バスタードソード

Last-modified: 2023-09-13 (水) 15:23:53

バスタードソード【ばすたーどそーど】

概要

  • 片手剣の一種。
    見た目のかっこよさと過去の微妙性能っぷりから一部に熱狂的なファンがいる武器。
  • バスターソードでありバスターソードではない。
    • バスタード(Bastard)とは「雑種」「私生児」などという意味。片手剣と両手剣の中間の形状であることから。
      斬ることも突くこともできるから、ルーツをたどれば「斬る」ゲルマン系と、「突く」ケルト系の両方の刀剣の特徴を持っているからなど諸説ある。
    • 由来自体はおおむね「ハイブリッドなもの」というものであったが、「bastard」という語には英語圏ではしばしば侮蔑的な意味合いを持つため、場合によってはHand and a half Sword(HaS、H&Hなどの略語がまれに用いられる)と呼ばれることもある。この場合は片手半剣という訳語が当てられる。
      • レイナルドがこれを両手で扱っているが、いつか両手で使えるようになるのだろうか。
  • BusterdSwordと思われているケースもあるが、実はこれは誤り。
    • バスターソードだと某自称ソルジャー1stの武器になってしまう。ソルジャーの誇りを手放すな!
  • 略称 バッソ

歴史

  • 高い販売価格と初期最大攻撃力、低いバランス…初心者なら誰がどう見ても上級者向けの強武器に見える形でバッソはエリンに生を受けた。
    しかし、実態は低い耐久のため実用的な改造をすると耐久力が5、
    そんなにがんばって改造しても最大攻撃力は伸びない、クリティカルもバランスも改造前と大して変わらない、
    とどめに片手剣で唯一インベを4マス消費…というどうしようもない武器であった。
    見るものが見れば失笑せざるを得ない武器だったが、当時の片手剣最高の販売価格と初期最大攻撃力のせいで、釣られる初心者が続出。
    販売価格の都合、修理費まで無駄に高かったため、初心者への嫌がらせとして機能していた。
    • その様を見て一部プレイヤーからは「バッソ(笑)」という蔑称で呼ばれていた。
    • 少し後で実装されたグラディウスにはほぼ全てといっていいほどいろいろな面が劣ってしまっていた。
    • ただし、当時は片手鈍器全盛期であり、片手剣自体が一部の好事家向けであったことに留意されたし。
  • G4二刀流が実装、ほぼ全ての片手剣が見直され、片手剣の地位が大幅に上がった。
    しかしもちろん二刀流が来てもバッソの地位は変わらなかった。
    やっぱり耐久5はいくらなんでも低すぎたのだ。バッソ(笑)
    • 二刀流は耐久の減りが早い*1ため、二刀流全盛期の当時は片手剣の耐久が4、5くらいになると次の武器を作ることを考える時代だった。
      バッソにも高耐久品がないわけではなかったが、ごく一部のMobが極稀に落とす程度の稀少品であったため、ほとんど存在は無視された。
  • しかし、G6くらいになると、PCもずいぶんとステータスが上がり、
    大半の高累積者は二刀流グラディウスを卒業して、二刀流ブロードソードを振り回している時代となっていた。また、一方で両手武器にスマッシュのダメージボーナスが得られるようになったため、一発の威力なら両手武器、アタック主体の継続ダメージを狙うなら二刀流という住み分けが出来るようになった。
    • そのため、両手剣にやや近い特徴を持ちながらも片手剣の範疇というバスタードソードの(ある意味では名前通りの)器用貧乏さがアダとなって、あえてバスタードソードを手にするミレシアンはほとんどいなかった。
  • このままバッソ(笑)の汚名をきたまま消えてゆく、誰もがそう考えていたとき、あるミレシアンが気づいた。
    「あれ?バッソの最低攻撃力、めっちゃ高くね?」
    「最低上げまくったらバランス80%にするよりダメージが安定する!」
     ……と。
  • 当時のMobはPCの攻撃力に比べてHPがかなり低く、スマッシュ一発でどれだけ大きなダメージを出せるかではなく、
    スマッシュ一発でどれだけ確実にしとめられるかが要求されやすかった。
    そう、バッソはその尋常でない最低攻撃力のおかげで、そのニーズにばっちり一致していた。もうバッソ(笑)なんて言わせないぜ!
    • ただそんなことを考えていたのは、ステータスが上がりきった一部の層だけだったりするので、やっぱりあまり目立ててはいなかった。
      相変わらず高耐久の実用品自体がなかなか手に入るものではなかったこともある。
  • 鍛冶によって高耐久・高性能のものもしばしば見られるようになり、バッソの時代が始まった。
    …かに見えたが、C3以降、影ミッションの敵は高い防御力と高いHPによってタフネスさが特徴で、アタック主体の安定性が主眼の二刀流(および片手武器+盾)では持久戦となってしまうことから、向かい風真っ只中であり、上がった最大攻撃力もクリティカルも、ほどなくして実装されたバトルソードのほうが高く、また高性能品の入手もバトルソードが容易だったため、バッソの時代は始まらなかった。
    バッソ得意の最低攻撃力も、MobのHPが大幅にアップしたため、再び最大攻撃力を重視するのが当たり前となっており、時代に合わなくなってしまった。
  • 2015年現在にはいっても依然としてバッソ(笑)の風潮は根強く、一部の好事家以外は見向きもされていない。

