三菱長崎造船所

Last-modified: 2024-04-18 (木) 03:21:23

三菱長崎造船所とは、日本の民間造船所。正式名称は「三菱重工業株式会社長崎造船所」。

概要

三菱長崎造船所は、三菱財閥の経営する民間の造船所で、大型の船台を3基保有していたことで日本海軍艦艇を多く建造した。
特に、大和型戦艦2番艦「武蔵」や航空母艦「大鳳」を始めとした主要な大型艦の建造を行った。これらの建造経験は後に大量建造されることになった量産型空母の建造に生かされることになり、同時建造能力は修理や改修などでも使用されるどの海軍工廠をも上回った。

建造した艦船

通報艦:最上
防護巡洋艦:矢矧
戦艦:霧島、日向、土佐(未成)、武蔵
重巡洋艦:古鷹、青葉、羽黒、鳥海、三隈、利根、筑摩
軽巡洋艦:多摩、木曾、名取、川内
航空母艦:大鳳、天城、笠置(未成)、隼鷹、海鷹(改装工事)
特設航空母艦:春日丸
潜水母艦:迅鯨、長鯨
駆逐艦
神風型:白露、白雪、白妙、水無月
峯風型:澤風、矢風、羽風、秋風、夕風
神風型:神風、朝風
秋月型:照月、涼月、新月、若月、霜月