TILTE:東方軍
東方軍は、大日本帝国陸軍の総軍の一つ。軍隊符号は「」。
沿革
太平洋戦争において、アメリカ本土攻略作戦を実行する部隊の統括する総軍として、大陸命第1000号に基づき1945年(昭和20年)1月17日に編成された。あ号作戦発令後は、ハワイやアラスカ、ミッドウェーなどの島々の防衛部隊としながら上陸を待ち、アメリカ本土で行われたあ号作戦全体の指揮し、作戦終了後はアメリカ西海岸一帯を一時的に軍政下においた。
総司令部は当初ハワイに置かれたが、東方作戦終了後はアンカレッジに移転した。さらに1945年(昭和20年)12月20日にロサンゼルスを占領したことで1946年2月21日にロサンゼルスに移転し、ロサンゼルス協定の締結まであ号作戦を指揮した。また、ロサンゼルス協定締結時には山本五十六元帥海軍大将と畑俊六元帥陸軍大将が日本国政府及び軍隊代表として調印した。
総司令官は畑俊六元帥陸軍大将。
隷下部隊
編成時(1945年1月17日)
アラスカ部隊
- 第11方面軍
サンフランシスコ部隊
- 第14方面軍
ロサンゼルス部隊
- 第15方面軍
サンディエゴ部隊
- 第16方面軍