- 「44.念願の……っ」で名称登場。
- 米の仕入れ元。
- クズノハを封じた結界により、【スキル】の外部発動ができず、『符』によって発動する。
- 封印、心眼などの自身にしか影響がないものは使用可能。
- 相手を鑑定、エンチャント、攻撃系は不可能*1(ただ、食品を鑑定している描写があるので、「誰か」でなければOKの模様)
- 『封印の獣』傾国九尾クズノハの【傾国】を恐れ、女系である。
- 「書籍8巻 とあるゲームの裏事情」にて、帝国後の飛行型の騎獣を手に入れてから(おそらくスーンを回避して)到着する設定だったことがわかる。(つまり最低でもエルフの大陸上陸後の想定)
入口の神社
「185.扶桑」にて初の到達。
扶桑に来る際に必ず訪れる場所。
招待客や商人以外の入国を現在は制限している。
海に建つ赤い鳥居とその後ろに続く白い砂浜に縁取られた島にある。
扶桑には結界があり、鳥居と呼ばれる門をくぐらねば入ることができない。
鳥居を後に、船着場に接岸すると目の前に石段があり、その先に木々に囲まれた神社がある。
海が凪ぎ、鳥居の下に階段が現れる時が扶桑と他国の短い交易の期間となる。
ガラハドたちが訪れた「301.もふもふの裏で」は交易期間でなかった。
石段を上がると大きな拝殿があり、巫女や神主から扶桑でのマナーなどを聞き、『符』について説明を受ける。
『符』の購入や本人の持つスキルを『符』に込めることも可能。
おそらくこれが入国手続きとなる。
拝殿の裏から出ると、本島へと続く真っ白い海の中に浮かぶ道がある。
商人たちは鳥居のある小島で取引を済ませ、本島に渡ったことがある者はごくわずか。
移動の許可は扶桑の住人の、それもある程度地位のある者からの推薦が必要。
巫女/神主
神殿の神官同様に水を清めることなどは可能。
清められた高ランクな水は聖水同様に浄化が可能。*2
秦
「185.扶桑」で登場した扶桑の入り口の神社の神主。
扶桑でのマナーなどを聞き、『符』について説明を受ける。
神社の水
清められた水。
入り口の神社の水はホムラの『庭の水』にはだいぶ劣る模様。
江都
「196.江都到着」で到着。
時代劇の中の江戸の町。
掘割を流れる水、通りに面した瓦屋根の家々。
その裏手を覗くと、長屋の板葺き屋根。
道中の宿場町よりも規模が大きく垢抜けている。
- 蕎麦屋(天音おすすめの店 196.江都到着 )
- 甘味屋
- 小間物屋
- 一膳飯屋
- 呉服屋
- 具足屋
- 刀剣屋
- 湯屋
- 『兵糧丸』のレシピをもらえる場所(薬屋? 197.刀工の家 )
など様々な店がある。
江都の街の中心に建つ白壁の城を囲むように、四家の上屋敷がある。
江都の中は、馬車の代わりに猪牙舟(ちょきぶね)が水路を走り、町と町の間は、辻駕籠つじかごが走っている。(200.修行?)
関係者
中心人物
右近
「179.平和な道中」でホップの護衛として登場。
黒髪の男装の麗人。僕っ娘。武器は和弓。
闘技大会の技部門優勝者。【技王】or【技帝】のリング保持者?*3
騎獣は金色の狼。*4
江都の城では、要様と呼ばれている。
国の要、封印の要となるため。*5
左近
「179.平和な道中」で登場。黒髪の男性。
右近の乳兄弟。武器は日本刀。
騎獣は青銀の狼。
『八刀』の一人で、西家本家嫡男でもある。
「181.隠し事」にてホムラにスキル【紅葉錦】を伝授する。
- 判明スキル
- 【剣術】【刀】【紅葉錦】
- 【釣り】
天音
「179.平和な道中」で登場。
袴とスカートの中間のような形の服、黒髪を肩甲骨の下あたりでゆるく結んでいる可愛らしい女性。
右近、左近と幼なじみ。
格闘士。忍者系。小太刀も使う。
騎獣は銀色の狼。
『湖の騎士』ランスロットにあこがれており、絵姿を持っている。
「207.ペットの疑惑」にて黒歴史が幼馴染によって暴露された。
- 判明スキル
- 【格闘】系
- 【結界察知】
- 【気配察知】系
- 【刀】か【短刀】か【忍刀】系
刀工の家
天津の鍛治工房。江都だが町から離れた閑静な竹林の中にある。
斑鳩
「183.庭の水」にて名前のみ登場。「197.刀工の家」にて本人登場。
偉丈夫。無口。レベル200付近。*7
壮年から初老に片足を突っ込んだような年齢。
日に焼けた肌は筋骨隆々。白く見える傷跡があちこちにある。
『八刀』の一人。最上位。
元【剣帝】。在位中にランスロットに敗れている。
鬼(酒呑)との再戦時まで普段はスキルを封じている。『緩和符』で一時的にスキルが解放可能。
「198.斑鳩」にてホムラと対戦した。
酒呑ほどではないが剛剣の使い手。技が豊富。
得物は肉厚で刀身が五尺(約150cm)ほどある大太刀。
斑鳩に勝利後、スキル【月花望月】を取得できる。
ケイト
