この世界の設定

Last-modified: 2024-05-01 (水) 15:51:48

ファンタジー作品に慣れてるなら2割も読めば十分

Wiki関連

このWikiのコンセプト

剣と魔法(ファンタジー)拳と科学(リアル)が蔓延る、ちょっとバイオレンスな世界。

このWikiの参考作品

「転生したらスライムだった件」と「<Infinite Dendrogram>」をメインに、様々な作品を参考にしている。

世界観関連

無限世界

このWikiの主な舞台。
名前の通り無限に広がっており、無限の生命体・無限の資源・無限の文明を持つ。
異世界人が確認人口の約34%を占めている。

並行世界

天界(ヘヴン)】や【魔界(ヘル)】などといった、この世界に並行して存在する世界たち。
これには「その世界における自分」がいることもある。

垂直世界

大宇宙(マクロコスモス)】や【地底(アンダーグラウンド)】などといった、この世界に垂直に存在する世界たち。
地面や海水、オゾンなどによって隔てられ、別の世界として区別されてはいるが、この世界と常に交わっている。

無限世界線

この世界とそれに付随する並行世界・垂直世界の総称。

「この世界」「この世」「地上」etc…

多くの場合【無限世界】を指す。

異世界人

無限世界線で最初に創られた3つの世界たる【無限世界】【天界】【魔界】以外で生を受け、その後それらのうちいずれかに訪れた人類。
「転生者」と「転移者」の二種類がいる。

  • 転生者
    姿形を変えて無限世界に現れた異世界人。
  • 転移者
    姿形を変えずに無限世界に現れた異世界人。

異世界線人

無限世界線とは異なる世界線で生を受け、その後無限世界線に現れた人類。

WRS(ワーズ)

正式名称:《WORLD-RULE(ワールドルール) SYSTEM(システム)
最高神によってこの世界線そのものに強制されたシステム。
様々な概念・現象を総括管理しており、この世界線に存在するほぼ全ては、これによって管理されている。【職業(ジョブ)】や【能力(スキル)】といったファンタジーゲームのような不条理も、これによって説明可能。
ごくたまにこれを認識できない個体・世界も存在しており、地球世界はその代表例。

  1. 最強(レコード)】や【属性(アトリビュート)】など、最高神によって作成された《WRS》の機能の一部。
  2. 天候(ウェザー)】や【太陽(サン)】など、最高神による改変を受けて《WRS》に組み込まれた概念。それぞれが対応する個人*1によって管理を受けている。

魔力(マナ)

この世界に存在するエネルギーの一種。生命体の生存に必要不可欠で、言うなれば酸素の様なもの。
大まかに、魔素が生命体の体内で変換・蓄積されたものである《体内魔力》と、自然影響によって魔素が変質したものである《自然魔力》の二種類に分けられている。

魔力の種類

魔力には上述の二種類以外にもいくつかの種類があり、生物はそれを無意識に使い分けている。

魔力の密度

魔力には0~100%の密度がある。
これが0%に近いほど魔法の発動等に必要な量は多くなり、逆に100%に近いほど少なくなる。
大半の場合は50%前後に留まっており、そこから変化させることは基本的にできない。

魔素

生物・非生物問わず、万物に宿る物質。「力の」と書く通り、魔力(マナ)はこれが人の、あるいは自然の力によって変化したものである。
自然に存在する程度の量ならおおよそ害はないが、過剰に体内に取り込むことで「魔素酔い」という病的反応が現れたり、これを大量に浴びた非生物が魔物に変わったりしてしまうこともある。

天力(フォース)

この世界に存在するエネルギーの一種。魔力に似ているが別物で、《WRS》の管理を受けていない。
これを用いて発動する魔法を「天法」と呼ぶ。

魔王

圧倒的な力によって君臨する人類の敵対者。数多の戦いと修練の果てに至る努力の証。
しかし、現在ではそのような性質はほとんど形骸化しており、《WRS》から与えられる特殊な称号の一つとしてその名を残すばかり。
必ずしも邪悪な存在というわけではないものの、各々が自らの支配領域(テリトリー)を持ち、そこを荒らす者は容赦なく抹殺する。

  • 魔王種
    魔王の資格を得た生命体。厳密にはまだ魔王ではない。
  • 覚醒魔王
    魔王の種を芽吹かせ、真なる魔王として覚醒した生命体。通常「魔王」という言葉はこれを指す。
  • 星魔王
    更なる覚醒を経て力をつけた覚醒魔王。
  • 大魔王
    他の魔王を従えた偉大なる星魔王。

勇者

非人類を撃滅する人類の守護者。いかなる努力をしようとも、資格なくば至ることのできない才能の証。
現在ではそういった性質は形骸化しており、《WRS》から与えられる特殊な称号の一つとして名を残すばかり。

  • 勇者の卵
    勇者の資格を持つ生命体。厳密にはまだ勇者ではない。
  • 覚醒勇者
    勇者の卵を孵し、真なる勇者として覚醒した生命体。通常「勇者」という言葉はこれを指す。
  • 星勇者
    更なる覚醒を経て力をつけた覚醒勇者。
  • 大勇者
    他の勇者を従えた偉大なる星勇者。

最強(レコード)

武器・属性・場所・能力・種族…様々にある分野のいずれかで頂点に至った存在に《WRS》が与える勲章。
これを保有する存在を「最強の持ち主(レコードホルダー)」、あるいは単に「ホルダー」と呼ぶ。
あくまでもある分野に特化した者の特別な二つ名であるため、これ自体にはなんの影響力もない。

最強の条件

《WRS》成立時点、あるいはそれ以降で存命であることを最低条件とする。
新しく該当者が生まれる度に基準は更新されるため、該当者が死んでも自動的に繰り上がったりはしない。

