Tier 2 アメリカ 駆逐戦車
スペック
パッケージ
┌ | ─ | ─ | ─ | ─ | T56 GMC E:1,050 S:30,000 | ||||
T3 HMC E:280 S:3,000 | ─ | T3(2-pdr) HMC E:500 S:17,300 | ┴ | T3 HMC improved E:920 S:26,080 | ─ | T3(75) HMC E:1,080 S:26,080 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T3 HMC | Continental W-670 | 37 mm AT Gun M3 | T3 HMC | T3 HMC | 110 | SCR 200 | |
262 | 34 / [31.88] | --/--/-- | 265 | ||||
28.75 | 1.5/1.6/2.2 | 34 | 320 | ||||
T3(2-pdr) HMC | Continental W-670 | QF 2-pdr Mk. IX | T3 HMC | T3 HMC | 110 | SCR 200 | |
262 | 34 / [31.71] | --/--/-- | 265 | ||||
28.60 | 1.5/1.6/2.2 | 34 | 320 | ||||
T3 HMC improved | Continental W-670 Series 12 | QF 2-pdr Mk. IX | T3 HMC improved | T3 HMC | 110 | SCR 200 | |
288 | 38 / [38.57] | --/--/-- | 265 | ||||
31.43 | 1.3/1.4/2.0 | 38 | 320 | ||||
T3(75) HMC | Continental W-670 Series 12 | 75 mm Howitzer M1A1 | T3 HMC improved | T3 HMC | 110 | SCR 200 | |
288 | 38 / [38.55] | --/--/-- | 265 | ||||
31.41 | 1.3/1.4/2.0 | 38 | 320 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm AT Gun M3 | AP APCR HE | 18 2G 10 | 56 78 19 | 40 40 50 | 31.58 | 1,263 | 1.50 | 0.36 ? ? | 124 | +21 -7 | |
QF 2-pdr Mk. IX | AP APCR HE | 25 3G 19 | 64 121 23 | 45 45 60 | 33.33 | 1,500 | 1.70 | 0.38 ? ? | 114 | +21 -7 | |
0.38 ? ? | |||||||||||
75 mm Howitzer M1A1 | HE HEAT | 56 7G | 38 91.4 | 175 110 | 8.57 | 1,500 | 3.00 | 0.51 ? ? | 61 | +21 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
砲塔(機関銃塔)が付いたがM3 Leeなどと同様に使えるのは車体の砲のみで、副砲塔は撃てない飾り状態になっている。
ラインナップはT18から変わっていないが75 mm AT Howitzer M1A1は弱体化し単発火力以外のデメリットが大きくなってしまったため、QF 2-pdr Mk. IXを使い続ける選択肢もある。
攻撃力と使いやすさで一長一短なので、両方使ってみて活躍しやすい方を選んでもよいだろう。- QF 2-pdr Mk. IX
単発火力は低いが、その他の点は良好で扱いやすい。遠距離狙撃や偏差射撃も命中させやすい。
貫通力も通常弾で64mm、課金弾で121mmあるので、マッチングされる全ての車両に安定してダメージを与えることが出来る。
ただし、火力を発揮するためには何発も連射する必要があり、後述のとおり装甲にも全く頼れないため、自分が被弾しないための工夫が必要になる。
DPMも同格駆逐戦車の中では平凡な値にとどまっているため、ダメージレースもできるだけ避けたい。 - 75 mm AT Howitzer M1A1
単発火力の高さは健在で、貫通すれば同格以下の大半の敵を一撃で吹き飛ばすことが出来る。HEの貫通力は38mmしかないが、Tier2や3でもそれよりも薄い装甲の車両が多いため、正面からでも貫通させやすい。
仮に貫通できなくても、QF 2-pdr Mk. IXの一発を上回る60~80程度のダメージを与えられることが多い。
H35、R35などの重装甲車両やHPの高いTier3車両に対しても十分なダメージソースになる。
HEAT弾の貫通力は91mmあり、HEでは貫通できない敵にも確実に110ダメージを与えることが出来るので何発か持っておくと良いだろう。
ただし、価格が7Gと高額なので、連射したり外したりすると赤字になりやすい。
火力以外は劣悪な点が多い。榴弾砲の例に漏れず精度が劣悪な上、照準時間が3秒と非常に長いうえ収縮開始までの間にも2秒ほど待つ必要があり、至近距離で撃つとき以外は長く足を止める必要がある。
装填も車長スキル100%でも7秒近くかかるため、1発外してしまうと後が続きにくく、特に近距離戦では相手を倒しきれないと反撃で押し切られてしまう。
弾速が遅いため、照準時間や精度の劣悪さも相まって偏差射撃も当てにくい。
- QF 2-pdr Mk. IX
- 装甲
T18から打って変わって最も厚い車体正面でも15mmしかなく、Tier1戦車の機関砲にも抜かれて当たり前になってしまった。
また、見た目のとおり、車体砲の周辺は開口部(0mm判定)で、撃たれれば100%ダメージが入る。
M3 Leeのような余計な砲塔(機関銃塔)も付いたため、稜線や障害物に完全に隠れたつもりでも砲塔がはみ出して撃たれる危険性もある。
いずれにせよ極力被弾しない立ち回りが求められるので、前線で正面から撃ち合うのはできるだけ避けて後方から支援するか、後述の機動力を生かして敵の不意を突くようにしよう。
障害物に砲塔のある左側を隠し、主砲がある右側だけを出せば的を小さくできる。
- 機動性
最高速度、出力重量比は同格のT2 Light Tankにほぼ匹敵し、ゲーム内でもトップクラスを誇る。
ただし、前進に対して後退速度が極めて遅く、わずか7km/hしか出ないため、少しでも前に出過ぎるとリスクが大きい。
障害物があれば、下手に後退するよりも、一気に前進して敵の死角に逃げ込んだ方が安全なこともある。
また、直線速度の割に履帯の旋回速度が低めなので、高速走行中は思うように曲がれない。
持ち前の火力を迅速に運ぶための機動力と考えよう。
- その他
視界は270mとT18から若干伸びたが、同格の軽・中戦車は改良砲塔で300~320mの視界をもつものが多いため、相変わらず開けた場所では視界負けしてしまう。
乗員は車長と操縦手のみで、車長が操縦以外の全てを兼任している。このため車長が負傷すると、視界・装填速度・砲精度・照準時間・通信範囲の全てが低下してしまうため、救急キットはお忘れなく。
- 総論
正面装甲で前衛も張ることができ、初心者でも安定した活躍が、上級者ではゲームをひっくり返すほどの無双が出来たT18から一転、
極力敵に姿を晒さないことが求められる典型的な紙装甲駆逐戦車となってしまったため、戦い方も大きく変えなければいけない。
しかし、全Tier2駆逐戦車最速の高速駆逐戦車であることも事実であり、俊足を活かした陣地転換や奇襲も容易である。
砲塔こそ回らないもののM18 Hellcatに代表される高速駆逐戦車ルートの片鱗も覗かせる、面白い一両であることには変わりない。
史実
歩兵支援および戦車支援用の軽自走砲であり、1938 年に M1A3 戦車の車体をベースとして開発されました。
試作車輌が 1 両のみ製造されましたが、その試験においては様々な技術的および機能的問題が露呈したため、採用はされませんでした。