「197.刀工の家」で登場した狼の顔の獣人。
和服の胸元がモッフモフ。
元は斑鳩を暗殺に来たらしい忍者。
現在は斑鳩に弟子入り、兼、従者。ござる口調。
対戦後【雲夜残月】がもらえる。『八刀』の一人。
天津
「197.刀工の家」にて登場。「198.斑鳩」で名前が判明。
左近がルバに紹介した刀工。大変頑固で偏屈。
扶桑随一の鍛冶とのこと。
茶道楽であるらしい。
- 『小柄・赤銅魚子地牡丹図』
- 天津銘の忍者刀
胡蝶
天津の弟子の少女。
まだ下働きの段階だが、気が向いた際に作る組紐の評価は高く、様々な効果があるようだ。
ただし、作品数は少ない。
- 紫紺の下げ緒
- 器用強化
- ホムラがペテロへの狐面につけた飾り紐
- 知力強化
火の社
『アシャの火』を最後まで守っていた社。
『時の金剛石』に『アシャの火』を灯していた。
神鳥
「301.もふもふの裏で」にて登場。「303.扶桑満喫中」にて名前判明。
火の社のヒゲ神主。
孫娘が『アシャの火』を消してしまった。
西家
方角の名前を持つ家は、名前通り江都から見て、その方向に所領があるため、西に所領がある。
領地には金山やその他希少鉱物が取れる場所がある。
領民や山窩さんかと呼ばれる山の民は、金山などを除き自由に出入りできる。
ホムラが修行していた山はここにある。
領地にも屋敷はあるが、江都に当主の住む上屋敷、左近に案内された中屋敷がある。(200.修行?)
人物
雲雀
「181.隠し事」にて名前が登場。
ルバの親友の母親。(故人)
先の政争で行方が分からなくなっていた。
西家の分家紋(琴柱三つ)の懐剣がルバに渡っていた。
燕
「181.隠し事」にて名前が登場。
左近の祖母。雲雀の姉。刀自殿。
本家(琴柱が五つ花びらのように丸く)の紋を持っていた。
背筋の伸びた少々厳しそうな印象の女性。
左海の港
食べ物が多く集まる港。
入り口から江都までとは反対方向にあるらしい。
柚冨峯
左近に紹介される予定だった西家の領にある温泉地。
春は新緑が美しく、秋であれば名物の朝霧があり、紅葉も綺麗とのこと。*12
北家
「181.隠し事」によると、七、八十年前、北家と西家の政争があった模様。
西家の冤罪が証明されて、北家の嫡男が粛清されたらしい。
「200.修行?」にて、ぺテロによると、「敵が生命感知かなんか持ってるのか、たくさん寄ってきちゃって見に行けないかな」とのこと。
白濃川
天音がランスロットに紹介した温泉地。
東家
「197.刀工の家」で登場。
領地で植木市が行われ、果樹も並ぶという。
夜のあわいの宴会
扶桑で参加できる鬼の宴会。初登場は「189.扶桑の夜」。
鬼との戦闘に勝利するか、その他の条件(ランクの高い酒の提供や芸*13)をクリアすると『閻魔帳』に鬼の手形(署名)を貰えたりする。
鬼は宴の場所では不死身となり死亡することはない。(両断されても襲ってくるので明確な勝利条件はあらかじめ決めておく必要がある?)
この場にある夜の食べ物を食べた場合、日の元でバットステータスがついたり、あわいが消えた時に、もう一層の結界内に飛ばされたりする。*14
参考:【鬼宴帰還】
鬼
『閻魔帳』に陰のモノの手形を押すことで、式として使役できるようになる。
正式な契約は、名と手形が必要。
なお、扶桑のNPCに陰陽師などの職(ジョブ)についていれば『式』を持っている。が、一族の誰かが多かれ少なかれ怨まれてる可能性があるためいろいろと制限があるようだ。*15
「書籍9巻 とあるゲームの裏事情」によると、好感度を上げるには、戦闘、酒、踊りでパーフェクトらしい。
酒呑
「189.扶桑の夜」で登場した武家っぽい装束の大男。
通常時は黒髪黒目、戦闘時は炎のような紅い髪と炯炯と光る金の目の異形と化す。
筋肉も盛り上がり、倍に膨れたようなその腕に、胸に、紅い模様が浮かぶ。
ホムラに自身の『閻魔帳』(表紙が赤地に黒い炎と瓢箪)を渡し、第一項の鬼になる。
「213.戦利品」でガラハドの祖であることがわかる。
カルいわく「あれが大江山の酒呑童子ならば、ガラハドの何代か前に血が入っているはずです」とのこと。
紅葉
「189.扶桑の夜」で登場した十二単のような格好の女。
おそらく鬼女紅葉。
【房中術】で精気吸う鬼女。(なお、ホムラに発動した時は返り討ちにされた)*16
【流水ノ紅葉】で防御可能。
紅梅の閻魔帳の第二項目。
紅梅(雷公)
「191.符」で登場した鬼。
学者然とした白皙の顔。
レベル50以上の雷魔法が使える。
ホムラに自身の『閻魔帳』(表紙が黒地に雲と白梅の図柄)を渡し、第一項の鬼になる。
雷公が名前で、紅梅は知り合いの梅の精霊の名前だが、ホムラには「紅梅」のほうで呼ぶように求めた。*17
元ネタは菅原道真公か?
