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逸男

Last-modified: 2019-09-08 (日) 16:22:36

福岡ソフトバンクホークスに関する蔑称。由来は2016年のチームスローガン、及びそれを元にした「熱男」のパフォーマンス、さらに同年に歴史的「V逸」を喫したことやその原因とも言える「後逸」とを掛けている。

用法は以下の四つ


2016年前半のソフトバンクホークス Edit

近年は圧倒的な財力にモノを言わせた金満補強や若手生え抜き選手の台頭などもあり、戦力で他球団を圧倒していたソフトバンク。
そして同年は松田宣浩の「熱男」のパフォーマンスで話題を集め、チームも好調を維持。交流戦での貯金*1もあり、6月の時点で2位・千葉ロッテマリーンズと6.5ゲーム差、3位・北海道日本ハムファイターズにも11.5ゲーム差と独走状態。日本球界史上最速のマジック点灯*2という話題が出るほど圧倒ムードが漂っていた。

 

しかし日本ハムは不振のクローザー・増井浩俊(現オリックス)を先発転向させたり、大谷翔平(現エンゼルス)を故障からしばらく打者に専念させるなど栗山英樹監督の采配がことごとく的中、オールスター戦前には破竹の15連勝*3で7月にはロッテを追い抜いて2位に浮上、その勢いのままソフトバンクを猛追していく。

その後のソフトバンクは松田や内川聖一が不振に陥り、前年オフにメジャーに移籍した李大浩の穴を埋め切れず、徐々に追い詰められていった。


「逸男」の誕生 Edit

そして8月25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦。ここで敗れると2位転落の可能性から絶対に負けられない試合だったが、9回に柳田がとんでもないミスをやらかしてしまう。

5-4の1点リードで迎えた9回表一死1・2塁、茂木栄五郎のライナーにセンター柳田はスライディングキャッチを試みたが後逸。フェンス最深部へ到達する間に打者走者の茂木までが生還するランニング3ラン*4を献上、そのまま試合に敗れてソフトバンクは首位の座から転落した。

試合終了後に立った煽りスレでは、他球団による煽りに加えて首位から陥落したことと相まって球団の補強体制や選手個人への不満がホークスファンから爆発する形となり、一部で細々と使われていた蔑称「逸男」が猛烈な勢いで拡散。パフォーマンスなどのヘイトを一身に集めていた松田のみならず、首位陥落にプレーという形で直接絡んだ柳田も同様の蔑称で煽られこの二人に「逸男」の蔑称が着いた。


そして歴史的V逸へ Edit

それでもそのまま引き下がるソフトバンクではなく、8月26日の首位陥落後は日本ハムと首位が目まぐるしく入れ替わる攻防を繰り広げた。
ところが9月1日に柳田が再びスライディングキャッチをした際、今度は右手薬指骨折で痛恨の離脱。その後9月21・22日の直接対決*5に2連敗したソフトバンクは遂に力尽き、日本ハムは9月28日に歴史的な大逆転優勝を果たした。
一方のソフトバンクは最大11.5ゲーム差から優勝をさらわれ、「逸男」は柳田の後逸だけでなく以前から定着化していた「秋の風物詩」という意味でもネタになってしまったのである。

 

なお、2008年のVやねん!時に阪神が煽られ続けたのと同様、この夜のホークス関連スレではなんJ民により「逸男おおおおお」と叫ばれ続けたのは言うまでもない。

ちなみにソフトバンクは週刊ベースボール7月25日号に大特集が組まれ、また柳田自身も「アスリートの魂」にそれぞれフラグを立てられていた。画像

クライマックスシリーズ Edit

その後のCSファーストステージはロッテにストレート勝ちで突破、逆転日本一を期待された。
しかしファイナルステージでは日本ハム相手に善戦したものの、第5戦で4点差を逆転され2勝4敗(アドバンテージを含む)で力尽きまたしても「逸男」と叫ばれてしまった。

「逸男」再び? Edit

2019年8月31日の西武戦にて、再び事件は起こる。前日30日からのこのカードは、勝敗によっては首位ソフトバンクのマジック点灯も、2位西武の逆転首位浮上も有り得る重要な3連戦であった。
初回に先発和田毅森友哉に2ランを浴び 、なおもランナー2塁で6番外崎修汰の放った打球はセンター前へと転がったが、柳田がなんとこれを後逸*6
さらに8回、ランナー1,3塁で再び外崎の放ったセンター前ヒットを柳田はまたも後逸してしまい、ランナー二人が生還。
結果5-10でソフトバンクは敗れ、西武とはゲーム差0、翌日負ければ首位陥落という窮地に追い込まれてしまった*7


関連項目 Edit



Tag: ソフトバンク 日ハム 報道機関 国際試合






*1 18試合制で13勝4敗1分。
*2 歴代最速マジック点灯は1965年のソフトバンクの前身である南海。この時は野村克也の大活躍もあり7月6日にM65が点灯、9月26日に見事リーグ優勝を果たした。
*3 6月19日~7月11日、NPB史上4位タイの連勝記録。
*4 柳田は直接打球に触れていないためエラーはつかず、記録は本塁打。
*5 ソフトバンクが1勝でもすればその時点でマジック点灯という大一番であったが、初戦一打サヨナラという場面で陽岱鋼(現巨人)のファインプレーが飛び出すなど、日本ハムの2連勝で逆にマジックが点灯した。
*6 なお、その後の山川が2ランHR打ったため和田の自責は後逸関係なく5
*7 翌日の試合は勝利し首位陥落は免れた。