ウンコーディエ

Last-modified: 2021-11-21 (日) 16:36:34

元オリックス・バファローズのエリック・コーディエの蔑称。


概要

コーディエは前年炎上続きで不調だった平野佳寿*1に代わる抑え投手候補として2016年に来日。
最速165.7km(自称)の速球を武器にしており、マーリンズ時代には同僚のイチローから「ワンハンドレッド*2」とも呼ばれるなど速球派の中継ぎ投手として知られていた。来日前年にも何度か160kmを投じたという。

オープン戦でも157kmを出すなど好投しそのまま抑えに君臨するものと思われたが…

衝撃のデビュー

3月25日の開幕戦、対埼玉西武ライオンズ戦で来日初登板を果たしたが、派手に炎上しセーブ失敗・サヨナラ負けという衝撃のデビューを飾る。

その際のコーディエに対する下記のレスが初出と思われる。

レス

【急募】コーディエの蔑称 [無断転載禁止]©2ch.net
https://raptor.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1458909770/l50

44 名前: 風吹けば名無し@無断転載禁止 投稿日: 2016/03/25(金) 21:52:11.10 ID: XTGiAGl/0
ウンコーディエボグセビックビックw!モレルw~~~!!ディエ~ッw

なお、この蔑称はやらかし時に生まれたものであったため敗戦でおかしくなったオリックスファン作と解されることもあるが、必死チェッカーを見る限りでは書き込んだ者は巨人ファンであるとする説もある。
ちなみに「ボグセビック」「モレル」も2016年にオリックスに新加入した外国人選手であるが、もれなく当たりとは呼べない成績であった*3



その2日後も2点リードで登板、来日初セーブを挙げたものの1点差とされなお満塁という薄氷を踏む展開だったため共用スレとは別にコーディエスレが2スレにまで延びる事態になった。

その後のコーディエ

初登板時、ブルペンの時点から球が明後日の方向に行くノーコンぶりを発揮していたコーディエだが、4月6日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で再び制球難を露呈、首脳陣の信頼を失い翌日に降格。
二軍では田口壮二軍監督のケアもあって好投し再昇格を果たした。その後は中継ぎで好投することもあったものの、制球難は改善されなかった。

 

絶対にストライクを取れない投手vs絶対にボールでも振る打者

6月4日の対東京ヤクルトスワローズ戦では雄平*4相手に全球ボール球を投げ続け、雄平は雄平でボールでも構わず手を出すという野球のルールを超越した何かを展開。「絶対にストライクを取れない投手vs絶対にボールでも振る打者」の熱いほこたて対決でなんJを大いに沸かせた。最終的には、雄平が空振り三振を喫しコーディエに軍配が上がった。

投球内容

 

コーディエの18球

雄平との事件から3日後、6月7日の対中日ドラゴンズ戦*5では3-3の同点の場面で延長12回表に登板。しかし、先頭の大島洋平に対しストレートの四球、続く平田良介にはフルカウントまで追い込んだが四球、3人目のダヤン・ビシエドにはフルカウントから球団最速記録となる159kmのボール球*6を投じ3者連続四球。ここで福良監督は海田智行をマウンドに送り、コーディエは一死も取れず塁を埋めるだけ埋めて降板。コーディエ専はパート3まで伸び、

「中日打線は球を前に飛ばせなかった」
「ノーヒットに抑えた」
手も足も出ない(四球)
コーディエの18球

など散々に叩かれ、遂には「コーディエ」だけで蔑称になるという快挙を達成してしまった。

内容

 

当然ながら同試合以降は再び二軍へ降格。その後は6月に発症した右鼠径部スポーツヘルニアの手術で9月6日に帰国、シーズン終了後に退団が発表された。コーディエが二軍でも投げなくなった時期は、入れ替わるようにマイク・ブロードウェイが横浜DeNAベイスターズに入団、コーディエを彷彿とさせる炎上を見せなんJを賑わせていたが、そちらも10月に契約解除となり、2016年の中継ぎを代表する迷助っ人2人が相次いでNPBを去ることとなった。

ちなみにコーディエは再びMLB昇格を目指していたと言われていたが、翌年7月に公開されたTwitterのプロフィールで、既に現役を引退していたことが明らかになった*7

余談

この年のオリックスは主力の相次ぐ不振に加えて前半戦にコーディエが脚を引っ張りまくったため早々にペナント争いから脱落。交流戦すらもヤクルト戦以外わずか2勝という他球団のボーナスゲームと化し*8オープン戦、交流戦、ペナントレース、ウエスタン・リーグ(二軍)の全てを最下位で終えるという完全最下位を達成してしまった*9*10

なお、2016年5月24日の対福岡ソフトバンクホークス戦では大敗を喫したが、相手の連続得点を止めた唯一の投手がコーディエである。

なおコーディエと似た者同士との言われようだった平野佳寿は、このシーズンで見事に復活し*11クローザーの地位を取り戻したばかりか2017WBC日本代表でも大活躍、その場でスカウトの目にとまり2018年からはアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍し2020年までバリバリのメジャーリーガーとして活躍した*12メジャーでも通用した平野があのコーディエと比較されていたという現実を、首をひねりながら振り返る者は多い。

星野伸之から名指しで批判

シーズンオフに放送された球辞苑(NHK BS1)では星野伸之*13から「球持ちの悪い見本」と名指しで批判されてしまった*14

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プロスピAでも

退団後もなんJでは炎上した投手の比較対象として名前が出る他、なんJ外でもプロ野球スピリッツAにて「コリジョンルール」を選ばせるクイズの選択肢の語群に「コーディエルール」が登場する、居酒屋チェーン店「一休」の埼玉西武ライオンズとのコラボCMに開幕戦でのサヨナラ負けのシーンが使われるなど、ネタとして重宝されている。

