【合同SS】孤独vs狂乱

Last-modified: 2023-08-15 (火) 08:14:29

正直続きが書ける気がしない by.いずな2

情報

現在敵対し合っている【天魔連邦】と【グレビレア】の動向を綴りたいと思っているが、SS放置の前科が多い2人の合同SSが、果たして完成するだろうか。やはりと言うべきか現在放置され気味。
奇数章が我輩こといずな2の担当、偶数章がmaririon氏の基本担当である。
参戦歓迎です。参戦を希望する国・組織・個人はコメントください。

勢力図

<孤独>

  • 【天神地祇大同盟】
    • 【天魔連邦】
    • 【神聖法皇国イグレシア】
    • 【月夜宗国ユエグァン】
    • etc…
  • etc…

<狂乱>

  • 【グレビレア】
  • 【テルルーの端くれ】
  • 【裏動共和国】
  • 【世界政府】
  • etc…

本編 (恐ろしいほど未完成)

序章の1「盟主会議(改装工事中)」

▼繋城・円卓会議室
繋城ヴァルハラの一室は、異様な雰囲気に包まれていた。
【能力最強】レオン 【勇者最強】カケル 【鍛冶最強】シエツ 【銃撃最強】ティア 【武装最強】クラウド 【鬼族最強】あべを
無限世界でも最上位の力を持つであろう6人が、円卓を囲んでいる。

レオン「皆さん 戦争の時間です」

重々しい雰囲気の中、レオンが口を開いた。

カケル「戦争だぁ? グレビレアみてーな弱小国家にそんな大層な御触れがいるのかよ?」

シエツ「失礼だぞカケル。口を謹め」

円卓に足を乗せて悪態をつくカケルを、シエツが諌める。
この6人が集まると、いつも見られる光景だ。

カケル「だってそうだろ? 天魔連邦(ウチ)と正面から殺り合う勇気も力もないグレビレアとの戦争なんて、ただの蹂躙じゃねぇか。やる気出ねぇよ」

クラウド「アタシもカケルとおおよそ同意見ね。まさかそんなこと言う為にアタシを呼び出したんじゃないでしょうね?」

レオン「ええ、それだけではありませんとも。ティアさん、お願いします」

ティア「はーい」

徐に立ち上がったティアが取り出したのは、何枚かの写真と資料だった。

ティア「これはうちの師団の斥候が盗ってきたものなんだけどさ…見てよこれ。ヤバいよ」

クラウド「ヤバいってなにが………はぁ?!」

カケル「おいおいおいおい、こいつぁマジだろうな? エイプリルフールにゃまだ早ぇぞ?」

あべを「これがもし本当なら、天魔連邦は…最悪、崩壊するぞ」

レオン「…緊急性が、ご理解いただけましたか?」

シエツ「…あぁ、こいつはマズイ。俺たちはまだいいが…邦民には被害が及ぶ可能性が大いにある」

カケル「弱小国家のクセに…どこでこんなもん作りやがった」

クラウド「だから言ったじゃない、相手を舐めるなって」

カケル「あぁん?! てめぇも俺と同意見だって言ってただろうが!」

クラウド「そんなこと言ったかしら~?」

カケル「わざとらしんだよてめーの女言葉は!」

クラウド「何よ? やる気?」

カケル「上等だよ 表出ろ!」

あべを「落ち着かんかヌシら! 会議中じゃぞ!」

カケル「うるせえよ耄碌ババア! すっこんでろ!」

あべを「なんじゃとォ?! ワシを愚弄するか貴様ァ!」

今にも喧嘩を始めそうな3人。
彼らは、レオンの放つ気迫により、一瞬にして沈黙した。

レオン「…ここは、闘技場では、ありませんよ?

あべを「(重い…!)」

クラウド「(前より、ずっと…強くなってる…!)」

ティア「(無関係なアタシたちまで…)」
シエツ「(ビビってしまうな、これは…)」

カケル「………わーったわーった! 謝るからやめてくれ!」

レオン「…聞き分けが良くて助かります」

カケル「ゼェ……ゼェ……」
   「(カグエの奴が来てから…コイツ、容赦なくなってねーか…?)」

レオン「改めて言いますが、これは緊急事態です。先程あべをさんが言ってくれたように、最悪この邦が滅ぶかもしれません」
   「いいですか、これから指令を出しま………いえ、少しお待ちください」

