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添付SCP-1576とは 
概要
使用者の死亡した親族や友人との交信が可能な蓄音機。
ゲーム内では使用すると30秒間死亡したプレイヤーとボイスチャットをすることが可能になる。
連続で使用はできず2分間のクールタイムを挟む必要がある。
死亡したプレイヤーから何かしらの情報を聞き出すことが可能だが、あくまで会話相手はプレイヤーなため嘘の情報を吹聴されることがある。
また、死亡したプレイヤー側が誰一人としてボイスチャットを使っていない場合は当然何も聞こえることはない。
あなたの頭の中は、とうの昔に過ぎ去ってしまった人々の肖像でいっぱいになる。鼻水が出始め、血の混じった灰色の滴が漏れる。
思考が体から離れると、自分が誰なのかも忘れてしまう。失われた記憶は、自分自身や愛する人々に同じ質問をすることに取って代わられる。「どこにいるんだ」「何をしていたんだ」「後ろにいるのは誰だ」。結局、あなたが達成できたのは、記憶にないグラスに入った水を何杯も集めることだけだった。
もう一度、あなたは霊に、彼らがあなたを愛したことがあるかどうかを尋ねる。
"SCP-1576を久しぶりにテストした。そして、その副作用がより早く現れ始めたことに気づいた。D-02295は意識を失うまで1分ほど、何度も何度もサンドイッチが食べたいと言うだけだった。そこで、なぜ変わったのかを解明するため、サイト-02に持ち込んだ。この件に関しては、まだ結論は出ていない。"
・"ヴッツェ・アピネン"博士 助手研究員, サイト-02
取得方法
収容ボックスより取得
