来島型工作艦とは、大日本帝国海軍の工作艦の艦級。明石型工作艦の発展型であり、工作艦として建造された最後の艦級である。
同型艦は2隻。
概要
特徴
性能諸元
要目
基準排水量:10,250t
満載排水量:12,820t
全長:164.2m
最大幅:22.0m
深さ:14.0m
吃水:6.37m
兵装
- 九八式十糎連装高角砲×4基8門
- 零式四十粍連装高射機関砲×4基8門
- 九六式二十五粍単装機銃×22基22挺(移動式14挺)
工場設備
- 工場総面積:約2,890㎡
- 工作機械:213機
デリック
- 5tデリック×2台
- 10tデリック×2台
- 30tデリック×1台
同型艦
艦番 | 艦名 | 仮称艦番号 | 造船所 | 起工 | 進水 | 竣工 | 除籍 | 最期 |
1番艦 | 来島 (くるしま) | 第5416号艦 | 三菱横浜造船所 | 1942年 11月26日 | 1943年 12月25日 | 1944年 10月22日 | 19年 月日 | 解体 |
2番艦 | 紀淡 (きたん) | 第5417号艦 | 三菱横浜造船所 | 1943年 1月31日 | 1944年 3月17日 | 1945年 2月19日 | 19年 月日 | 解体 |