バスタードソードの評価

  • 実装以降全くと言って評価されていないバスタードソードであるが、本当に存在価値のない産廃なのだろうか?と問われれば、実は決してそんなことはない。

性能面での特徴

  • バスタードソード最大の特徴は、その汎用性にある。
    用途別の特化武器に比べると見劣りするものの、特殊改造券を含めた最大ダメージ特化改造を施した場合、一般性能で77という数値を持つ*2。これは二刀流可能なNPC売りの刀剣類の最大ダメージ数値では最強であり、これを上回るものは極めて少なく、無条件で恒常的に手に入るものはない*3
  • また、改造によって非常に良くステータスが伸びるため、耐久維持改造であってもエイレン式改造・エンポリウム式改造を施せば、初期状態の倍近いスペックを発揮できる。
  • そしてなにより用途によって改造式を選べるということも特筆に値する。
    最大特化はもちろんのこと、最低特化のダメージ安定改造も可能だが、最大もそこそこ、最小もそこそこ、クリティカルもそこそこ残しつつ、全体的に底上げが出来るという点は見逃せない。
    • バスタードソードの名前の通り、最大ダメージもあるが最小ダメージもある、といういいとこ取りの性能を持たせることが可能になっている。
    • しかし、マビノギでは概ね用途別の特化武器がもてはやされる傾向にあり、「なんでもできるがどれもそこそこ」という、いわゆるサマルな性能はあまり喜ばれないことが根底にあるのは疑いない。
      しかし、逆に特化武器を複数揃えても単なるコレクションになってしまうことも多く、場所によってあれこれ使い分ける煩わしさを考えれば、これ1本でどこでもそこそこ行ける、という意味ではバスタードソードは適任といっていい。
  • ダメージの安定性という意味では、実は初心者~中級者向けでもある。
    最低ダメージ特化改造を施せばダメージのゆれが極端に少なくなり、バランスに関係なく武器の性能を引き出すことができる。これによってスキルやステータスの底上げがダイレクトにダメージに反映され、強さを実感することが出来るだろう。
    バランスを視野にいれるようになった場合、最大特化を行ってもそこそこのバランスが残るため、アタックやソードマスタリのバランスボーナスを加味すれば、中級者レベルなら難なく扱えるはず。反面、クリティカルが0になってしまうため、それをどのように補うか、あるいはダメージをさらに伸ばすか、あるいは他部位も含めたエンチャントの選別、スキルの選択……というプレイヤーごとの戦闘スタイルにも直結する点も考慮するようになれば、もう上級者と言っていいだろう。
  • このように、改造まで視野にいれると、成長期の共に歩む相棒として最適であることがわかる。そのうえでバスタードソードが手になじまなければ他の武器を選んでも構わないし、この「なんでも屋」をパートナーとして選んでも構わない。