情報子

世界の最小単位。天地万物ありとあらゆる存在を形作る、限りなく「無」そのものに近い特殊な物質。
《WRS》はこれを操作することで“理”を管理している。

時間の流れ

日本とほぼ同じ。一年=365日で四季もある。

  • 無限世界最旧暦
    旧暦40億年以前の暦。この暦に生まれた者は《古来存在》の称号を有する。
  • 無限世界旧暦
    新暦以前最旧暦以後の暦。数え方は現実世界の紀元前と同じ。
  • 無限世界新暦
    【統治の神】が【世界政府】のトップに就任した日から始まった暦。現在は2024年。

生命体関連

生命体

「人類」と「非人類」の総称。
5つの要素で構成され、4つの分類を持つ。

生命体の要素

  • 物質体
    「肉体」とも。この世界との繋がり、及び記録媒体である精神体を確かなものとする装置。
  • 精神体
    記憶を留めるための記録媒体。
  • 星幽体
    魂を覆う形で存在する、思考するための演算装置。
    これら5つの要素において最も脆弱。

  • その存在の生命そのものにして、力を蓄えるための基盤。
    精神体を介して脳髄と結びついており、そのため脳髄に重篤なダメージが入ると魂にも悪影響が出てしまう。
    「魂」という言葉には、おおよそ星幽体と心核の意味も含まれている。
  • 心核(ココロ)
    魂の内側に存在する、その生命体の自我  即ち「自己」の根源。
    人類のみ持ち、非人類には無い。

生命体の分類

  • 物質生命体
    肉体に縛られる生命体。
    脳髄と魂の結びつきが強く、肉体がなければ生存できない。
  • 半精神生命体
    肉体の制約から外れた生命体。物質生命体が進化によって至ることもある。
    精神体の要素が濃くなることで脳髄と魂の結びつきが希薄化しており、物質生命体よりも寿命が長い。
  • 精神生命体
    物質体を持たずに生まれる生命体。半精神生命体が進化によって至ることもある。
    普段は魔素などを用いて作成した仮初の肉体に受肉し、この世界との繋がりを得ている。
    寿命を持たないが、精神世界*2の外において受肉していない状態が続くと、精神体が霧散して消えてしまう。
  • 情報生命体
    「情報子」と呼ばれる特殊な物質で自らの要素を構成する生命体。精神生命体が進化によって至ることもある。
    情報そのものに等しく、完全に死亡したとしても、本人の心核さえ再現すれば蘇生可能。
    多くの“理”の影響を受けず、そのため精神生命体と同様に寿命を持たない。
    【原初十二悪魔】などの上位存在が該当する。

人類

この世界線の創世と共に生み出された生命体と、その子孫たち。
後述する16の分類に分けられている。

非人類(モンスター)

人類以外の生命体の総称。
心臓の代わりに魔石を、血液の代わりに液状化した魔力を持つ。
後述される16の分類から【人間族】【天界族】【魔界族】を抜いた13の分類に分けられている。

固有魔物(ユニークモンスター)

この世にただ一体の非人類。地域によっては「冠名魔物(ネームドモンスター)」とも。
変異等によって発生した「認定型」と、《WRS》や生命体の手によって意図的に発生させられた「デザイン型」の2種類存在する。
レベルによって下の様にランク分けされているが、最上級の「極級」だけは純粋な脅威度と唯一性を基準としており、レベルは関係ない。

ランク一覧
極級Lv--根源級(アルケー)
超級Lv88889~99999創世記級(ジェネシス)
Lv77778~88888聖書級(バイブル)
Lv66667~77777古来神話級(エンシェントミソロジー)
上級Lv55556~66666神話級(ミソロジー)
Lv44445~55555古来伝説級(エンシェントレジェンド)
Lv33334~44444伝説級(レジェンド)
下級Lv22223~33333旧話級(フォークテイル)
Lv11112~22222逸話級(アネクドート)
Lv1~11111民話級(フォルクローレ)

「魔物」と「動植物」

どちらも非人類。魔物は敵対的で、動植物は比較的非敵対的。
しかし、基本的に非人類と言う言葉は「魔物」のほうのニュアンスが強い。

種族

生命体の種の分類。以下の16種類に分けられ、そのカテゴリーを「種族分類」と呼ぶ。

  • 【人間族】
    この世界線で最初に創られた種族の一つ。
    全種族において最も脆弱で、最も浅ましく、最もプライドが高い。しかし、高い協調性と凄まじいポテンシャルを持ち、その地位は低くない。
    特殊な因子を持ち、男女ともに全ての種族と子を成すことができる。
  • 【不死族】
    人間族から派生したとされる種族。
    そのほとんどが他種族から後天的に転じたものであり、生まれながらの不死族はほとんどいない。
    「死者・半死者になっても活動を続けられる」「大半の回復魔法でダメージを受ける」などなど、唯一の特徴を複数持つ。
  • 【機械族】
    人間族によって創られた種族。
    最初は人類として認められていなかったが、天界族の介入によって後年に認められた。
    人造存在の大半が分類されているため、必ずしも機械仕掛けというわけではない。
  • 【天界族】
    この世界線で最初に創られた種族の一つ。
    世界の調停者のような存在であり、“理”の大半は彼らによって管理されている。
    基本的には慈悲深いが、厳格な秩序社会を形成していて、それに反するものは容赦なく排斥する。
  • 【精霊族】
    天界族から派生した種族の一つ。
    はるか昔に《神格》の残滓から生じた存在であり、魔力で構成された身体を持つ。
    自分の種族に誇りを持っている者が多く、幽霊族を嫌っている。
  • 【幽霊族】
    精霊族が堕落して派生した種族。闇の精霊女王を起源に持つ。
    元を辿れば精霊族と同一の存在だが、精霊族が彼らを同族と認めることを拒否したため、それに彼らが反発する形で種族として独立した。
  • 【無形族】
    精霊族から派生した種族。水の精霊女王を起源に持つ。
    名前が示す通り定まった形を持たず、変身・変形を得意とする。
  • 【海族】
    天界族から派生した種族の一つ。
    深き海の底で暮らす存在…なのだが、最近は陸上で暮らす海族も増えてきている。
    魚類等だけでなく、両生類も分類される。
  • 【竜族】
    最初に陸へと上がった海族から派生した種族。
    強靭な鱗と強健な肉体を併せ持ち、純粋な戦闘力だけで言えば全種族中トップ。
    爬虫類全般が分類されている。
  • 【宇宙族】
    天界族から派生した種族の一つ。“天”を直接の起源に持つ。
    情報そのもののような存在であり、いかなる生理的反応も必要としない。
  • 【魔界族】
    この世界線で最初に創られた種族の一つ。
    容姿に一貫性がなく、同じ種族でも全く違う容姿をしていることも珍しくない。
  • 【獣族】
    魔界族から派生した種族の一つ。
  • 【蟲族】
    獣族から派生した種族。
  • 【自然族】
    蟲族から派生した種族。
    多くは木や草花の姿だが、炎や石の姿をとる者もいる。
  • 【妖怪族】
    魔界族から派生した種族の一つ。
  • 【鬼族】
    妖怪族から派生した種族。当時、妖怪族の中でも特に優れていたとされる者たちが、妖怪族を見限る様な形で派生した。
    その出自から、妖怪族を見下している者が多い。

