中日新聞社*1から発行されているスポーツ紙。通称『中スポ』。兄弟紙の『東京中日スポーツ』、通称『トーチュウ』が首都圏で発売されている。
歴史
1950年に創刊したタブロイド判の週刊スポーツ新聞『中日ウイークリー』を日刊紙に移行する形で1954年に創刊した。
概要
主に東海3県に北陸3県・滋賀県と静岡県の富士市以西や長野県の一部地域*2を加えた9県で販売されているが、大阪や京都でもキオスク等で購入できる場合がある。
読売ジャイアンツ広報紙スポーツ報知や阪神タイガース広報紙デイリースポーツよろしく、1面トップと2・3面は、発行元の子会社である中日ドラゴンズ関係の記事で占められており、ドラゴンズの大本営扱いをされている。
デイリースポーツと比較すると普段のネタは控えめだが、祖父江の年俸をHop-upしたり、この件に関してツイートをしたダルビッシュ有を翌シーズン開幕前のメジャーリーグ特集で取り上げず、本人からの指摘を受けて慌てて謝罪したり、イチロー引退会見が行われた翌日の紙面において、他紙はもちろんデイリーですらイチローを一面にする中で高橋周平を一面にする*3など、時折破壊力のあるネタを提供する事が特徴である。
競馬面など一部紙面は、東京中日スポーツにはもちろん西日本スポーツ*4にも提供されている。ここにデイリースポーツを加えた「4紙共同企画*5」が行われることもある。
スポーツ紙の中では宅配購読の比率が飛び抜けて高いこともあり*6、創刊以来いわゆるアダルト面*7を一切掲載したことがないことでも知られている*8。
Yahoo!ニュースでは主要スポーツ紙で唯一配信されていなかったが、2019年途中から配信開始された。こちらの記事も(当然だが)大半が中日ドラゴンズ関連である。