SCP陣営/SCP-939

笑い声と他愛もない喋り声が廊下に響く。不気味な沈黙が続く。本能が、目を背けろ、聞き慣れた声を無視しろ、反対方向に走れと叫ぶ。

声が遠ざかるにつれ、不安な感情があなたを襲う。

しかし、人類はその限りない好奇心で知られている...そして、その結果、あのようなことが起こるのだ。

奴らは恐ろしい。夜も眠れず、自分の選択は本当に正しかったのかと自問することもある。自分の本能に耳を傾け、本能を捨てるという決断に疑問を抱く。私が聞いた声は、職員らの間で交わされた本物の話し声だったのか、それともあの忌まわしい奴らの真似事だったのか。

泣き叫ぶ声や恐怖の悲鳴が今でも遠くから聞こえてくる。私は知らなかった。私の責任ではない！どうして私が知っているはずだったんだ？君も同じことをしただろう！

・"ジョナサン・エセックス"博士 主任研究員, サイト-02

SCP-939は、約1.1mの射程距離でスワイプ範囲攻撃を行うことができます。十字線に最も近いターゲットは100%のダメージを受け、サブの追加ターゲットはその数に分散して合計ダメージを受けます。939でダメージを受けた全てのターゲットは5秒間マークされ、プレイヤーが別のソースから死亡した場合でもSCP-939は声を盗むことができます。長押しすると、自動的に攻撃を繰り返すことができます。各スイングは完了するまでに0.8秒かかります。攻撃自体は40ダメージを与え、貫通率は75%です。攻撃ダメージはSCP-049-2のスイング攻撃と同じですが、攻撃速度が0.8秒であるためDPSがはるかに高く、SCP-049-2よりもはるかに速くプレイヤーを殺すことができます。Left ClickLeft Click
以下の表はSCP-939の爪の能力とダメージ修正後の詳細情報を示しており、これらは回復アイテムが使用されておらず、攻撃されているプレイヤーの体力が最大(100)であることを前提としています。

自身の鋭利な爪で約1.1mまで届く範囲攻撃を行う。長押しで連続して攻撃可能。攻撃時、レティクルに最も近いターゲットにヒットした場合は100%のダメージを付与し、それ以外のターゲットにはその数に分散して合計ダメージを与える。
この攻撃は40ダメージ、75%の貫通力を提供する。

ターゲットがアーマーを装備している場合、実際に与えるダメージはアーマーの軽減率によって再計算される。

SCP-939の高度に発達した聴覚によってプレイヤーは音の発生源を視覚的に得られる。
音源はブリップとして表示される。

物音の発生源が遠い場合、全ての物音は赤いブリップとして表示される。
発生源が人間でなおかつ至近距離にいる場合はブリップの色が対象の所属している陣営になる。(Dクラス職員が近くで物音を出した場合、ブリップの色はオレンジ色に表示される。
物音の大きさに直接基づいて可聴出来る範囲は異なってくる。
また、足音の大きさは陣営によって異なる。

• 足音(歩行)

  陣営	可聴範囲
  Dクラス職員・研究員	8m
  施設警備員・MTF Epsilon-11	12m
  カオス・インサージェンシー	30m

• 足音(スプリント)

  陣営	可聴範囲
  Dクラス職員・研究員	16m
  施設警備員・MTF Epsilon-11	24m
  カオス・インサージェンシー	60m

Cキーを押し続けることでSCP-939は低くしゃがみ前傾姿勢をとる。この状態中は移動が出来ない代わりに視野角が120度に上昇し、聴覚能力が強化される。
一旦スキルを発動すると、10秒間かけて吐息が大きくなっていき、最終的に8m圏内まで聞こえるようになる。

Fキーを長押しすることで自身の周辺に吸引することで健忘障害を引き起こす霧を散布する。この霧の範囲内にいるプレイヤーは以下のデバフを付与される。

• SCP-939を視認できなくなる。
• SCP-939が発する疑似音声を感知できなくなる。

なお、効果中にSCP-939にダメージを与えるか至近距離まで接近することで再び視認することが可能。
また、Invigoratedステータス中はこの効果を無効化出来る。