固有種族

【混沌竜蠅人】や【忘れられた混沌】など、特殊な進化によるその者固有の種族。
上述の固有魔物(ユニークモンスター)もこれに該当する。

存在しない種族

  • 【人族】
    現在における人間族。
    【始祖之百人】によって直接創り出された種族たち。
  • 【天族】
    現在における天界族・精霊族・海族。
    【起源八天使】によって直接創り出された種族たち。
  • 【魔族】
    現在における魔界族・獣族・妖怪族。
    【原初十二悪魔】によって直接創り出された種族たち。
  • 【混血族】
    複数の種族の因子を持つ種族の総称。
    例えば人間族の母と魔界族の父との間に生まれた子供であった場合、その子供は人間族として扱われるため、基本的にこのような言い方・表示をすることはない。

特殊な種族の名称

  • 古来~(エンシェント・~)
    最旧歴以前に生まれた存在。
  • 未来~(フューチャー・~)
    現代よりも後に生まれ、現代に訪れた存在。
  • 半~(ハーフ~)*3
    人間族とそれ以外の種族との間に生まれた存在。
  • 下級~(レッサー~)
    文字通り、種族として程度の低い存在。
  • 上級~(グレーター~)】→【最上級~(アーク~)
    文字通り、種族として程度の高い存在。
  • 亜~(デミ・~)
    血の薄まりなどにより、種族として劣化した存在。
  • 悟了~(エンライテンド・~)
    高い智慧と徳、深い信仰によって悟りを開き、後天的に仏となった存在。
  • ~闘天(ティエン・~)*4
    闘争を求め続け、後天的に闘神へと至った存在。

因子

その者をその種族として成り立たせる要素。遺伝子のようなもの。
近年、これを混ぜ合わせて子供を作る技術が確立された。

変異種

異郷への適応などによって因子に変異が起き、通常とは異なる進化を起こした存在の種族。
甲殻型(アーマード)」や「過成長型(オーバーグロウ)」など、複数の種類がある。

  • 甲殻型(アーマード)
    皮膚に本来はない生体装甲が発達した存在。
  • 過成長型(オーバーグロウ)
    豊富な餌などによって過剰に成長した存在。
  • 白姿型(アルビノ)
    色素のない白い肌と、血の色を透かした瞳を有する存在。魔法に長ける。
  • 長老型(エルダー)
    名称例:長老竜(エルダードラゴン), 老樹人(エルダートレント)
    長き生によって豊富な知識と潤沢な生命力を有した存在。
  • 歴戦型(マスター)
    幾度となく修羅場を潜り抜け、傷と共に力を得た存在。
  • 砂漠型(デザート)
    砂漠の過酷な環境に適応し、高い生存能力を得た存在。
  • 野生型(ワイルド)
    野生的な生活に回帰し、強靭な肉体を得た存在。
  • 凶型(ブレイク)
    名称例:(ブレイク)スライム
    高濃度の魔素に汚染された存在。原種よりも凶暴であり、攻撃的。
    全身のおよそ半分がマデュライトと化しており、目の色も赤に変色する。倒すと稀にマデュライトをドロップする。
    名前に凶はつかないが、ガルマッゾもこれに該当する。
  • 混成型(キメラ)】→【混沌型(カオス)
    なんらかの手段によって他種族の因子を取り込んだ存在。
  • 堕落型(ダーク)
    清浄な存在が不浄に堕ちた姿。

転生種

変異によって種族分類が変化した存在。

  1. 《神性(真)》を保有し、“理”を管理する存在の総称。主にこれを指す。
  2. 天界族の一種。
  3. 【魔神】や【竜神】など、信仰や愛などの強い感情によって《神性》を獲得した存在の総称。2.との本質的な違いはない。

「生者」と「非生者」

  • 生者
    魂が正常に体に定着している存在。
  • 非生者
    • 死者
      魂だけの状態にある存在を含む、体の欠損等によって魂が定着していない状態にある存在。魂を体に再度定着させれば蘇生可能。
    • 半死者
      HPが0になり、魂の繋がりが希薄化している存在。0になったHPを補えば蘇生可能。
      通常の回復手段は通じず、蘇生用の魔法や道具が必要になる。
    • 完全死者
      物質体の状態に関わらず、魂を失った存在の総称。《慈悲之王》などの例外を除き、完全死者を蘇生する方法は基本無い。