グラフィック面での特徴

  • バスタードソードはグラフィック上では通常の片手剣と比べてやや長く、シンプルながらも機能美のフォルムをしている。
    刀身の形状は根元から先端に向かってゆるやかに細くなっており、刃先(カッティングエッジ)は鋭角で、また切先(ポイント、または刃先も含めたティップと呼ぶ)は鋭く尖っている。
    刀身の断面は辺の広いひし形となっていることから、前述の通り斬撃と刺突のための構造である。
    • 余談だが、グラディウスは刀身が平ぺったい板状となっており、刃先は緩いカーブを描き、切先がないことから斬撃用で、刺突を想定していないことがわかる。
      逆にバトルショートソードは先端に向かって細く、鋭く切先を形成しているが、一方で刀身が分厚く、刃先がないことからこちらはおおむね刺突を用途としている。
  • ヒルト(柄)は装飾がないももの、鍔(ガード)は円形の中央部に、刀身に垂直に突き出た鍔の形が特徴的。これは円形の部分で攻撃を受け流しつつ、棒状の部分で相手の刃を受け止めるためである。また、つばぜり合いや組み打ちになった際、この部位を握って力を込めやすくする用途も想定されている。
  • 全体的に飾り気のないストレートなデザインで、武骨とも取れる反面、無駄を極力省き、それでいて多様な機能を持つこの形状に魅せられたミレシアンは少なからず存在する。
  • また、初期からレアカラーが存在していることも言及しておく必要があるのだが、昨今、非常に鮮やかな精霊武器染色アンプルや指定金属染色アンプルが実装されており、別にバッソに限ったことではないため、この点におけるアドバンテージは全くない。
    ……といっても、バスタードソードもこの恩恵にあずかっており、格好良く染め上げられた愛剣に、自然と笑みが漏れた愛好家もいるだろう。

その他

  • このように、バスタードソードは見るべきところも十二分に備えているのだが、その汎用性の高さがゲームシステムとマッチしなかったこと、修理費用の高さ、初期最大耐久の低さといった仕様がボトルネックとなり、現在の評価に至っているという点は否めない。というかそこが非常に重要なのだが……。
    • また、前述のとおりNPC売りではトップクラスの性能を持っているものの、ファルカタ、ビームソードなどの高性能・入手困難な装備品には残念ながら一歩及ばない。といっても入手難易度を考えれば妥当……と言いたいところだが、問題はこれら高性能な武器がランダムボックスによって入手でき、どちらかというとハズレに該当することからおおむね二束三文でたたき売られていることが珍しくないことである。結果、高耐久・高性能エンチャント・細工済みのファルカタよりも、通常品に毛が生えた程度のバスタードソードを見つけるほうが難しいという逆転現象を起こしてしまっている。
    • といっても希望がないわけではなく、ペットのコッカースパニエルミニのアイテム探索能力、イリアのフィールドボスレイドのドロップ品、バンホール酒場のジェニファーにダイヤモンドをプレゼントすることでまれに高耐久(最大耐久15)のものが手に入る。かつてはレッドドラゴンがボスドロップ補正のかかったものを落とし、運次第では最大耐久23(!)という逸品が手に入った。場合によってはとてつもない最大ダメージの数値(および、とてつもない劣悪なバランス)をはじき出していた。
    • だが、2013年にフィールドボスのレイドバトルコンテンツへと変更され、同時にボスドロップ補正が廃止。現在ではNPC売りの基本性能に最大耐久が+5されただけのものとなってしまっている。非常に残念。
  • 優れた鍛冶師の手によるB+品質以上の場合、最大耐久が+5され、さらに才能ボーナスによって最大耐久が+2される。つまり最大耐久17という刀剣類としては標準的な数値になる。最小ダメージ+2を失うが最大耐久+2の宝石改造を施せば、耐久減少改造式でも最大耐久14になり、非常に使いやすくなる。
    バスタードソードの図面ランクは8のため、現実的なレベルでB+品質を手にする可能性は充分にある。知り合いに無理を聞いてくれる鍛冶師がいるのであれば、ひとつ頼み込んでみるのも手かもしれない。
  • しかし、低い耐久力は精霊化によって補うという逆転の発想で、精霊武器の依代としてバスタードソードを選ぶというミレシアンも少なからず存在する。現在では精霊武器の修理成功率は100%になっているため、NPC売りのバスタードソードは(熟練を貯める多少の労力は必要だが)耐久が削れるという心理的な圧迫感から解放され、思う存分愛剣を振るう喜びを満喫している愛好家もいるという。
  • 余談だが、ウルラ大陸では片手武器+盾か、両手武器のスタイルが主流となっており、バスタードソードのような片手剣でも両手剣でもあるようなハイブリッドな(ある意味では中途半端な)装備があまり好まれないという背景もあるのかもしれない。レイナルドが両手でバスタードソードを握っているのも、この剣に対するスタンスのあいまいさが見て取れる……とまで言ったら買いかぶりすぎだろうか。

