投擲【とうてき】
概要
- ジャイアントが持つ物理遠隔属性の攻撃。
右手にアトラートル、左手に矢弾であるジャベリンを装備する必要がある。
ナチュラルシールドの影響を受ける。 - マグナムショットと異なり、照準プロセスなしで即発射・ランク依存の命中率・ダウンを奪えない・移動に影響しない(走りながら準備可能)・クールタイムあり(ランクに依存)という特性を持っており、装備非依存の突進との連携を考えると「強敵に対する強烈な先制攻撃」を行うスキルといえる。
- 射程はアトラートル依存で、1500(クロスボウと同等)か1800(リングボウと同等)かの2通り。
後者の射程を実現可能なものは地下トンネルの宝箱からしか入手できない。 - 現在では攻撃の起点や仕切り直し、にらみ合いになった際や敵の足止めなど様々な状況で使うことができる。
ジャベリンのスタック数について
- ジャベリンは矢等に比べてインベントリサイズが大きい(ショートジャベリンは1×4、ロングジャベリンは1×5)。
しかしどちらもスタック数は20本と極端に少なく、調子に乗って撃ちまくっているとあっという間に弾切れになる。
実装直後は25秒というクールタイムであったため、どのように扱っても弾切れになることはほとんどなかったが、現在では最短4秒+αで撃ちまくれるため、インベントリがジャベリンでいっぱいというジャイアントもいたりする。 - The Drama IRIA 8話と同時に実装されたヒルウェン工学により
なんと最大500本スタックのショートジャベリンLT、および最大300本スタックのロングジャベリンLTが登場。
これによりインベントリ効率は1マスあたり100 or 60と、圧倒的に改善された。古代技術恐るべしである。 - これらに前後して「ジャベリンカバン」も実装された。これは1x3のインベントリに5x10という恐ろしいインベントリ効率を誇る最強のカバン。
ジャベリン専用なのが悔やまれるが……。つごう10セット、最大で5000本のジャベリンを持ち歩くことができるという夢のアイテムである。これさえあればよほど無茶な使い方をしなければそうそう矢弾が尽きるということはないだろう。 - 『UPRISE-精霊の飛翔-』アップデートで、アトラートルも精霊武器にすることが可能になった。精霊武器のスキルの一つ「究極のアトラートル」によってジャベリンを消費せずに投擲する事も可能に。…わざわざ精霊化してレベルを上げるかはともかく。
その他
- 上記の様にジャベリンのスタック数が極端に少なかったことに加え、物理攻撃なのにダメージが安定しない魔法や錬金術のような特徴を備えていたり、遠隔攻撃なのに遠隔属性のエンチャントができないなどのよくわからない仕様もあってか利用者は非常に少ない。
これにはアトラートルが手に入りにくいことや、矢弾の入手ルートが限られていることも無関係ではないと思われる。
そして何より魔法や錬金術といった同様の用途の代替スキルがあることがあげられる。- しかし、魔法や錬金術を使いこなすには相応のステータスや装備が必要になる。だが投擲は物理攻撃に類するため、近接に高い適性のあるジャイアントにとってはステータスや装備などのスペックを共有できるという無視できないアドバンテージがあることは付記しておきたい。
- リニューアル以前は「常用するならウォーターキャノンのほうがまし」といえるほどの微妙スキルだったが、リニューアルで全く方向性の異なるスキルへ変貌を遂げており、そもそも競合すらしなくなった。
- 石投げや死んだフリがなく、このスキルも連射不可となったことでジャイアントの近接偏向志向はより強化されたといってもいいだろう。
- 「遠隔攻撃なのに近接攻撃」という特徴から、よく近接スキル関係のアップデートがかかるとその影響でバグが生じている。といってもたいていは本国で即修正されたあとに日本サーバに実装されるので我々の目につくことは殆どない。
- 倍率上限を遥かに超えた異次元のダメージが出たり、ウィンドミルの攻撃範囲が投擲の距離になる超高範囲攻撃化など、ゲームシステムそのものを破壊しかねないものなので、むしろ治っててよかったという話なのだが。