「生物」と「非生物」

「生物」は生命体を、「非生物」はそれ以外を指す。

戦闘関連

属性

その存在の性質を表すもの。
数々の属性が存在しており、中でも炎・水・雷・土・風・死・命・光・闇・無の10個の属性を総称して十大属性と呼称する。
これの違いによって取得できる能力や特性などに変化が生じる。

戦闘型

その存在の戦闘のスタイルを表したもの。
多くの種類があり、その存在独自の戦闘型も存在する。
複数の戦闘型が掛け合わさることも、戦闘型を切り替えることもある。

  • 個人戦闘型
    個人での戦闘に特化した型。一対一での戦闘で真価を発揮する。
    • 個人生存型
      個人戦闘型のうち、個人で生き残ることに特化したもの。
  • 団体戦闘型
    比較的少数の複数人での戦闘に特化した型。
    • 相棒型
      特定の相手との共闘に特化した型。
  • 広域殲滅型
    広範囲を一度に攻撃し、個人で数多くの敵を殲滅することに特化した型。
    • 広域妨害型
      広域殲滅型のうち、攻撃の代わりに妨害を行う型。
      【妨害最強】などが当てはまる。
  • 広域制圧型-指揮官式
    配下を率いての戦闘に特化した型のうち、本人に戦闘能力がほとんど(あるいは全く)備わっていない方。
  • 広域制圧型-英雄式
    配下を率いての戦闘に特化した型のうち、本人にも戦闘能力がある程度備わっている方。
    指揮官式の弱点である「本人狙い」を克服しているが、本人にも戦闘能力が備わる分、配下は指揮官式より弱体化する。
    【蠱惑最強】などが当てはまる。
  • 後方支援型
    自分は直接戦闘に参加せず、味方の支援に特化する型。
  • 後方妨害型
    自分は直接戦闘に参加せず、敵の妨害に特化する型。
  • 安定型
    軽い消費で一定の火力を安定して発揮する型。
    決定打に欠けるものの、戦力にムラがなく安定性があり、長期戦や連続戦闘においては短期決戦型よりも優れている。
  • 短期決戦型
    短時間に高い火力を発揮する型。
    MPやSPを短時間の間に使い切る代わりに、格上や複数の強力な敵にも勝利できる可能性を持つ。
    その分長時間戦闘や連続戦闘には向かない。
  • 防衛型
    自分が直接攻撃することはなく、味方を守ることに特化する型。
  • 万能型
    これらの型のうち、3つ以上の型の要素を含む型。
    【能力最強】などが当てはまる。

職業(ジョブ)

EXPを溜める器のうち、後天のもの。【クリスタル】によって取得することができ、これにEXPを貯めることによって「職業能力(ジョブスキル)」やステータス補正などといった恩恵を受けることができる。
下級職・上級職・超級職の三種類に、極級職を加えての四種類あり、本人の素質が許す限り、条件さえ満たせばいくらでも就くことが可能。就職条件さえ満たせば職業に就けるという特性上、いきなり上級以上の職業に就くことも不可能ではない。
職業を保有できるのは人類だけであり、人類でなくなる、あるいは完全に死亡すると、自動的にリセットされる。

  • 【下級職】
    ほとんどの人類が最初に就く職業。最大レベルは50。
    誰でも達成しうるような就職条件のものがほとんどだが、得られるメリットも少ない。
  • 【上級職】
    下級職の発展系。最大レベルは100。
    就職条件は難しくなっているが、その分メリットも大きい。
    種類も豊富で、中には複数の下級職が必要な「混合職」や、通常の上級職よりも就職条件の難しい「レア上級職」も存在する。
  • 【超級職】
    上級職の進化系。最大レベルは設けられていない。
    各超級職に就ける者は先着1名だけで、1つの超級職に複数の人類が同時に就くことはできない。
    就くためには複数ある難解な条件を制覇し、試練を達成する必要がある。就職にまつわるメリットは、上級・下級とは比にならない。
  • 【極級職】
    職業の頂点。超級職と同様、最大レベルは設けられていない。
    各極級職に就ける者は先着1名だけで、1つの極級職に複数の人類が同時に就くことはできないという点も同じ。
    就くための条件は理不尽を極めるが、究極能力以上の恩恵を受けることができる。

特殊超級職

読んで字の如く、特殊な超級職。
各々が明確な「役割」を持ち、就職条件に才能や血筋などの運命的な要素が関わるため、どれだけ努力しようとも就けない者には就けない。
通常の職業と違い、【クリスタル】によってリセットすることが出来ない。

偽職

【眷属器】による複製などによって就いた非正規の職業。
職業名に【~(偽)】とついている。

【~姫】と【~王】

名称こそ違うが同一の職業。【妖精女王】と【妖精王】もこの関係性にある。
つまり、例えば【海賊姫】に就いている者がいれば、【海賊王】にはその【海賊姫】が職業を放棄するまでは就けない。

装備

武器防具の総称。
職業や種族などによって、身につけられる装備の傾向はある程度決まっている。
装飾品などの一部の装備は同じ箇所に重ねて装備することができる。*5

特殊装備

ロボットや騎獣などといった、「搭乗・騎乗」という形で装備する特殊な装備。

固有装備

特定の個人しか装備できない、その者固有の武器・防具。
固有魔物と同様のランク分けがなされている。

特殊な武器

  • 魔剣(スペルソード)
    魔力を流すことでその特殊な機能を発揮する魔力式の剣。
    刀剣以外に「魔銃(スペルガン)」や「魔槍(スペルランス)」など、別の武器種も多く存在する。
  • 【神器】/【極神器】
    《神性》を宿す武器。神器の中でも特に優れたものは極神器と呼ばれる。
  • 魂武器(ソウルアームズ)
    魂を宿した命ある武器。おおよそ吹き込まれた魂の人格はない。
    • 魂神器(ソウルリチュアラー)
      魂武器の神器版。
  • 聖剣(セイクリッド)
    天界族がかつて魔界族を滅ぼすために作ったとされる神聖な刀剣。
    その多くは伝説として名を残している。
  • 王剣
    この世に九振しか存在しない、至高の刀剣。
    それは剣の王に非ず、王を選ぶ剣に他ならない。
  • 【黒刀】
    読んで字の如く、刀身が黒く染まっている刀剣。決して曲がることも折れることも、刃毀れすることすらないという。
    どの黒刀も最初から黒かったわけではなく、「全ての刀剣は黒刀に成り得る」と語られている。
  • 【呪いの武器】/【妖刀】
    持ち主含め、全てに厄災を振り撒く武器。そういった刀剣を特に「妖刀」と呼ぶ。

