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概要
ホムラの雑貨屋の用心棒。本名はランスロット、湖の騎士の異名を持つ。
仮名は『Lancelot du Lac』より。ラスト3文字を逆読みした形になる。*1
初登場
WEB版では「67.腹黒S疑惑」にてスラムで会う。(書籍版では1巻「九 休日と獣道」)
基本情報
容姿
- 白と青、金基調の装備、金髪、白皙のイケメン。
- 瞳の色は天気や感情で色が変わる湖の青を映した色、普段は薄い穏やかな水色。
- 高揚などで青みが増し、また不快感などで灰色に変わる模様。*2
- 書籍七巻五にて、ドゥルとヴェルナの神気に対抗するためかなり灰色になっていた。
- 前髪については平時は左分け、騎士としては真ん中分けという設定があったらしい。*3
- 挿絵、コミックス版で反映されるかは不明。書籍5巻表紙や5、6巻挿絵では左分けで描かれている。
- ファストに来る前はランスロットも参照。
騎獣
- ヴァイセ
- 白い天馬
- 呼び出すには青いダイヤが必要になる。*4
- 白い天馬
誕生日
- 4/1*5
イメージカラー*6
- 青
- 綺麗な青、真っ青*7
食事*8
- ニンジン、ピーマンが苦手。(外では食べる)
- 甘い物、ハンバーグのようなお子様ランチに入っているようなものを好む。*9
- ホムラの料理が好きだが、能力的に有用なこともあって甘いものが特に好み。
- そもそも食事に興味はなかったが、最近は味を気にするようになったとのこと。
- プリンは緩め、チーズケーキはベイクドチーズケーキかジャムソースをつけたものが好み*10
武器
出生
水の神ファルの化身である湖の乙女に育てられたことが「金平糖特典SS「緩やかな喪失と幸運」」で判明する。
湖の乙女に育てられ、知識と水人形相手に剣の腕を磨いていたと思われる。
「幼い頃はたぶん無為」だったとのこと。*11
精霊に育てられた性質なのか、人よりも精霊に近い存在だった模様。
その後は陸に上がった後、マーリンや初代帝国の王に会ったと思われる。
NPCは神々の祝福によって性格が変わる特性があるため、最初【ファルの寵愛】を持ち、その後【ヴェルスの寵愛】を取得したと思われるため、「一見穏やかだが中身は苛烈」な性格だった模様。
その後、ホムラのところで【ドゥルの祝福】と【ヴェルナの加護】を貰ったため、家庭的な穏やかさを手に入れたようだ。
- 関連項目
特別な祝福を受けた者
攻撃系スキルを使うと若返ることが「341.日常の光景」マーリンに口から明言されたが*12、「358.白鶴大夫」で説明された。システム的な説明はこちら。
ファルから賜った攻撃スキルを使用することで若返り、別のスキルを使うと元に戻る模様。
年齢はカル本人にも制御ができないようで、普段はホムラよりも年上の外見を保っているが、「358.白鶴大夫」ではホムラより年下で、女性が騒ぎそうな完璧王子の外見になっていた。
紅茶
「111.たてたのはガラハド」の時点では「紅茶だけはなんとか淹れられる」とのこと。この時はスキルと言うわけではなかったようだ。
その後、【ドゥルの祝福】を貰った時点でスキルになったようだ。
称号
ホムラの主観ながら「285.モザイク」で一部判明。
カルの模様は大きく全てを確認することができなかった。
住人は量の多少はあれど生まれつき全属性を持っているらしい。*13
神々の祝福
その他
スキル
アライアンス全体に影響を持つスキルや称号が多く、イベントの大規模戦や帝国戦で指揮官を務める。
攻撃系
盾系
- 【盾術】の上位スキル*32
- 【氷楔の盾】*33
- 盾と羽を組み合わせたエフェクトの盾スキル*34
- 【堅固なる地の盾】*35
- 防御のドーム*36
- 【不動の守り】*37
- 【流水の隔たり】*38
- 【アクアマリンの盾】*39
- 『名も無き騎士の守り』*40
その他
- 【気配察知】、精度の高い【察知】系*41
- 【鑑定】*42
- 【転移】*43
- 【法の称号封印】(ホムラから)*44
- 【跪け】騎士を統べるスキル*45
- 【察知】*46
- 【拠点防衛】*47
- 【ダブルスキル】*48
- 【暗視】*49
- 【採掘】*50
- 【採取】*51
- 【回復】系*52
- 【付与】系*53 *54
【湖の騎士】ランスロット
【湖の騎士】殿の名称がWEB版「103.撲殺現場」にて登場。
「出会い 一」ではモテる割には女性に対してたんぱくであったことがガラハドによって語られている。
だが、王妃との不義密通の疑いをかけられたころには「道ならぬ恋にはまったふしだらな男」と噂されていたようだ。(最初は酒場の与太話よりも信ぴょう性がなかった模様)