現在のバスタードソードを取り巻く環境

  • 様々なアップデートを経て、現在のバスタードソードは数多くある刀剣の一つという埋没感はぬぐえないものの、一部の通からは依然としてよくわからない信頼感を確たるものとしていた。
  • そんな折、2017年7月19日の「昇段アップデート」内で「NPC修理の100%の成功」「どこでも修理可能な復元の祭壇のNPC販売開始」が実装された。これは期間限定などではなく恒常的なものとして実装されているため、今後は一切の耐久減少を恐れることがなくなるという全てのミレシアンが望み続けた夢が実現した。
    • これにより、改造中から完成後の実用に至るすべてで(改造で減る分はシステム的に仕方ないとして)耐久を維持できるということになる。当然バスタードソードが1番恐れるものはその低い耐久力である。どの武器でもこれは変わらないことではあるが、こと最大耐久の高いものが手に入りにくいバスタードソードにとってひときわ神経質になる部分でもあった。この最大の敵がいなくなったのであれば、もはやバスタードソードに恐れるものは何もない。かも。
    • ……といっても100%修理費用は98%修理の最大約2倍の費用*4が必要なため、刀剣類では高額に入るバスタードソードの100%修理費を賄うのはなかなか大変ではある。具体的には98%修理時に1Pあたり2023Gの費用に対し、100%修理時には1Pあたり3573G必要になる。これは基準値のため、修理費用増加・減少エンチャントはここから増減する。バスタードソードが2番目に恐れるものは「修理費用」であったのだ。
  • また、Renovationアップデートによって実装されたバッシュも意外な点でバスタードソードを悩ませることが明らかになった。
    • バッシュはその仕様から、近接攻撃においては極めて有用で強力なスキルである。しかしその反面通常の倍の速度で耐久が減少するという弱点も持っている。有用であるがゆえに使用頻度が高くなり、使用頻度が高くなるがゆえに耐久が減少していくというスパイラルである。
    • そこで問題になってくるのは最大耐久、つまり修理をはさまずにどのくらいバッシュを連続して使い続けられるかという持久力の話になってくる。これまで幾度も語られているが、バスタードソードの耐久力の低さはこのバッシュとの相性にも関わってくる。
    • 昨今、ウルラダンジョンアップデートによりウルラ各地のダンジョンの難易度が改変され、全体的に高難易度のダンジョンほど手ごわくなるように調整が行われた。これにより、従前と比べると敵の耐久力が向上し、長期戦化しやすくなった。そのため一度のダンジョン侵入が長くなってしまい、バスタードソードの低耐久では攻略に耐えられないケースが起こりえてしまうのだ。まして耐久が減りやすいバッシュを主力にするのであれば、NPC売り最大耐久5ではとても戦い抜くことはできない。
    • また、バッシュによる耐久摩耗の激化はそのまま修理回数に直結する。修理回数が増えれば増えるほど当然修理費用もかさむわけだが、前述のとおりバスタードソードの修理費用は高いのである。ビームソードの費用に比べれば誤差レベルではあるが、それでも通常の倍の速度で減少する耐久を1.5倍の費用、つまり通常で運用する98%修理の約3倍の費用がかかることを考えるとやはり頭の痛い問題ではある。
    • 「復元の祭壇」はそんなミレシアン達救済の切り札ではあるが、1個単位あたりの価格が意外と高い。100%修理の可能だが勿論値段はNPCと同様に高額な費用を請求されるし、2x2のサイズのためインベントリを圧迫する。おまけにペットインベントリに収納することもできない。
    • そこでにわかに注目されだしたのが「遠隔修理チケット」である。有料サービスの曜日アイテムであり、どちらかというとおおむね「ハズレ」の部類に入るものであったが、この修理チケットも100%修理に対応しているため「復元の祭壇」よりスリムな1x1サイズであり、そのうえペットインベントリに収納することも可能。現在は鍛冶・洋服・魔法武器に類するアイテムが修理可能(=錬金術類と楽器類は遠隔修理不可能)であるため、よほどうっかりしていない限りは「あっ!」と事態を避けられるようにはなっている。