装備枠

装備品を身につけることができる箇所を示すもの。
装飾品以外は基本一枠につき一つしか身につけられないが、【阿修羅王】や【超闘士】のように一枠に複数個の装備を身につけられる者もいる。

ステータス

その存在の様々な力の強さを数値化したもの。数値の高さによってランクがつけられているが、それが必ずしも強さに直結するわけではない。
計測は《数》の“理”によって行われているが、その基準は不明。

ランク一覧
G-~25
G26~75
G+76~100
F-101~250
F251~750
F+751~1,000
E-1,001~2,500
E2,501~7,500
E+7,501~10,000
D-10,001~25,000
D25,001~75,000
D+75,001~100,000
C-100,001~250,000
C250,001~750,000
C+750,001~1,000,000
B-1,000,001~2,500,000
B2,500,001~7,500,000
B+7,500,001~10,000,000
A-10,000,001~25,000,000
A25,000,001~75,000,000
A+75,000,001~100,000,000
S-100,000,001~250,000,000
S250,000,001~750,000,000
S+750,000,001~1,000,000,000
L-1,000,000,001~2,500,000,000
L2,500,000,001~7,500,000,000
L+7,500,000,001~10,000,000,000
U-10,000,000,001~25,000,000,000
U25,000,000,001~75,000,000,000
U+75,000,000,001~100,000,000,000
ERROR100,000,000,001~
FATAL ERROR推定100,000,000,000,000,000,001~
INFINITY推定100,000,000,000,000,000,000,000,000,001~
ABSOLUTE INFINITY推定100,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,001~

S=SUPERIOR

L=LEGENDARY

U=ULTIMATE

ステータス一覧
  • Lv=LEVEL(レベル)
    EXPを溜める器のうち、先天のもの。これにEXPを溜めることで、ステータスが上がっていく。
    誰しも1から始まり、99999を限界とする。これの高さは単なる指標でしかなく、強さには直結しない。
  • HPHEALTH(ヘルス)-POINT(ポイント)体力値
    生きるための心のエネルギーを溜める器。これが尽きると半死者となり、その状態が長く続けば完全に死ぬ。
  • MPMANA(マナ)-POINT(ポイント)魔力値
    魔法を使うための精神的なエネルギーを溜める器。これが尽きると魔法が使えなくなる上、様々な病的反応が表れる。
  • SPSTAMINA(スタミナ)-POINT(ポイント)気力値
    技法・肉体を扱うための身体的なエネルギーを溜める器。これが尽きると技法が使えなくなる上、様々な病的反応が表れる。
  • (EPEXISTENCE(イグジステンス)-POINT(ポイント)生命値)
    HP・MP・SPの合計値。実際にステータスに表示されているわけではない。
  • PHYPHYSICAL(フィジカル)身体力
    武器攻撃や技法など、物理的干渉の威力に影響するステータス。
  • MENMENTAL(メンタル)精神力
    魔法や言葉など、精神的干渉の精度に影響するステータス。
  • (ATKATTACK(アタック)攻撃力)
    PHYとMENの合計値。実際にステータスに表示されているわけではない。
  • PERPERSEVERANCE(ペーシェンス)忍耐力
    物理的干渉に対する「硬さ」を表すステータス。
  • RESRESIST(レジスト)抵抗力
    精神的干渉に対する「堅さ」を表すステータス。
  • (DEFDEFENCE(ディフェンス)防御力)
    PERとRESの合計値。実際にステータスに表示されているわけではない。
  • AGIAGILITY(アジリティ)敏捷性
    加速力や最高速度など、様々な「速さ」を表すステータス。
  • DEXDEXTERITY(デクスティリティ)技量
    命中率や加工精度など、様々な「器用さ」を表すステータス。

  • INTINTELLIGENCE(インテリジェンス)知力
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。これの数値が高いほどに「頭がいい」ことを表す。
  • CHACHARM(チャーム)魅力
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。これの数値が高いほどに「顔がいい」ことを表す。
  • LUCLUCK(ラック)幸運力
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。これの数値が高いほどに「運がいい」ことを表す。
  • FAIFAITH(フェイス)信仰力
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。これの数値が高いほどに「信心深い」ことを表す。
    【司祭】や【僧侶】などの聖職者はこのステータスに依存する能力を使用できるほか、このステータスを高めることによって進化できる存在もいる。
  • KARKARMA(カルマ)罪悪値
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。500~-500で表され、これの数値が高い程に外道であることを示す。
    この値によって、獲得できる能力や称号に差が生まれる。
    ランク一覧
    混沌451~500
    極悪301~450
    51~300
    中庸-50~50
    -300~-51
    極善-450~-301
    秩序-500~-451
  • MKRMORALE(モーラル)-KEEP(キープ)-RATE(レート)士気保持率
    通常は表示されない隠しステータスの一つ。0.1%~99.9%で表され、これの数値が高い程に「1時間の作業で減る士気がどれだけ少ないか」を表す。
    もしこれが75.0%なら、作業を連続して続けられる限界は約4時間となる。

能力(スキル)

簡単に言い表すなら、「“理”への限定的な干渉権限」。これによって様々な事象を引き起こせる
生まれながらに保有する先天的な能力と、EXPの消費などによって取得する後天的な能力がある。
《WRS》ではなく【書庫】に管理を受けている。

