内海哲也(元巨人→西武)のこと。
2009年、日刊スポーツの記事に掲載された原辰徳監督(巨人二期目)のコメントが由来。
元記事
原監督「侍スピリット」はないのか。今のままなら「ニセ侍」だ。
WBCでサムライジャパンの一員でもあった左腕に対し、原監督が叱咤(しった)した。グライシンガー、高橋尚と3本柱の1人。3連覇へ突き進むチームの中で、投手陣を引っ張る立場にある。ところが、ここまで3試合に先発して白星なし。先発陣で唯一、勝ちがない。今季初登板となった4日の広島戦こそ、7回途中1失点にまとめたが、10日の阪神戦は6回に打球を受け降板。16日のヤクルト戦では、1-1と同点の5回に先頭から連続四球を与え、最後は3ランを浴びた。自滅とも言える内容。
指揮官は「彼が今、置かれている立場をどういうふうに考えているかでしょう。どう思ってマウンドに上がるかを見たいね」と注目した。
なお、当の内海はこの報道にいたくショックを受けた様子で、これに慌てた原は報道陣に「偽侍禁止令」を出したという後日談がある。