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満面の笑みの調子くん*15ぐう畜である。

ちなみに、この画像内の
コロンカ:2008年にオリックスに在籍した投手のジョン・コロンカ
コリンズ:2007、08年にオリックス監督を務めたテリー・コリンズ
と、不正解の選択肢は全員オリックス関係者が元ネタである(と思われる)。


コーディエの再来たち

2017年8月15日の西武対楽天戦でBCリーグ・富山から楽天に移籍したジョシュ・コラレスがNPB初登板初先発した。当時の楽天はリーグ2位で、勢いが止まらないソフトバンクと首位争い。さらには3位の西武も驚異的な連勝ブースト中*16。その状況下でシーズン途中にひっそりと補強した投手を突如起用*17した事には、ファンからも少なからず疑問の声が上がっていた。
案の定、蓋を開ければ3回5安打7四死球5失点という炎上*18。制球難と名前が「コ」で始まることからなんJ民からはウンコラレスなど、様々な蔑称を付けられた。なお、楽天はこの試合以降に絶不調に陥り最終的には3位に転落したことから、楽天ファンからはコラレスショックと呼ばれた。
一軍登板はこの1試合のみとなり、二軍でも全く活躍できなかった*19のだが、年俸が安いためか契約延長。
2018年は一軍登板なし、二軍でも昨年よりはまし程度の成績*20と、なぜ残留したのかわからない結果に終わり、当然のように解雇された。

コラレス以後も球速はあるがコントロールにかなり難がある外国人投手は「コーディエやコラレス扱い」されるようになっていき、アンヘル・サンチェス(元巨人)も彼らに倣って「ウンチェス」などと呼ばれていた*21

関連項目


*1 33登板で0勝3敗12セーブ10ホールド防御率4.06。
*2 100マイル(160km)のこと。ホームゲームでコーディエが登板する際のPVでも、081から100までのカウントアップがなされていた。
*3 ブライアン・ボグセビックは打率1割台と全く活躍できず同年限りで退団。一部界隈では、2018年頃に流行した大川ぶくぶ作の漫画『ポプテピピック』に語感が似ているとしてネタにされ、漫画内でもボグセビックとのコラボを希望するというネタがあった。一方ブレント・モレルも打率.244、8本塁打、38打点と活躍したとは言いがたいが、練習態度の良さから翌2017年の契約を勝ち取り、怪我で離脱したステファン・ロメロの穴を埋めるなどそれなりに活躍したが、実家のブドウ農家を継ぐため2017年限りで引退した。外国人選手ながら二軍の最終戦では胴上げをされるなど、チーム内での評判はかなり良かった模様。
*4 2点リードの1死満塁で登板し、川端に2点タイムリーを浴びて同点。更に四球で再び1死満塁という状況で、この日ホームランを打っていた飯原の代打として登場。
*5 オリックスはこの試合の9回裏、開幕からの連続試合無失点を31(当時の日本記録)まで伸ばしていた中日・田島慎二から得点を挙げて延長に持ち込んでいる。
*6 結果的にこの試合がコーディエの日本球界最終登板となったため、このボールが日本での最後の投球であった。
*7 本人のTwitterによると、現在は少年野球の指導者として活動しているようだ。
*8 最終カードの広島戦は勝ち目はあったのだが、鈴木誠也の神ってるを含む活躍で3試合とも敗戦。オリックスは広島独走優勝のセリーグ以外の要因では最大の戦犯と野球解説者からこき下ろされるなど散々であった。それでも最低勝率は更新しなかったものの、交流戦におけるパ・リーグ最低勝率(5勝13敗の勝率.278)を樹立してしまった。
*9 初期の楽天暗黒横浜ですら達成したことがなかった。
*10 少しフォローを加えると、この年のオリックスはプロ野球新記録となるシーズンでのチーム捕逸数0という記録を達成している。
*11 58登板で4勝4敗31セーブ8ホールド防御率1.92。セイバー指数もそこまで悪くなく、印象が悪いとしたら広島戦のせい(スカパー!サヨナラ年間大賞の被弾をした上、25年ぶりの優勝特集など多方面で使われることになった。)。
*12 2018年には上原浩治を上回る日本人投手最多の75試合に登板し防御率2.44を記録。翌年も成績を落としたが62試合に登板した。2020年はシアトル・マリナーズ所属で菊池雄星と同僚。2021年に帰国しオリックスに復帰した。ちなみに、MLBでの通算成績は平野:通算150登板9勝9敗・防御率3.69、コーディエ:通算15登板0勝0敗・防御率4.42と、コーディエはアメリカでの成績すら平野未満である。
*13 当時オリックス二軍投手コーチ、現野球解説者。
*14 ただし上原浩治のように球持ちの悪い超一流投手もいる。
*15 プロスピAのマスコットキャラクター。画像上。ちなみに普段は黄色。
*16 その際に着用していた限定ユニフォーム(炎獅子)では通算20勝4敗
*17 一部では「カルロス・ペゲーロが負傷離脱して外国人枠が空いた今しか試せる機会がないのでは」という意見もある。
*18 4点ビハインドを追い付いたが中盤以降のブルペン陣が火に油を注ぎ、8-17で大敗。(コラレスに勝敗は付かず。敗戦投手は1イニングで3被弾した森原康平。)しかも同試合から始まった対上位球団6連戦に全敗と、散々な結果で勢いを削いでしまった。
*19 防御率6.75、3勝0敗、WHIP2.02
*20 防御率2.66、0勝4敗、WHIP1.65。ただし自責点が7なのに失点が14
*21 ただし2020年は15試合で8勝4敗、防御率3.08という数字であり少なくともコーディエやコラレスと同列に扱うべき成績ではない。因みに87.2回で四球は34、死球0。