チック棒

Last-modified: 2020-12-08 (火) 19:25:44

東京ヤクルトスワローズ・内川聖一が福岡ソフトバンクホークスに所属していた2011年の日本シリーズで使用していたバット。通信販売でお馴染みの野球用具ジップヒットをもじって「チックヒット」と呼ばれることもある。

経緯

「グリップ部分にスポンジ状のものを詰めた後、テーピングで固定する」という独特の工夫が施された代物。
日本シリーズ第2戦3回一死1・3塁の場面で内川が打席に入った際、内川の第1打席でバットに着目した中日ドラゴンズ・谷繁元信捕手の報告を基に監督の落合博満が審判団へ確認を要求。試合を一時中断して確認が行われた。
その後「バット自体は野球規約に抵触しておらず問題なし」と判断されたが、結果的に内川はこの打席で初球を打って凡退、以降第3戦まで14打数1安打と不調が続いた(その後は復調)。

 

中日側の指摘については「内川の集中力を切るための落合監督の作戦だったのでは」とも言われている。
だがテレビ画面からも分かるほどグリップが変形していたこと(「割り箸入ってるんじゃね」などと突っ込まれた)、
指摘されて以後の内川の表情があまりに畜生だったことから「畜生バット」として大人気になった。


その後、落合は「現時点では問題ではないが来年以降は問題になる」と話していたが、2012年になってから野球規約の解釈などについてNPBから新しいコメントは出ておらず、チック棒が今でも使われているかも不明である。

検査を受けるチック棒

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