江都の城に来ると恨みに狂って鬼の姿になるらしい。
時々稲光のする黒雲の上に、毛が逆立ち、口からちろちろと火炎を吐く鬼が雷を撒き散らしている。
北家の者に恨みがある模様。*18
小次郎
「195.褌」で登場。
バハムートが咥えてきた「お土産」。
酒呑よりさらに一回り大きく、顔が厳つい。たいそう鬼らしい顔。
紅梅の『閻魔帳』の第三項目。
右目が金色の双瞳。元ネタは『幸若舞』より平将門か。
甘党で、紅茶党。
茨木童子
「195.褌」で登場。ペテロの第一項の鬼。
ぺテロが橋で出会った。
(橋は一種の境界、怪異が起こる定番の場所であるらしい。)
展途上で小柄な褌&さらし姿の少女。
酒呑に惚れており、かつて彼が惚れていた「異国の踊り子」を身近なもので表現しようとした結果のようだ。
ホムラの鬼にもなっており、羽織を着るように命じられている。
酒呑の閻魔帳の第三項目。
「310.今再びの疑惑」で酒には弱いことがわかる。
彼女に心臓を取られると、茨木童子に勝つ(戦闘、賭けetc)まで、もしくは一定期間、軽いバットステータスが日中つく。*19
陰界
入る方法は複数あり。
一、右近のいる結界の「要」の部屋。
二、玉藻を倒す。
迷い込んだ鬼以外は10%の能力の低下を受ける。
芙蓉宮
「202.芙蓉」にて登場。九尾の根城。
荏油の他に襖、床柱、衝立、板戸、格天井などもドロップする模様。
白峯
「202.芙蓉」で名称登場。
九尾に狂っていた。
雨月物語で崇徳院の菩提があったといわれる場所が元ネタか。*20
戦闘時は、羽が金色の天狗姿に変化する。
火、風、【病魔の呪詛】【追撃の痛手】を使用。
「304.白峯」にてホムラの式になる。酒呑の閻魔帳の第二項目。
小龍
「205.クズノハ」で【傾国】にかかりホムラの『閻魔帳』に追加された。
烏天狗
「205.クズノハ」で【傾国】にかかりホムラの『閻魔帳』に追加された。
影鰐
「205.クズノハ」で【傾国】にかかりホムラの『閻魔帳』に追加された。
ワニと言いつつ魚である。
鬼ノ城
冠者
「307.全員合流」で登場。
白峰に飛ばされた酒呑、ガラハド、左近たちが落としてきた鬼ノ城の主。
クルルカンの毒蛇酒で撃沈し、ホムラに下る。
獅子頭に角を生やし、針金のような体毛を持つ二十畳サイズの巨大な鬼だが、普段は色白の線の細い少年の姿。
酒呑の閻魔帳の第四項目。
元ネタは温羅(うら)か? 「吉備冠者」「鬼神」の異名もある。
季節行事
年始
こぼれ話「新玉の年」にて語られる。
右近は年の瀬からしきたりによってスケジュールが決められている模様。
年明けは家格の高い順に挨拶を受け、それが終わると御流頂戴と呼ばれる、みんなで同じ酒を飲む儀式が始まる。*21
会えない家臣には扇子、乾燥鮑を包んだ熨斗を配る。身分が下になると鮑は細長く切った物になるとのこと。
陰界の鬼たちは夜通し宴会をするとのことで、その様子は酒呑曰く「飲んで、殺り合って、食って、交わって――」とのことなので、ホムラは参加を辞退した。
流鏑馬神事
ドラマCD v3.0で行われた季節イベント。
年に一度のお祭りで、この時だけは扶桑の限られた場所だけだが解放される。『祭り境内』として各地の神殿から行ける。
おそらくは最初に入ることになる入り口の神社が拡張されていると思われる。
一心
詐欺、上納金の横領、など多くの悪事に手を染めた。
段蔵の同期であったが、何も言わずに去った彼に恨みを持っていた。
段蔵
もともと一心の同期だった男。
視力を失う病で視力を失い、扶桑を出て修行をしていた。
一心の悪い噂を聞いて扶桑に戻ってきた。
比佐世
お茶漬に護衛を依頼した人物。
詐欺師でお茶漬をはめようとしたが、撃退された。
司会者
流鏑馬の司会。ノリがいい。
助六
祭りの中でスリをしていた男。
一心に命じられ、段蔵
女の子
ペテロが保護した迷子の少女。
のちに一心に人質に取られた少女。