投擲

Last-modified: 2020-01-15 (水) 18:45:05

投擲【とうてき】

概要

  • ジャイアントが持つ物理遠隔属性の攻撃。
    右手にアトラートル、左手に矢弾であるジャベリンを装備する必要がある。
    ナチュラルシールドの影響を受ける。
  • マグナムショットと異なり、照準プロセスなしで即発射・ランク依存の命中率・ダウンを奪えない・移動に影響しない(走りながら準備可能)・クールタイムあり(ランクに依存)という特性を持っており、装備非依存の突進との連携を考えると「強敵に対する強烈な先制攻撃」を行うスキルといえる。
    • を塗ったアトラートルからの投擲→突進→スマッシュという連携が可能で、スキルの育ち具合によっては最後のスマッシュがとどめになることもあり得る。
  • 射程はアトラートル依存で、1500(クロスボウと同等)か1800(リングボウと同等)かの2通り。
    後者の射程を実現可能なものは地下トンネルの宝箱からしか入手できない。
    • かといって露店売りされているかといえば需要がピーキーすぎてよほどの好事家でもなければ取り扱っていることは非常に少ない。
    • 実はごくごくまれに合成で手に入ることがある。とはいえほぼ「ハズレ」扱いでNPCに売られてしまうかその場で合成素材にされてしまうのだが…。
  • 現在では攻撃の起点や仕切り直し、にらみ合いになった際や敵の足止めなど様々な状況で使うことができる。

ジャベリンのスタック数について

  • ジャベリンは等に比べてインベントリサイズが大きい(ショートジャベリンは1×4、ロングジャベリンは1×5)。
    しかしどちらもスタック数は20本と極端に少なく、調子に乗って撃ちまくっているとあっという間に弾切れになる。
    実装直後は25秒というクールタイムであったため、どのように扱っても弾切れになることはほとんどなかったが、現在では最短4秒+αで撃ちまくれるため、インベントリがジャベリンでいっぱいというジャイアントもいたりする。
    • 参考までに他の遠距離用の射出素材と比較した場合、1マスあたりのスタック数(最大スタック数/占有マス数)は高いほうから順にエルフ矢(166.7)>ボルト・各種結晶(100)>人間矢(33.3)>ジャベリン(10or4)。
      • トーナメントの景品で絶大な威力(最大最少+400)を誇るジャベリンが実装された。
        ただしスタック数3。スタック数比率ではなくスタック数が3である。
        予選に2回参加するだけで最低でも1セットもらえるが、場所を取るにもほどがある設定である。
      • 後にスタック数50本のショートジャベリンが実装されたが、それでもスタック数比率は10とボルトの10分の1。
  • The Drama IRIA 8話と同時に実装されたヒルウェン工学により
    なんと最大500本スタックのショートジャベリンLT、および最大300本スタックのロングジャベリンLTが登場。
    これによりインベントリ効率は1マスあたり100 or 60と、圧倒的に改善された。古代技術恐るべしである。
  • これらに前後して「ジャベリンカバン」も実装された。これは1x3のインベントリに5x10という恐ろしいインベントリ効率を誇る最強のカバン。
    ジャベリン専用なのが悔やまれるが……。つごう10セット、最大で5000本のジャベリンを持ち歩くことができるという夢のアイテムである。これさえあればよほど無茶な使い方をしなければそうそう矢弾が尽きるということはないだろう。
  • 『UPRISE-精霊の飛翔-』アップデートで、アトラートルも精霊武器にすることが可能になった。精霊武器のスキルの一つ「究極のアトラートル」によってジャベリンを消費せずに投擲する事も可能に。…わざわざ精霊化してレベルを上げるかはともかく。

その他

  • 上記の様にジャベリンのスタック数が極端に少なかったことに加え、物理攻撃なのにダメージが安定しない魔法や錬金術のような特徴を備えていたり、遠隔攻撃なのに遠隔属性のエンチャントができないなどのよくわからない仕様もあってか利用者は非常に少ない。
    これにはアトラートルが手に入りにくいことや、矢弾の入手ルートが限られていることも無関係ではないと思われる。
    そして何より魔法や錬金術といった同様の用途の代替スキルがあることがあげられる。
    • しかし、魔法や錬金術を使いこなすには相応のステータスや装備が必要になる。だが投擲は物理攻撃に類するため、近接に高い適性のあるジャイアントにとってはステータスや装備などのスペックを共有できるという無視できないアドバンテージがあることは付記しておきたい。
  • リニューアル以前は「常用するならウォーターキャノンのほうがまし」といえるほどの微妙スキルだったが、リニューアルで全く方向性の異なるスキルへ変貌を遂げており、そもそも競合すらしなくなった。
    • というのは、ウォーターキャノン自体の仕様の理解や用途別のシリンダー、改造エンチャントマスタリ(錬金術)チェーンシリンダー細工といった要素により、錬金術師にとって主力スキルとなったからである。
      が、投擲と違い、爆発力に欠ける。そのぶんクールタイムが生じないため、遠距離攻撃という部分以外はまったく別の方向に位置するからである。
      • あえてその恵まれた身体能力を封じ、投擲と錬金術で戦う遠距離系ジャイアントも希少ながらも存在している。実際に戦術として「手数のウォーターキャノンで足止めをして投擲で強烈なダメージを稼ぐ」という戦術は有効。
        競合ではなく「共存」できるようになったといえるだろう。
  • 石投げ死んだフリがなく、このスキルも連射不可となったことでジャイアントの近接偏向志向はより強化されたといってもいいだろう。
  • 「遠隔攻撃なのに近接攻撃」という特徴から、よく近接スキル関係のアップデートがかかるとその影響でバグが生じている。といってもたいていは本国で即修正されたあとに日本サーバに実装されるので我々の目につくことは殆どない。
    • 倍率上限を遥かに超えた異次元のダメージが出たり、ウィンドミルの攻撃範囲が投擲の距離になる超高範囲攻撃化など、ゲームシステムそのものを破壊しかねないものなので、むしろ治っててよかったという話なのだが。

G12S1までの仕様

当初の仕様(折り畳み)
  • レンジアタックと異なり、照準プロセスと追加ダメージが存在しない。
    対象を選択すると即座に投射が実行され、かつダメージもランク依存。
    • 命中率もランク依存なのだが、命中率が上昇するランクが解放されていないため90%固定であった。
      • この命中率を受け入れられる豪のもののみが可能とする投擲カウンターはアトラートルのエンチャント次第ではIBCを上回る効率を叩きだす。
    • 毒が使用可能な上、準備中に走れて照準プロセスなしに遠距離の相手に毒を盛ることが出来るため、相手によってはこのシステムが有利に働くことも。
  • 射程と毒の利用可否を除いたあらゆる点でウォーターキャノンの後塵を拝するという、微妙スキルの頂点を狙えるスキル。
    とはいえ、クロスボウの射程と毒が使える点は大きく、何とかと鋏程度には使いようのあるスキルであるといえた。

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