権能

その能力が及ぼすことができる具体的な効果のこと。
魔法・通常能力・特性のいずれかの名を以て説明される。

固有権能

その能力のみが持つ固有の権能。

固有権能から通常能力へ

同一効果の固有権能を有する存在が2人になった時、それは固有権能でなくなり、3人以上になった時、それは通常能力となる。
ただし、模倣による保有者はこれに数えない。

能力の種類

その1

  • 通常能力(コモンスキル)
    一般的な能力。職業能力(ジョブスキル)種族能力(トライブスキル)もここに該当する。
    戦闘等の経験によって貯まる隠しステータス「EXP」の消費により、ほとんどの通常能力はいつでも取得可能。
  • 固有能力(ユニークスキル)
    その存在固有の能力。
    通常能力の特殊進化や統合によって発現する。
    《奉納者》のように、個人ではなく特定の団体に所属する者が共通して保有する固有能力も存在する。
  • 究極能力(アルティメットスキル)
    能力の最高峰。
    魔王や勇者に覚醒した際などに、固有能力が統合されるなどして発現する。また、固有魔物などといった強大な存在は生まれながらに保有していることもある。
    • 根源能力(アルケースキル)
      世界の根源に触れうるほどの力を持つ究極能力を、《WRS》はこう呼称する。
      現在、この名で呼ばれる究極能力は世に5つしか存在していない。

その2

  • 攻撃系(オフェンス)
    直接攻撃。《炎支配》などがこれに当たる。
  • 防御系(ディフェンス)
    直接防御。《魔力結界》などがこれに当たる。
  • 支援系(アシスト)
    統率や強化、状態好化付与など。《指揮》や《回避付与》などがこれに当たる。
  • 妨害系(ジャミング)
    弱化や状態悪化付与など。《毒付与》などがこれに当たる。

独自能力(オリジナルスキル)

《WRS》を介さずに習得された、その者独自(オリジナル)能力(スキル)
これにはいかなる形であっても“理”が介在せず、独自能力による干渉を独自能力以外で防ぐことは基本的に不可能。

神智核(マナス)

その者の能力を管理する情報生命体。究極能力の権能から生まれ、「別人格」と「能力」の2つの性質を持つ。

技法魔法

端的に言うなら「能力の効率的使用法」。技法はSPを、魔法はMPを消費して使用する。
能力を磨くことで《WRS》に登録されているものを自動的に習得できる。
また、能力の組み合わせ等によって、自分独自の技法・魔法を作ることも可能、

この世界における魔法とは?

妄想(イメージ)の具現化。具体的に魔法を想像するほどに強くなるため、その想像を補強するために詠唱や魔法陣を使う。

魔法の種類

  • 《攻撃魔法》
    直接攻撃を行う魔法。
  • 《防御魔法》
    直接防御を行う魔法。
  • 《支援魔法》
    回復や好影響の付与などを行う魔法。
  • 《妨害魔法》
    拘束や悪影響の付与などを行う魔法。
  • 《移動魔法》
    物体を移動させる魔法。
  • 《収納魔法》
    物体を収納する魔法。
  • 《作成魔法》
    物体を作成する魔法。

特殊な魔法

  • 《生活魔法》
    生活用の小規模な魔法。魔法の練習のために習得することも。
  • 《装備魔法》
    身体に直接まとって発動させる魔法。
  • 《領域魔法》
    空間に干渉して特殊な効果を付与する魔法。
  • 《神聖魔法》
    神聖な力を有する魔法。MENではなくFAIを参照とする。
  • 《自然魔法》
    自然の力を借りることで発動させる魔法。MENもFAIも参照せず、本人の技量と注いだMPのみを参照とする。
  • 《契約魔法》
    他者の力を契約によって行使する魔法。道具を介しての魔法もこれに当たる。
  • 《儀式魔法》
    複数人での発動を前提とする強力な魔法。
  • 《座標魔法》
    空間を破壊するほどの威力を有する強力な魔法。
  • 《環境魔法》
    一つの環境を塗りつぶすほどの高域かつ強力な魔法。
  • 《祭壇魔法》
    詳細不明。1つの世界を破壊するほどの威力があるとされる。
    特性《祭壇》を有しているか、それを有する存在が近くに居なければ使用することができない。

魔法名の修飾詞について

《ブレイズ》や《スパーク》のような一部の魔法は単純上位互換が存在しており、それらには元となる魔法に以下の修飾詞がついた名前となっている。

  • 《メガ~》《ハイ~》
    例:《メガブレイズ》
    元の魔法の2倍程度の威力がある。消費も1.5倍ほどになる。
    • 《ギガ~》《オーヴァー~》
      例:《オーヴァーヒール》
      元の魔法の4倍程度の威力がある。消費も3倍ほどになる。
      • 《テラ~》《極大~(オメガ~)》《~極(~・オメガ)
        例:《テラスパーク》《獄炎極》
        元の魔法の8倍程度の威力がある。消費も6倍ほどになる。
  • 《コンデンスド~》
    例:《コンデンスドスパーク》
    凝縮された魔法は、範囲を狭め威力を増す。
  • 《ワイド~》《ラージ~》
    例:《ワイドヒール》
    元の魔法の3倍程度の範囲がある。
  • 《デシ~》《プチ~》
    例:《デシアクア》
    元の魔法の60%程度の威力しかない。消費は半分以下。

魔法陣

魔法の発動に必要な「装置」。魔法のイメージを固める詠唱に対し、固めたイメージを出力するもの。

「詠唱」

  1. 魔法を発動させること。
  2. 一部の魔法の発動に必要な口上。主にこれを指す。
    強力なものほどイメージが困難なため長い。
  3. 同名の通常能力。