その後、王が伏せたため緊急事態と言うことで王城に住まいを移したマーリンによって「生死不問」の捕縛命令が出され、何度か追手と交戦したようだ。
登場時はやや死亡に噂は傾いていたようで、エカテリーナやガラハドは死んだものと思っていた。
ホムラとエカテリーナの手によって傷が回復し、「カル」として雑貨屋に身を寄せる。
アルバルへの転移の特権を持っていることが、「182.関係者」で判明する。
その他、「281.街の解放」にて、水神ファルの神託によりヴァルノールへの転移を許可されていると判明。
この時代の話はマーリンやガラハドの口から漏れ聞こえることばかりであるが、出生からか食事に興味がなかったりと、人間味は薄かった模様。
8巻通販特典SS「正装」のイーグルの発言により、近衛騎士団団長に近い立場にいたようだ。
ただ本人は引退したつもりだったのか、皇帝に頼まれての魔物の討伐や時々騎士の指導などしかしていなかった模様。
国に仕える騎士と言うよりは、王の友、客分、国の英雄。と言う存在であり、ランスロットに仕えたいという騎士も多くいたようだ。
流浪時代
マーリンに出された捕縛命令から逃れ、ジアース国へ流れ着いていたころ。
『異世界』のゲーム開始時点ではこの状態。
追手に負わされた傷によって弱体化しており、この弱体解除にはエカテリーナにある必要があった。
この辺りのカル視点は「金平糖特典SS「緩やかな喪失と幸運」」で読める。
WEB版では「67.腹黒S疑惑」にてスラムで会う。(書籍版では1巻「九 休日と獣道」)
ホムラ側の印象としては「青年というには少々トウがたった男」。
無精髭が伸びすぎて顔の半分を覆っているため一見歳をくっていそうに見える。
剣だこのできた手の皮膚とハリのある声、このくたびれた外見から想像するよりはこの男は若い印象。
雑貨屋の用心棒 カル
WEB版「102.情報収集?」にて冒険者ギルドでホムラと再会。
雑貨屋を持つことになったホムラに用心棒の誘いを受けた。
王妃との不義密通の疑いがかけられていることを説明したうえ、ホムラに雇われることを受ける。
ホムラがカルを雇った理由は「五体満足は他所で雇うだろうし、怪我をしてても条件は満たしてた。あとは悪い状況でも荒んでなくて律儀、長閑だったから」である。*55
その後はレーノとともに【気配察知】系のスキルを駆使して用心棒の他にも列整理などに努めている。
その他、過剰な防衛体制を敷いていることが書籍5巻「観察者」にてレーノの視点で語られている。
WEB版「333.放置していたものを進める」にて、ペテロから雑貨屋を狙う不届き者の始末を暗殺者ギルドに依頼を出していることが判明した。
ホムラの騎士
「155.庭」で【ドゥルの祝福】と【ヴェルナの加護】を取得。加えて称号【身を捧げる者】を取得。
エカテリーナへの治療の際の消費アイテムの返却後に騎士になることを告げている。
「164.雑貨屋での食事」にて、消費アイテムの返却が完了したことを告げ、ホムラに追手を欺くために性別を変える提案をするも断られたため、「165.宣誓」にてホムラに剣と身をささげて正式にホムラの騎士となる。
「我が身 主の剣となり 憂いを払い、 我が身 主の盾となり 穢れを寄せず、 この身、終生主に捧ぐことをお許し願いたい」
その際、称号【暴キ視ル眼】によってホムラの【傾国】の影響下にあることが判明。これはのちに神殿で解除された。
「306.出立前夜」で扶桑にてホムラの合流、鬼たちと正式に面識を得る。
帝国戦にて
WEB版「140.移動」にて養い子であるガラハドと再会。
WEB版「182.関係者」にてアグラヴェインを捕縛。この後、ファストの教会で聖水をかけて【傾国】の影響を排除することに成功する。
またこの際にガウェインも正気に戻っていることがわかる。(運営としては敵対フラグがあった*56ようだが、彼の弟二人を生け捕りにできたことで割合穏やかに進んだ模様)
その後しばらくはホムラが扶桑に行っていたこともあり出番がなかったが、「212.殲滅」でおそらくはガウェインに呼ばれて参戦。
酒呑と一戦交える事となる。
なお、「256.イベント前」から始まる別サーバのイベント戦ではファストの領主と面識があることが判明するほか、対帝国戦にてガウェインと双璧を担っていた。
WEB版「222.幕間」にてアイルの王と王太子にコンタクトを取るなど暗躍を始めていることはわかる。
この時点で騎士の半数がすでに帝国から離脱していることがわかる。
「283.アローン宰相」にてサディラスの攻略に参加。
WEB「313.涼しい顔をして空回り中」にてアイルの王太子とともに指揮権を持っていることがわかる。(補佐がガウェインともう一人ホムラが知らない騎士)
その後は別行動するホムラと分かれて軍を率いて帝国本国に侵攻。「323.一方その頃」にて王妃と対峙している。
最終的には「329.帰属と帰還」にて正式に帝国を離脱。雑貨屋所属となる。