突如話を中断したレオン。明後日の方向を見ると共に、指を打ち鳴らした。

レオン「………すいません。話を止めて」

ティア「なんだったの?」

レオン「…今、全て潰しましたが、盗聴衛星です。随分小さいですが…」
   「今日はウェヴィーラさんを見ていないので、恐らくグレビレアでしょう」

ティア「えーマジか…それがレオン以外に気づかれないってなると…敵の戦力だけ気にしてたらいいわけじゃなさそうだね…スパイとかも送り込んでくるかも…」

レオン「………」
   「皆さん、決定は一度保留とします。私が決定を下すまで、各々鍛錬に励んでください」
   「では…解散」

序章の2「グレビレア」

一方、グレビレアも、海底基地インヘルフォートの会議室の一室から、ただならぬ雰囲気を醸し出している。
部屋ではスズナを中心とした、9人+AI1人が、それぞれ椅子に腰掛け、重要事項を話しているようだ。

スズナ「よ~しよし、みんな来てくれたみたいだねぇ」
   「そろそろ動くよ」

ビアンカ「お、ついに来ましたなぁ~」

スズナ(未来)「マジでやっちまうのかよ...奴らとは明らかに戦力差があるだろう? それに最強(レコード)持つ連中も溢れているってのに…」

スズナ「大丈夫さ、SET_METALだけでも奴らとの戦いで時間稼ぎは必ずできる」
   「そして...他にも対抗打は山ほどある」

ウルク「“あれ”もあるし...」

黒狐「いやはや、なかなか面白くなってきたな」

スズナ「超兵器も演習は全て済んでいる」
   「おかげでクァンタム海域の国は地図を書き直さなければいけなくなったけどねぇ」

ビアンカ「こっちも強化人間クローンはあらかた量産体制が整ったよ~、これならいくらでも泥沼化ができる」

スズナ「ふむふむぅ、で、鉄血ゲリラの方は?」

シュクラーゼ「うちの総帥はやる気満々だ、皆士気は最高潮ってねー」

MOUS「チュチュ!(こちらSHR軍も皆新兵器の扱いに慣れ、闘いの準備ができております!)」

コード118「こちらも反物質ミサイルは257基全て状態良好、発射可能です」

白兎「そして...あの隠し陸路はバレていないのよね?」

スズナ「おそらくは、だけどねぇ」
   「全てが良好だ、あとは彼らがどう出るか」
   「10年の積み重ねを舐めてもらっては困るよ...」

To be continued

序章の3「(工事中)」

序章の3.5「暗躍者(工事中)」

序章の4「突然の事件」

▼司令室
会議の翌日、彼女は司令室であるものの確認をしに行った。

スズナ「おはようだ、皆たち」

職員一同「「「おはようございます、総帥」」」

司令官2「今日もお元気なようで」

スズナ「よし」
   「...昨日から動きは?」

司令官1「はっ、彼らに取り付けた盗聴衛星からの送信が途絶えました」
    「状況を察するに、発見し破壊したようです」

スズナ「ふぅむ...誰が見つけた?」

司令官3「音声データと照会します、少々お待ちを」
    「...レオンで間違いないかと」

スズナ「よし、第三第四の発明、【ステルス迷彩】と【認識阻害】も問題なく機能しているなぁ、素晴らしい...」
   「となると、まだUAV*1は見つかっていないんだな?」

司令官2「はい、まだそちらは見つかっていません」

スズナ「よーしよし、幸先いいねぇ」
   「よし、その盗聴内容を聞こう」

司令官3「あ、それなんですが...」
    「残念ながらあまり有益な情報は回収出来ませんでした...」

スズナ「え?」

司令官2「ちょうど重要事項を話そうとしたタイミングで見つかってしまったんですよねぇ」

スズナ「ゥゥゥゥゥ」


▼MarineFortress
一方ゲリラ軍は、開戦に向けグレビレアから提供された試作兵器の演習をしていた。

北方棲姫「レリウスサンドシャーク、調子、ドウ?」

船員1「依然として問題ありません、海中、海底砂原共に素早いです」

北方棲姫「ソウ、ナライイヤ」


▼空軍基地
ジュン「いやー随分な演習だねぇ。確かあれ、レリウスウイングって言うんだろ?」

航空士1「なんでもNEXTレリウス計画でいちばん期待されている機体なんですって」

ジュン「へぇ~」


▼地上基地
バセラッテ「なんちゅう火力...この耐久力と攻撃力なら街を正面突破できるな」

陸軍大佐1「おおーレリウスヘビーアームズ、やはり素晴らしいですね元帥」


▼司令室
スズナ「そういや、今日はレリウスの演習日だったな、連絡は?」

司令官4「どこの演習場からも、順調だと定期連絡が入ってます」

スズナ「よしよし...じゃあ私はかえr」

彼女が自室に帰ろうとしたそのとき、ドアをぶち開けて1人の職員が!

