南、帰宅する

Last-modified: 2020-11-13 (金) 21:35:45

2012年8月30日の千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(QVCマリンフィールド)で起きた珍事。


概要

7回表開始前の投球練習中、南昌輝がリリーフカーに乗ってグラウンドに登場する。だがマウンドでは先発投手・小野晋吾が降板せずに投球練習を行っていた。
球場全体が困惑ムードとなったが野球規則に則り小野は続投、南を乗せたリリーフカーは何事もなかったかのようにブルペンに戻っていった。しかも小野の後を継いだのは益田直也薮田安彦で、南はグラウンドに現れたのに登板しないまま試合が終了した

 

これにより「南は突然リリーフカーに乗って現れ周囲を走り回り、気が済んだらそのまま帰路に着く」というキャラが設定され、即退場するキャラとして男村田スレのレギュラーとなった。

公認野球規則5.10(i)

「既に試合に出場している投手がファウルラインを跨いでフェアグラウンドに入ってしまうと原則的に相手打者一人の打席を完了させなければ交代できない。」
よって先頭打者に代打が出ない限り、小野は続投しなければならなかった。

動画


類似例

阪神加藤、帰宅する

2013年9月26日の阪神対DeNA戦(甲子園)で発生。

8回表に阪神がピンチを迎え、中西清起投手コーチがマウンドの松田遼馬(現ソフトバンク)へ声を掛けるも松田は続投。ところが代打・後藤武敏が打席に入ったところで、なぜかリリーフカーがグラウンドに入ってきてしまう。すぐにバックで退場したが、リリーフカーに乗っていた加藤康介の憮然とした表情、リリーフカー嬢のひきつった笑顔がなんJ民を大いに沸かせ、yahooの一球速報では「投球前」「珍プレイ」と表示されていた。
結局松田は後藤に四球を与え降板、その後は安藤優也が登板したので「ブルペンが単に『安藤』『加藤』を聞き間違えたのではないか?」と推測、二重の笑いを呼ぶことになった。

 

なお当時のベンチの動きは以下の通り。
左打者の松本啓二朗に左腕の加藤を登板準備→右打者の後藤が代打に送られる→急遽加藤の登板取り止め→松田続投を決めるがブルペンに伝わらず。

動画


阪神高橋、帰宅する

2017年5月17日の阪神対中日戦(甲子園)で発生。

8回表の中日の攻撃前の投球練習中に阪神・高橋聡文がリリーフカーに乗ってグラウンドに入るが、マウンド上で投球練習をしていたのは前のイニングから投げていた桑原謙太朗であった。リリーフカーの進入に気づいた香田勲男投手コーチはリリーフカーに戻るようジェスチャーをし、高橋を乗せたリリーフカーはブルペンへと戻っていった*1

 

なお前述の南や加藤とは異なり、その後一死1塁で高橋に登板機会が訪れたものの、京田陽太の初球が送りバント→続く大島洋平への初球が死球となり、ワンポイント起用のため僅か2球で降板した。

ロッテ内、リリーフカーを降りてベンチに帰宅する

2018年7月6日のロッテ対日本ハム戦で発生。

この日は小雨と豪雨を交互に繰り返しており、小雨の間を縫って試合が行われていた。
10回表に抑えの内竜也が登板しようとするが、直後に審判団の判断で試合が一時中断。リリーフカーで登場済みだった内はリリーフカーを降りるとそのままベンチに直帰した
なお試合再開後に内はきっちり3人で締めリリーフカーで帰宅した選手で初めて与えられた仕事をこなした

巨人中川、帰宅する

2020年10月3日の阪神対巨人戦(甲子園)で発生。

巨人は7点リードの9回裏に堀岡隼人をマウンドに上げるが髙山俊にタイムリーを浴び1アウトを取っただけで降板。後を継いだ宮國椋丞も1アウトを取ったのみで近本光司に3ランを浴び3点差まで迫られる。ここで中川皓太がリリーフカーに乗って登場するが実際にコールされたのはルビー・デラロサ。中川は車から降りるとそのままベンチへ戻っていった。

こうして登板したデラロサは打者の北條史也をマウンド付近へのフライに打ち取るが捕球体制に入っていた三塁手・田中俊太のところに一塁手のエスタミー・ウレーニャも捕球しようと入り込み交錯、田中はグラブからボールをこぼすが右脇に挟んで落とさなかったことが認められ、無事試合に勝利した。

関連項目



Tag: ロッテ 阪神 巨人


*1 このイニングの中日の攻撃は投手のラウル・バルデスの打順からであり、代打が出れば高橋が登板する予定であったが、バルデスはそのまま打席に向かおうとしていたため桑原が続投、ブルペンへの伝達が遅れてこのような事態になったと思われる。