「術者」

  1. その魔法を発動させた存在。
  2. その状態異常を付与した存在。主にこれを指す。

特性

その生命体そのものに備わる性質。種族や属性、生き方などによって有している特性は千差万別。
能力と同様に1から10までのレベルを持ち、最大レベルで上位派生するものもある。

耐性

《WRS》から付与される、免疫細胞のようなもの。対応する悪影響を除去(カット)してくれる。
特性と同様に1から10までのレベルを持ち、最大レベルで上位派生するものもある。

称号

《WRS》から与えられる勲章のようなもの。特定の条件を満たすことで獲得することができ、それによって様々な恩恵を受けられる。
中には「美徳」や「大罪」といった特殊な称号もある。

加護

特定の対象からの庇護を可視化したもの。これによって対象の力の一部を行使できる。
また、これを付与するのは個人とは限らず、国家などといった組織そのものから与えられる加護も存在する。

寵愛と呪詛

二つとも加護の一種。
寵愛は神が与える特別な加護で、通常の加護よりも高い効果を発揮する。
呪詛は人の恨みの形であり、加護とは真逆のマイナス効果をもたらす。「封印」と呼ばれる場合もある。

「能力」

  1. 能力(スキル)のこと。
  2. 能力(スキル)を含む、特性や耐性などといった全ての戦闘に関する情報(=戦闘情報)の総称。主にこれを指す。
  3. 物事を成し遂げることのできる力。

LvEX(エクストラ)Lv☆(スター)

最大レベルに到達して尚その能力や特性を磨き続けた者がいずれ至る境地。このレベルにアップさせる具体的な条件は不明。

状態異常

生命体に付与されることによって様々な影響をもたらすもの。「状態好化(バフ)」と「状態悪化(デバフ)」の2種類がある。
能力と同様に1から10までのレベルを持ち、最大レベルで上位派生するものもある。

「悪影響」と「好影響」

悪影響は「ダメージ」や「状態悪化」などといったありとあらゆるマイナスな影響。
好影響は「回復」や「状態好化」などといったありとあらゆるプラスな影響。

配下

他者に従属している存在。

眷属

心身共に深く他者に従属している存在。その者にとって血族のようなもの。

EXP

EXPERIENCE(エクスペリエンス)、つまり経験値のこと。戦闘職であれば戦いを、非戦闘職であれば仕事を通じて溜まっていく。
これを消費することでステータスを強化したり、能力を獲得したりできる。

商売関連

売買

《WRS》が素材ごとに価値を設定しており、それを基準に売り買いを行う。

通貨単位

  • (ゴールド)
    この世界で普遍的に使われている通貨単位。
    1Gにつき0.8~1.2円くらい。ほとんどの国で同じレートで使える。
    G硬貨と金額
    名称金額
    小銅貨1G
    中銅貨10G
    大銅貨100G
    小銀貨1,000G
    大銀貨10,000G
    小金貨100,000G
    大金貨1,000,000G
    小星貨10,000,000G
    大星貨100,000,000G
  • (エル)
    主に連邦で使われている通貨単位。
    1Eにつき5Gくらい。

言語関連

主な言語

  • 《共通言語》
    無限世界線のほぼ全域で使える言語。日本語に酷似している。
  • 《天界系言語》
    天界発祥の言語の総称。アラビア語に酷似している。
  • 《魔界系言語》
    魔界発祥の言語の総称。ラテン語に酷似している。

その他の言語

  • 《魔物語》
    非人類が発する言語の総称。【従魔師】などはこれを理解できる。
    • 《竜語》
      竜族の非人類独自の魔物語。同じ竜族に限り、人類にも理解できる。

言語の巧拙

言語も上述の「特性」の一つだが、Lv3もあれば日常会話には不自由しない。

政府・法律関連

世界政府

最高神含む神々によって構成されている巨大組織。国家の創立・解体を唯一公的に行うことができる機関。
本拠地は【天界】ではなくこの世界のどこかに存在する。

「政府」

多くの場合【世界政府】を指す。

無限貴族

【世界政府】の創設に関わった20柱の神。
最高神に最も気に入られていて、彼らの一声で法律が塗り替えられるほどの絶大な権力を有する。

無限法

政府によってこの世界線のほぼ全域に制定されている法律。日本の法律に酷似している。

殺神罪

天界族の神を殺すことで成立する犯罪。
神は“理”を管理しており、それを殺すことは、最悪の場合この世界が滅ぶことになるため、非常に重い罰が科されることになる。
尚、竜神などといった後天的な神を殺すことは単に殺人罪となる。

名字

日本と同じノリで、ほぼ全ての人類が持っている。

平均

強さ

一般人が99.99999%を占めている。Wiki内で描写されている0.00001%が狂い散らかしているだけ。

レベル

確認人口での平均はおよそ3000。5000もあれば大体の国では英雄扱い。

能力のレベル

確認人口での平均はおよそ3~4。

宇宙関連

大宇宙(マクロコスモス)

この世界に連なる垂直世界の一つ。オゾンの層を隔て、真上に面している。
小宇宙(ミクロコスモス)」という並行世界を複数連ねている。

自転と公転

どちらもない。つまりこの世界では天動説が正しいことになっている。
昼夜や季節の巡りは《WRS》によって行われているため、そもそも必要ないのである。

星空

この世界には自転も公転もないが、【大宇宙】には両方あるため、星の見え方は毎日違う。

「無限星」

【大宇宙】から見たこの世界を指す。

上位存在関連

最高三存在(トリア)

かつて“虚空”より突如発生しこの世界線の全てを創り出した、“人” “” “魔”の三柱。
その正体は謎に包まれており、彼らの直系たる【始祖之百人】【起源八天使】【原初十二悪魔】でさえ把握できていない。
現代の最強たちと比べると強くはないらしい。

虚空(アイン)

最高三存在】が生まれた場所であり、同時にこの世界線の創世の基盤となった場所。
そこには何もなく、ただただ無限の無が広がっている。

始祖之百人(プリミティブ・ハンドレッド)