中佐1「大変です!」

スズナ「うぉぉ!ど、どしたんだそんな慌てt」

中佐1「簡潔に言います!レリウスデスサイズが何者かに奪取されました!」

スズナ「...なんだって?! あれは超ステルス戦闘用機体だぞ? 我々のレーダーでもチューニング無しだと探知出来ないあの機体が...!?」
   「すぐにでも追いかけろ! あと、レリウスウイングに出動命令を!」
   「...まだ特定できるな?」

中佐1「はい、まだ改造はされていないようです」

司令官2「目的地を特定しました!...天魔連邦に向かって直進しています!」

スズナ「(まさか天魔連邦の遣い...?奴らにステルス能力持ちがいるのか...?)」
   「連邦に着く前に止めよ、今すぐだ!」
   「(だがあの機体を持って帰って何に使う...それとも奴らのところに行って戦争を煽る第三者か...?)」

司令官5「ウイング本体、出撃準備が完了しました」

スズナ「ほう、なら武装は?」

司令官5「バスターライフルを準備しています」

スズナ「至急狙撃用カスタムにしろ、通常状態の火力では広範囲すぎる。あまり周辺環境への被害は大きくできない」

司令官5「はっ、至急」


▼AMS発着場
誘導員1「各員、AMS出撃につき備えろ」

ウイングの発進準備が整った。
そして、これに乗るパイロットは、モブ兵から励ましを貰っていた。

空軍中尉1「夏希さん、きっと大丈夫です、さ、乗って」

夏希。このレリウスウイングに乗る専属女性パイロット。
内気でネガティブだが、与えられた役目は果たす強い意思を持っている。

夏希「は、はい!きっと...に、任務を完遂して見せます...!」
  「(頑張れ...私は、レリウスのパイロットなんだ...)」

空軍中尉1「パイロット、レリウスに搭乗しました!」

誘導員2「了解!パイロットの出撃コール準備!」


システム「出撃コール待機中です」

夏希「あ、あ、はい!」
  「な、夏希、行きます!」

シューッ サァ...


▼司令室
スズナ「レリウスウイング、発進したか」
   「目標の現在位置は?」

司令官2「領海まであと700km、デスサイズは現在時速280kmで海上をホバー走行中」

スズナ「ウイングの時速は400kmだ、余裕は持てるな」


▼海上
スズナ「おーい、通信、聞こえるかい?」

夏希「あ、はい、聞こえます...」

スズナ「君の目的は、レリウスデスサイズをそのバスタースナイパーライフルで撃ち落とし、あれの進行を排他的経済水域に入る前に止めることだ」
   「何があっても、絶対に領海には入れるな」

夏希「は、はい、了解しました」

通信を聞いた後、すぐに索敵を開始する彼女。
そして、彼女が予測するよりもずっと早く...

夏希「...は!見えました...!」
   「センサーの通りなら...180m先!」

デスサイズは前述の通りステルス装備。
センサーがあってもあれを探すのは一苦労だが、偶然にも発見出来た。

夏希「射撃体制に入ります」

BSライフルを構える。
システム越しに覗かれた12倍スコープの中央点は、移動するデスサイズを、正確に中心に捉え、自身の息が落ち着くのを待つ。

夏希「...」

いつもはオドオドしていたとしても、武器を構えるとそうでは無い。
ただ正確に、対象を狙うのである。

夏希「...フッ!」カチャ

彼女がトリガーを引く。
しかし、その引くたった60分の1秒前に...

夏希「...うわぁ!!」チキューン ドザァァ
   「なにかに撃たれた...!?」

命中せず。
しかし、これは彼女の問題では無い。
何者かが、彼女の機体を撃ち抜いたのだ。

スズナ「おい!な、何があったんだい!?」

夏希「何者かに撃たれました...」
  「頭部が吹き飛びました。コックピットは幸い撃ち抜かれなかったです」

スズナ「多分頭部を操縦席だと思ったんだろう、危なかった...」

そう、実はAMSのコックピットは腰部にあり、頭部はカメラなどのセンサーがあるのである。
どちらにせよ、ここを攻撃されれば戦闘継続は不可能に近くなる。

スズナ「さすがに君を犠牲にすることはできない...撤退だ!」

夏希「は、はい!」


スズナ「ちっ、邪魔が入ったか...まあいい」
    「こうなれば、レリウスデスリーパーを開発するだけだ」

司令官6「レリウスデスサイズ、領海に入るのを確認...全く攻撃されていません」

スズナ「さすがだ、あのステルス装備は最高に機能しているねぇ」

スズナ「警戒しろ、奴らはきっとこの事件に気がついている」
    「常に動きがないか調べるんだ」

司令官一同「は!」


▼レリウスデスサイズ内

未来スズナ「どうやら作戦は成功のようだ」

DEATH_SCYTHE「はい、何とか振り切りに成功したようです」

未来スズナ「デスサイズ...あんたと名前が同じ、お似合いだな」

DEATH_SCYTHE「…はい、マスター」

未来スズナ「そいつは使い道ができるまで一旦あんたに預けるよ」
     「...カグエもさすがにこんなものでは喜ばないよなぁ...」
     「まあその辺はのちのち考えるとして...じゃ、切るぞ」

DEATH_SCYTHE「了解、マスター」

To Be Continued...