      もちろん、そもそもそうした事態を見越して修理しておく、補助武器を用意しておくなどの備えは怠らないようにしたい。
  • このようにバスタードソードを取り巻く状況は改善されてきているとはいえ、依然として厳しいものであることは変わりない。
    • しかし一方で前述の修理100%可能化により、ある程度まで最大耐久が達してしまえば以降はランニングコストだけを考えればよくなったため、「最大耐久度上昇のプラチナハンマー」や「最大耐久度上昇のクリスタルハンマー」の価格が(サーバによるが)全体的に下落傾向にあることがあげられる。
      これらはランダムボックスからのハズレアイテム(ある意味ではあたりアイテムか?)であるが、マビノギにおける不可逆のシステムである最大耐久値を回復させられるという無二の性能を持っているため、ハズレとはいえそこそこの値段で取引されるのが常であった。
      しかし、最大耐久がある程度まで確保できればそれ以上は不要になるため(いずれにせよプラチナは最大20まで、クリスタルは最大25までという制約がある)修理100%化によって需要が従前に比べて低下したのだ。これはバスタードソード愛好家にとっては追い風に働いたことは疑いなく、噂ではドロップ品のフルスペック改造した最大耐久25のバスタードソードを帯びたミレシアンがいるとか、いないとか……。
  • さらに時間がくだり、2022年になると、上半期のアップデートで修理費が大幅に低減されるアップデートが入った。これによって修理費増加系の改造・エンチャントを施しやすくなり、普段から本気装備を気軽に使えるようになった。
    • バスタードソードももちろんこの恩恵を受けており、1ポイントの修理につき71Gと従来に比べて1/50もの大・大削減。もはやバスタードソードに恐れるものなど何もない……のかもしれない。
  • メモリアルフラワー装備実装後、ケルティック装備以降の装備品の性能差はほぼ誤差というレベルで環境が変わってしまい、多くの武器が淘汰の波に飲まれていった。
    もちろん最古参のバスタードソードもこれに該当し、ほとんどのプレイヤー達からは見向きもされなくなった。よくあるオンラインゲームの世代交代の話である。
    ところが2023年9月13日のアップデートでバスタードゾード外見保存呪文書が実装。しかも、村正のようなランダムボックス品ではなく恒久的に手に入れられるNPC売りである加えて、NPC売り外見記憶呪文書の片手剣はバスタードソードのみ。
    武器としての不遇ぶりはどこへやら、驚くほどの厚遇ぶりにバッソ愛好家達は沸き立ったという。
    • ……しかし熱心な愛好家にはただ見た目だけを取り繕っているようにも映り「中身は完全に別物をバスタードソードといえるのか?」「俺たちはバッソの中身にも惚れたんじゃなかったのか?」という自問を繰り返す日々を送っているらしい。

*1 実際はこの表現と異なり、二刀流はアタックの打数によってダメージを伸ばす傾向にあるため、アタック主体=耐久の減りが早い、という意味。
*2 ただし、百貨店改造を行わない場合は特殊焼き入れを行わないバトルソードに大きく劣る。だがこの場合、バトルソードはバランスが2になってしまうが、バッソはバランスが50も残る。
*3 一応ファルカタビホルダーソード、高い数値の巡礼者の剣ウォーソードビームソードネギエルシノアソードエリュシデータ&ダークリパルサーなどなど多数が該当するが、制作orドロップなど入手経路が限定的すぎる点、維持費の面で常用が事実上不可能なので割愛する。
*4 アイデルン(98%)修理でビームソードが1Pあたり22360G。100%修理で1Pあたり44385Gとなる。微妙に2倍を切る。