この世の全ての人間族の始祖。間接的に不死族・機械族の始祖でもある。
一名を除き、全員死去している。

起源八天使(アスル・サマーニヤ)

この世の全ての天族の起源となった8人の天使。間接的に精霊族・幽霊族・海族・竜族・宇宙族の起源でもある。
該当者の大半が堕天した現在、この名前は最高神を守るための天使に与えられる称号として用いられている。

原初十二悪魔(オリゴ・デュオデキム)

この世の全ての魔界族の原初。間接的に獣族・蟲族・植物族・妖怪族・鬼族の原初でもある。
その正体は【魔界】を創造した後に12人に分裂した“魔”そのもの。

聖遺物

“人”と【始祖之百人】(その子孫)が遺した遺骸・遺品の総称。
そのいずれもが極めて高い聖性・神秘性を持ち、強大な力を宿している。

真なる聖杯(グラール)

“人”が死の間際、子孫と2人の友に遺した3つの杯。他の【聖遺物】とは比べようもないほどに高い聖性・神秘性を持ち、時に世界を揺るがすほどの願望成就能力を有する。
その模造品である【聖杯(カリス)】も存在する。

精霊女王(エレメント)

炎・水・雷・土・風・光・闇の七属性に対応する精霊の女王。【起源八天使】によって最初に創られた天族の中の7人。

海王

この世の全ての海族の起源。【起源八天使】によって最初に創られた天族の中の5人。その5人のうち最も優れていた者は【海皇】と呼ばれ畏敬(おそ)れられた。

竜王

この世の全ての竜族の頂点。竜族がいずれ至る境地。
中でも【起源八天使】を起源に持つ十人を「十大竜王」と呼ぶ。
数百万年前から増え始めた竜王同士での争いを収めるために、近代では海族に倣って【竜皇】と呼ばれる代表者が立てられるようになった。

その他用語等

「--」

該当する情報がない、あるいは不確定なことを表す。
例:「Lv--」「住所|--」

「連邦」

多くの場合【天魔連邦】を指す。

クラン

志を同じくする者の集まり。「同盟」「連盟」「連合」など、地域や個人によって呼ばれ方が違う。
3人以上の所属者を集めて《WRS》に登録すれば誰でも作成することが可能。

グランドクラン

複数のクランの合併によって発足するクラン。

ギルド

冒険者のための組織・組合、及びそれらが運営している施設の総称。後者を指している場合が多い。
一部の大規模な国家に存在しており、グランドクランがこれを兼ねることもある。
戸籍登録や依頼斡旋など、様々な業務を行う。

冒険者

政府公認のクラン・ギルドに所属している者。
格付け(ランク)の名称や基準は所属によって異なり、そもそも格付けが存在しないクラン・ギルドもある。

名称の例
  • アルファベット
    上位《S級》
    《A級》
    中位《B級》
    《C級》
    《D級》
    下位《E級》
    《F級》
  • 鉱物
    上位金剛級(ダイヤモンド)
    白金級(プラチナ)
    中位金級(ゴールド)
    銀級(シルバー)
    鉄級(アイアン)
    下位青銅級(ブロンズ)
    銅級(カッパー)
  • 上位黒級(ブラック)
    茶級(ブラウン)
    中位紫級(パープル)
    緑級(グリーン)
    橙級(オレンジ)
    下位黄級(イエロー)
    白級(ホワイト)

冠世三十六皇

この世界線において最強を謳われる36人の総称。一言で表すなら怪物

“理外”

この世の“理”そのものたる《WRS》の管理を完全に外れた者たちの総称。一言で表すなら世界のバグ

存在概念(アイデンティティ)

「それがどういった存在なのか」を成り立たせるファクター。万物が持つ設定そのものであり、全てはこれに従って存在・行動している。
“理外”は自分の、あるいは他者のこれにある程度干渉することができるという。

否定者

《WRS》の“理”を否定する「否定能力」の持ち主。

迷宮(ダンジョン)

無数の魔物たちが跋扈する箱庭。魔物は奥に行くほど強くなり、最奥には核を守る守護者(ボス)がいる。
ほとんどが《WRS》によって設置されたものだが、人や魔物の手によって造られたものや、《自然魔力》によって遺跡や洞窟が変化して生じたものもある。
内部の魔物が外に出てくることは基本的になく、核が消失すれば魔物も消える。

魔物の飽和

実は迷宮内に存在できる魔物の数には“理”によって限度が定められており、それを超えてしまうと、迷宮は存在を維持するために魔物を吐き出してしまう。
この飽和現象は「スタンピード」という俗称で呼ばれることが多い。

世界十大美女

この世界で最も美しいとされる10人の美女。実は男もいる。

72柱の悪魔(ゴエディア)

智慧と禍福の天使】と共に堕天した堕天使5000名の内、特に名を揚げた72名。彼らと彼らの子孫は自分に深い縁を持つ悪魔系の究極能力を保有している。
強大な力を持っているが、何の因果か悪魔之王(ソロモン)の保有者に服従しなければならない。*6

契約悪魔

種族固有能力《魔の契り》によって他者との契約状態にある魔界族のこと。

確認人口

文字通り、確認されている人類の総数のこと。この世界線は無限の広さを持つため、総人口数の断定が不可能である。そのため、こう言う他ないのである。

コメント

  • これを参考にしてもよろしいですか? -- 2024-01-28 (日) 20:47:29
  • そのためのページです -- いずな2 2024-01-28 (日) 20:50:52

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*1 主に【神】
*2 【天界】や【魔界】など
*3 例:人間×精霊人→半精霊人(ハーフエルフ)
*4 例:影人→影闘天(ティエン・シャドーマン)
*5 例:累計で指の数と同じだけ装備できる指輪
*6 なお、服従をされないほどの実力を全員持っている模様