メカノイド(Mechanoids)

Last-modified: 2022-10-26 (水) 15:35:58

メカノイドについて

メカノイドは明らかに高度な技術によって製造されたと思われる謎めいた存在です。
彼らは、突如としてあなたの入植地に攻撃を仕掛けてきます。何者かの命令を受けてこの惑星に降下してきたのか、あるいはただ暴走して手頃な人間を攻撃しているだけなのか定かではありません。
彼らは恐るべき敵ですが、首尾よく撃退できればその残骸から先進テクノロジーの恩恵が得られるでしょう。

すべてのメカノイドは恐怖を感じず、いくら味方が倒されても逃走しません。
また完全な火炎耐性を持っており、モロトフのカクテル等は効き目がありません。
その代わりEMPグレネードが有効で、スタン(一定時間行動不能)させる可能性があります。
また、人間と違って倒した死体を見ることによる心情低下がありません。死体は「精密工作機械」で解体、もしくは「工芸作業場」で粉砕することで金属資源にすることが出来ます。

彼らは食事をせず、飼いならすことができません。

たまにプラスチールやコンポーネントを所持していることがあり、倒すとドロップします。

遭遇

メカノイドはゲーム中盤以降、普通の襲撃と同じようにマップの端から侵攻してきます。そのほか、ドロップポッドでコロニー内に直接降下を試みることもあります。
また、「汚染された船」もしくは「サイコシップ」と共に降下してくることもがあります。船に攻撃を仕掛けたり、接近すると起動して反撃してきます。↓
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逆に言えばこちらから手を出さない限り襲ってこないので、画像のように壁や土嚢で船を囲むように防御陣地を作ることで優位に戦えますが、建築中に入植者が不用意に近寄ることでも起動してしまいますので注意が必要です。十分な準備をしたうえで戦うことをお勧めします。
あえて起動させておいて襲撃者とかち合わせるのも手ですが、完全に運任せなのであまりオススメはしません。
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まれに古代遺跡を防衛している場合もあるので注意が必要です。

メカノイドの種類

現在確認されているメカノイドは以下の5種(+亜種2種)です。

カマキリ以外のメカノイドは強力な遠距離武器を装備していますが、比較的近接戦闘に弱いです。

機械化ムカデ

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↑重ブラスター砲搭載型

centipede_C.jpg
↑ガトリング銃を搭載したガンナー型

機械化ムカデは巨大で低速、重装甲、大火力、中射程を合わせ持つ重戦車のような最強のメカノイドです。
重ブラスター砲もしくはガトリング銃によって範囲攻撃を行い、
接近すればその質量を利用して破壊的な攻撃を行ってきます。

対策

  • 比較的長い射撃間隔と低速のため、距離をとったり回りこむことは難しくありません。
  • また精度は低く、散開して適切にカバーすれば被害を抑えられます。
    ただし防壁はボロボロになります。
  • その巨大さと鈍足、機械化ランスのレイルガンが長射程であることを逆に利用して、
    機械化ランスの射線に機械化ムカデが入るよう位置取りを調整するのは、良い戦術です。
  • 巨体であるため、範囲攻撃のEMPグレネードが非常に有効です。
    特にトリガーハッピー持ちにひたすら投げさせれば、高速で投擲できるうえにちょっとやそっと逸れても効くため封殺できます。
    ただし気を取られていると機械化カマキリに切り刻まれたり機械化ランスから狙撃されたりしますので、
    それらが随伴している場合は他入植者で護衛しましょう。
  • 低速かつ大型であることから狙撃銃やウランスラグタレットによる狙撃も有効です。
    刺突攻撃(銃弾など)に対しての防御性能が高いため、貫通力の低い銃は装甲で弾かれてしまうことが多いです。
  • 残骸(死体)は「精密工作機械」で解体することができ、一体につき30スチール、10プラスチールを得ます。

バーナー型機械化ムカデ

centipede_B.jpg

  • バーナー型にはより注意が必要です。防御陣地やコロニーを炎上させるだけでなく、
    入植者に火がついた場合は周囲を迷走し操作ができなくなり、敵の集中砲火を浴びる可能性があります。
    タレットなどを囮にし攻撃を受けないように戦うのが理想ですが、
    難しい場合はあらかじめ泡消火器を配備しておく、消火要員を少し離れたところに待機させることで被害を防げるかもしれません。
    雨天など天候が味方してくれれば、炎上・延焼が抑制され敵の脅威度は大きく低下するでしょう。
    一発撃たれるだけで戦線が崩壊しかねないため、射撃を防ぐために近接戦闘を挑むのも一つの手段です。

