アーブル・セルピエンテ

情報

とある大陸の最奥に存在する幻の森…そのさらに奥にて、巨大なゆりかごに揺られながら眠る女王。
【星魔皇大連合】の頂点に座す“円卓の魔皇”が一席にして、自然族同盟【雑木林(シルウェストリス・ロクス)】の大盟主(グランドオーナー)。
非常に無気力で意欲的な活動を苦手としていて、彼女の一日の睡眠時間は20時間以上にも上る。起きている4時間弱も半ば夢遊病のような状態であるためまともに活動することが出来ず、自分の配下に自分の身辺の世話を完全に任せている。それ故に彼女の配下たちは、彼女のことを首領ではなく要介護者と認識しており、本人もそう認識されていることを自覚している。
魔界族の元魔皇にはかなり親近感を感じていたため、脱退を知った時は少し動揺した。
【ユークロニア】に所属しているミエリは親戚であり、彼女にとって姉のような存在。まだ生まれて50年にも満たない頃はよく遊んでもらっていた。
普段は寝巻き姿でぼさぼさの水色の髪をかき上げながら糸のような目を擦っているが、魔皇としての責務を果たす時は、クレオパトラを思わせる古来エジプト風の衣装を身に纏い、木の枝のリースのような物体と4匹の蛇のような植物を背負う、碧髪翠眼の女神のような姿へと転じる。その際の彼女の手足や腰に巻き付いている植物は装飾ではなく、彼女の能力によって生み出された眷属植物であり、彼女の意思で自在に伸縮する。
性格は先述の通り極めて無気力で、かつ楽観的。いかなる窮地においても「まぁなんとかなるよ」と呟き、実際になんとかしてしまう。
「特段何もしないからそっちも何もしないで」が基本スタンス。彼女が大魔王に至ったのは偶然に偶然が重なった奇跡に等しい確率の結果であり、彼女が能動的に誰かを害したことも害させたことも一度もない。同時に非常におおらかでもあり、自分の支配領域から勝手に希少な花を持ち出したとある少年を「いいじゃん花のひとつやふたつ。なんなら花束にしてってもいいよ」と許している。
しかし彼女の配下は、彼女と違って優しくはない。彼らは首領が直々に許した上述の少年を除き、支配領域に侵入した生命体を悉く殺して木々草花の養分にしている。彼らは首領を要介護者と認識する一方で何よりも愛しており、首領を害する存在を決して許さない。ただ、彼女の配下は全員彼女より歳上であるため、おそらくその行動原理は、忠誠心というよりも過保護な親心であると思われる。
活動範囲の狭さも相まって彼女の本性を知る者は少なく、世間における彼女は冷酷無比・傲岸不遜な存在である。
日のほとんどを寝て過ごし、身辺の世話を全て配下に任せる彼女だが、趣味の園芸だけは配下も能力も一切用いることなく自分の手で取り組む。木々草花の成長ににやける彼女を見て頬を緩めるのが、彼女の配下たちの日常。
天界族の魔皇を好ましく想っている。実は両片想いであるということは、本人たちには知る由もない。

台詞

• 「ごめんね。ボクあんまり優しくないんだ」

• 「ん。わかったわかった」

• 「まぁなんとかなるよ」

• 「(………なんだろこれ…あの人のこと考えてると、胸がざわざわする…)」

コメント

• ワームウッドを彼女の配下にしてもよろしいでしょうか…？ダメだったら諦めます…。 -- 青ピクミン（編集者） 2023-12-29 (金) 15:06:12
• ええよ -- いずな2 2023-12-29 (金) 16:58:02

来訪者数

Tag: 自然族 最強 地属性 花属性 毒属性 大魔王 シルウェストリス・ロクス 星魔皇大連合 いずな2