序章の5

序章の6「消える死の使いと未来の使者」(未完)

▼司令室
スズナ「...やはり、反応はないか」

司令官1「はい、全くです」

スズナ「...OSからの最終返答は」

司令官1「頭部損傷、それだけです」

スズナ「うぅーむ...」

デスサイズが奪取され、途方に暮れているスズナたち。
最も気がかりなのは、このことを連邦がどう受け止めるかであった。

スズナ「向こうの戦力、特に軍備は未知数だ、そのために、局地偵察が可能なあの機体があったんだが...」
   「むしろ逆に持ってかれてしまった...」

司令官1「しかし、どうやってここの、それも最高機密のレリウス格納庫を突き止め、そして侵入できたのでしょう?
いくら彼らでも...」

スズナ「考えたのはテルルーのあのペテン師だが、あいつこそ格納庫の位置などしらないはずだ...」

司令官1「...となれば、スパイ?」

スズナ「腦襲會からのスパイはいるかもしれんが、奴らがこんなことをするわけはないだろう」
   「...スパイか......ん...?」
   「...まさか」

司令官1「総帥?」

スズナ「...少し席を離れる」

司令官1「は、はぁ...?」

スタタタタ...

▼未来スズナ部屋前

スズナ(あいつはとにかく戦争を起こすことを渋りに渋っていた...まさかな)

全力で走り、彼女は未来の自分の部屋の前で足を止めた。

ピンポ-ン

スズナ「おーい」

シーン...

ピンポ-ン

シーン...

スズナ「...」

プルルルル...

携帯「只今電話にd」

ガチャ

スズナ「...あいつぅ...!!!」

▼連邦内のどこか

プルルルル

未来スズナ「お、あのバカようやく気がついたか」
     
プルルルル

未来スズナ「残念だったな、あんたのやり方にはついていけねぇ」
     「今だけは、あんたの敵になるよ...」

感想コメント

  • そういえば最近になってサブオーナー追加されたから今後このSSがどうなっていくか楽しみやね -- 2022-12-20 (火) 20:00:29
  • 面白そう(小並感) -- narizou 2023-02-05 (日) 20:05:54
  • どっちが勝つんだろ孤独が勝ちそうな気がするけど -- narizou 2023-02-05 (日) 20:49:07
  • 結局どうなったんだろ -- narizou 2023-02-06 (月) 15:44:47
  • なにもおこらんなぁ -- narizou 2023-02-07 (火) 18:26:47
  • シヤ様を参戦させるか…いやそれじゃ面白くないなぁ -- いずな2 2023-02-07 (火) 19:56:48
  • 会議用discordでも作る? -- narizou 2023-02-07 (火) 20:03:16
  • 5章消えてて草 -- narizou 2023-02-07 (火) 20:04:40
  • 迷ったらいっそのこと作り直すとか(((((((((((((((((((((((((((( -- [[narizou]] &new{2023-02-07 (火) 20:05:49};
  • なんだこれコメントが変な感じになってる -- narizou 2023-02-07 (火) 20:06:38
  • てかこれ方向性決まっているのだろうか(失礼かもなぁ) -- narizou 2023-02-07 (火) 20:12:14
  • 工事停止中長くね?どうしたんだろ -- narizou 2023-02-17 (金) 14:47:27
  • お前も催促するのか… -- 2023-02-17 (金) 18:22:47
  • ごもっともなことに打ち合わせができてないのがなあ -- maririon(編集者) 2023-02-28 (火) 17:46:06
  • ...待てよ?今のうちに見てられないところを修正するか... -- maririon(編集者) 2023-02-28 (火) 17:58:41

参戦希望コメント

  • 戦争か~興味はないけどシヤさんの友達さんがいるなら孤独側についてもいいかもなぁ(技術者連盟としてじゃなくて個人として参加したい) -- リゼス・クリフテット 2023-02-05 (日) 21:15:57
  • 暇火斗空を参戦させたいんですが、、、
    情報収集なら誰にも負けない気がする(例外中の例外一名を除く) -- 通りすがりの暇人A? 2023-02-05 (日) 23:01:26
  • 両者歓迎です。 -- いずな2 2023-02-05 (日) 23:03:40
  • ヤッタァ!戦争終わったらレオンさんとも仲良くなるんだ♪(願望) 兵器開発なら狂乱側にも負けないよ! -- リゼス・クリフテット 2023-02-06 (月) 08:19:37
  • で、何すればいいんですかね…
    どんな感じに世界を救えb(((((((((殴 -- 暇火斗空 2023-02-06 (月) 23:00:21

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Tag: SS いずな2 maririon


*1 無人偵察機