機械化カマキリ

mantis.jpg
機械化カマキリは高速・近接戦闘特化の両手のブレードで武装した小型のメカノイドです。
人よりも速い速度で近づいて二本の強化刃で切りかかってきます。

対策

  • 遠距離武器を装備していないため、がむしゃらにこちらに向かってきます。誘導は容易なので近づかれる前に銃火器で潰しましょう。
    ただし移動速度が速いため撃ち漏らすと不利です。
    タレットやスパイクトラップでの防御陣地構築ができているならそちらに誘導しましょう。
  • 接近戦闘は絶対にやめておきましょう。両腕のカマであっという間に切り刻まれてしまいます。
    もし近接武器を使用する場合は、EMPの効果時間中のみ攻撃するようにしましょう。
  • 装甲は比較的薄いので、持てる火器を総動員して早期に沈めましょう。
    マップ外から襲撃してくる場合、足の遅いムカデが合流する前の各個撃破が望ましいです。
  • 残骸(死体)は「精密工作機械」で解体することができ、一体につき15スチールを得ます。

機械化ランス

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中射程・高威力のレイルガンを装備した小型のメカノイド。
距離を置いての狙撃に徹して他メカノイドの後方支援をしてきます。

対策

  • 可能な限り、レイルガンによる被害を避けるために防御陣地に拠って戦いましょう。
    ただしライフルや狙撃銃のような長射程の武器でなければ、一方的にアウトレンジから狙撃されるかもしれません。
    タレットを並べて防衛線を構築するなら、射程の外は壁で覆うべきです。
    1.0までレイルガンは狙撃銃に次ぐ長い射程を有していましたが、1.1では軍用ライフル以下と大幅に弱体化しました。
    ですが一発の重さは健在ですので撃ち合いは要注意です。
    当たりどころが悪ければ一撃で入植者が死ぬことも多いです。
  • 近接戦闘武器を装備しておらずレイルガンはクールタイムが長いので、
    格闘武器や攻撃間隔の短い火器(サブマシンガン等)を装備していれば有利に戦えます。
    格闘武器にシールドベルトを併用すればなおいいでしょう。
  • 残骸(死体)は「精密工作機械」で解体することができ、一体につき15スチールを得ます。

機械化パイク

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長射程のニードルガンを装備した中型のメカノイド。

対策

  • ニードルガンは射程が入植者が装備できる最長射程武器である狙撃銃と同じ45です。
    ウランスラグタレット以外アウトレンジを取ることはできません。
    狙撃銃と比較して威力は劣りますが待ち時間はずっと短く、貫通は同等にあります。
    後方の非戦闘員やウロウロしているペットが狙われたりもしますので、誰を狙っているかには常に注意を忘れないでください。
  • 移動速度はカマキリ・ランスよりは遅く、ムカデより若干速い程度、耐久力はカマキリらよりは固いもののムカデよりはだいぶ低くなっています。
  • 射撃武器での撃ち合いはこちらの被害が前提となりますので、シールドベルトを装備した近接要員を向かわせるのがより安全です。
    ただし護衛にカマキリがいる場合は注意してください。

残骸(死体)は「精密工作機械」で解体することができ、一体につき15スチールを得ます。

機械化シロアリ

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中射程の衝撃キャノンを装備した対物特化メカノイド。
武器射程は26で壁破壊を専門としています。
対人戦闘力はリボルバー以下で移動速度も遅い雑魚ですが、メカノイド達の先陣として一撃で花崗岩壁を粉砕してくる厄介な敵です。

対策

  • こちらから打って出てメカノイド達が拠点に到達する前に軍用ライフルなどで手早く引き撃ちして機械化シロアリだけ先に倒してしまい、
    その後防衛拠点で迎え撃つのが有効です。
    耐久力はムカデには遠く及ばないので倒すこと自体は難しくありません。
  • 残骸(死体)は「精密工作機械」で解体することができ、一体につき30スチール、10プラスチールを得ます。

その他

  • 「汚染された船」「サイコシップ」は攻撃で破壊することができ、残骸からスチールを60、プラスチールを10、コンポーネントを1、先進コンポーネントを1得ることができ、周囲に7個の鉄屑が発生します。
  • RimWorld Universe Quick Primerこちらにおいて、メカノイドは
    「先進技術が産んだAI人格によって制御される、家事、産業、軍事利用を目的として製造された自律思考ロボット」
    と紹介されています。巨大ムカデにどんな家事をさせる予定だったのでしょうか。