年のなんJにおいては、実況パワフルプロ野球のサクセスモードと思われるスクリーンショットが貼られることがある。

  • パワプロ2014
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  • パワプロ2020
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  • パワプロ2024
    パワプロ.jpg.jpg

自分の成績に関わらず試合に勝つと笑顔、負けると泣き顔になる仕様を利用した、自身の成績は悲惨なのに(チームが勝利しているため)笑顔という画像である。これらが広まった結果「なにわろ定期」などとレスを返されるパターンがお約束になっている。


関連項目



Tag: 阪神 報道機関 ゲーム パワプロ 顔芸


*1 ダイエー、日本ハムに所属。2002年オフ、34歳で阪神にトレード移籍。
*2 加えて1990年代は起用もリリーフ中心で、「連投も物ともしないタフなリリーフ投手」として認識されていた。