日ソ中立条約

Last-modified: 2024-04-07 (日) 10:36:12

日ソ中立条約とは、日本とソ連が1941年4月13日に締結、同25日発効した中立条約。
正式名称は、大日本帝國及「ソヴィエト」社會主義共和國聯邦間中立條約。
本条約は、ソ連側から1945年4月5日に破棄の通告がなされた。

概要

内容

相互不可侵および一方が第三国に軍事攻撃された場合における他方の中立などを記載した条約本文(全4条)および満州国とモンゴル人民共和国それぞれの領土の保全と相互不可侵を義務付けた声明書が構成。

第1条:日ソ両国の友好
第2条:相互の中立義務
第3条:条約の効力は5年間。
期間満了1年前までに両国のいずれかが廃棄通告しなかった場合は5年間自動延長されるとしている。
第4条:速やかな批准
声明書:
大日本帝国は蒙古人民共和国の領土保全及び不可侵を尊重
ソビエト連邦は満州国の領土保全及び不可侵を尊重

また、これに加えて中国・満州権益における利権を認める秘密協定も締結した。
日ソ秘密協定

背景

締結まで

条約破棄