古木克明(横浜→オリックス→米独立リーグ)が横浜時代に起こした珍プレーの総称。
概要
2003年7月5日の対広島戦(横浜スタジアム)、7回表2死一塁の場面でサードの古木は高いバウンドの打球を捕球後、一塁へ送球する際に派手に転倒。転倒とほぼ同時にTBS実況の清原正博アナウンサー*1が発した叫びが由来。
送球は大きく逸れ、一塁走者の石原慶幸は一気に本塁へ突入するも憤死し、3アウトでチェンジ。結果オーライであったが、解説の齊藤明雄から「自分のお庭ですよ、お願いしますよ」と苦言を呈され、同年の珍奇な打撃成績も相まってネタ選手として認識されるきっかけとなった。
古木はキャリアを通して多くの失策を犯している(実働11年で36失策)が、半数の18個が当年の三塁守備で発生している。シーズン終盤に外野に回るがこちらでも2失策を重ね、規定打席未到達にも関わらず失策王の(不)栄誉を獲得する。本人は後年、自身の守備難について「ドライアイでボールが見えづらかった」と振り返っている。
プレー集
元祖古木あーっと(上述)
外野守備
お立ち台
本人公認
村瀬秀信『野次馬ライトスタンド「オレには野球しかない!!」古木克明、球界再挑戦の真相を告白。』
「“古木あーっと”(※'03年に奇想天外なエラーをした時の実況。この言葉が珍プレーの代名詞となっている)ですよね。今でも野球ファンの方がそういう風に話題にしてくれることは本当に有難いことですよ。ネタにされたり、悪く言われて、たまには落ち込むこともありますけど、それも僕を知ってくれているということ。無関心の人は“古木あーっと”なんて言いませんからね。(後略)」
古城あーっと
古木と漢字違いの同音姓である古城茂幸は巨人時代、記憶に残る走塁ミスやエラーを度々犯していたため、両者をまとめて「ふるきあーっと」と平仮名表記する場合がある。