Tier 7 イギリス 重戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 | 本体価格(ゴールド) | 4,950 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 36 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 7~9 | |
後退 | 16 | シルバーボーナス(%) | 30 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.11 | 経験値ボーナス(%) | 20 | |
移動時 | 0.06 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
FV201 (A45) 4,950G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
FV201 (A45) | Rolls-Royce Meteor Mk. XI | OQF 17-pdr Gun Mk. VII | FV201 (A45) Universal Tank | FV201 (A45) Universal Tank | 1,500 | WS No. 19 Special | |
800 | 30 | 152/89/89 | 570 | ||||
14.32 | 1.2/1.4/2.1 | 36 | 380 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
OQF 17-pdr Gun Mk. VII | AP APCR HE | 175 8G 75 | 171 239 38 | 150 150 190 | 13.95 | 2,093 | 2.30 | 0.35 ? ? | 74 | +20 -10 |
解説
- 概要
Tier7イギリスプレミアム重戦車。
Centurionのパーツを流用した、Black PrinceとCaernarvonの中間に位置する試作重戦車である。
マッチング優遇は無く、Tier9戦車ともマッチングする。
- 火力
- OQF 17-pdr Gun Mk. VII
Black Princeと同じ手数重視の扱いやすい砲である。
重戦車ゆえにDPMを生かせる機会はそう多くないが、そこは柔軟な立ち回りと味方との連携でカバーしたい。
APの貫通力は格下や装甲の薄い相手なら十分だが、同格の堅い重戦車や格上を正面から貫通させるには少々厳しい。
ただし、Black Princeとは違って本車は機動力がそれなりにあるので、Black Princeよりも貫通力の低さを補いやすい。
弱点をしっかりと狙う、側背面に回り込む他、相手に合わせて適宜APCRを使っていこう。
金弾価格に対して単発威力が低いので課金弾を大量に使う事も多く、収支を黒字にするには弾種切替を徹底しなければならない。
重装甲の戦車が跋扈するTier9主体の戦場では赤字の覚悟も必要だ。
- OQF 17-pdr Gun Mk. VII
- 装甲
装甲はTier7重戦車としてはやや薄い。弱点も多いため基本的に頼ることは出来ないと考えよう。
一方で、耐久値は同格重戦車の中でもTiger Iと並んで1500とかなり高い。
終盤にこのHPを活かす為、地形や角度、味方との連携を駆使して少しでも被弾を抑えられるように慎重に戦っていきたい。- 砲塔
当たり所がよければ格上の砲撃を弾く事もあるが、硬い部分は限定的なので基本的には貫通されるものと考えておくべきだろう。
ただし、Centurionの砲塔にも関わらず正面の俯角は8度な事が欠点。
ハルダウンした際に戸惑う事もあるが、車体側面の方に砲塔を向ける事で10度まで俯角を拡大できるので、俯角が足りないと感じたら試してみよう。
なお、機銃塔は88.9mmの装甲しかない為、ハルダウンしていてもそこがわかりやすい弱点になる。 - 車体
車体正面に関しては傾斜60度130mm相当で、格下と相対しても簡単に抜かれる程度である。
側面装甲は中戦車並みの薄さである(T20と同等で、ソ連の同格中戦車群には完全に劣るほど)。
跳弾やHEATの吸収を狙う事は可能だが、豚飯は難しいと考えた方が良い。
また、車体正面及び両側面はCenturion同様に弾薬庫の当たり判定が大きい上に、モジュールの耐久値が低い。
安易に車体を晒してしまうと格下の攻撃でもあっさりと弾薬庫が破損し、下手すると一撃で吹き飛んでしまう。
数少ない利点のDPMが大幅に低下するので、搭乗員スキルの弾薬庫保護に加え、拡張パーツの湿式弾薬庫の採用も検討するべきだろう。
- 砲塔
- 機動性
Caernarvonとほぼ同等で、重戦車としては出力重量比は良い方。
加速は同格のIS等にはやや遅れをとってしまうが、最高速ではこちらが若干勝っているため、総合的には互角機動力と言えよう。
本車は、必要に応じて中戦車のように回り込む動きが必要とされる為、機動力は少々物足りなく感じる事もあるかもしれない。
ただし、細かい飛び出し撃ち等には困らない程度にはトルクが確保されており、後退速度は16km/hと速めである。
- その他
- 無線
通信範囲が570mとやや不足気味。
無線機を未開発、もしくは元々無線範囲に優れない味方と広域マップで連携を取る際に、思わぬ弊害を生む事があるだろう。
無線手スキルの信号の増強で補強が良いだろう。
- 無線
- 総論
Black Princeのように最前線で戦うのは厳しくなった反面、機動力の向上によって取れる戦術に幅が生まれており、その汎用性の高さが魅力だ。
その為、弱点の熟知、地形の把握、味方との連携など、ある程度のプレイヤースキルが要求されるが、癖がなく扱いやすい重戦車として仕上がっている。
ただし、同格重戦車は個性的で何かしらに優れた面子が多く、その中で一芸に優れた訳でもなくマッチング優遇も無い本車は、没個性で器用貧乏といった印象が否めない。
高い汎用性と器用貧乏は表裏一体なので、しっかりと明確な目的を持って行動しなければ十分な戦果を上げる事はできないだろう。
正面を張れる味方がいるなら、回り込むか近距離での支援に徹しよう。
前衛不足ならば、味方に支援を仰ぎつつ正面戦闘を請け負おう。
味方の編成と配置に合わせて、重戦車と中戦車のそれぞれの運用法を使い分けるといった柔軟な立ち回りをするのが大切である。
常に丁寧な扱いを心掛ければ、必ずやこの戦車は貴方の期待に応えてくれるだろう。
FV201 (A45) Black Edition
スペック
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 | 本体価格(ゴールド) | 5,940 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 36 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 7~9 | |
後退 | 16 | シルバーボーナス(%) | 30 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.13 | 経験値ボーナス(%) | 75 | |
移動時 | 0.08 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
FV201 Black 5,940G |
解説
2016年ブラックフライデーの際に販売された黒塗り車輌。
通常版と違い、経験値ボーナスが75%に上がっている。
黒の塗装は迷彩を兼ねており、新たに迷彩を施す事は出来ない。
性能については隠蔽率以外通常版と同じため割愛。
史実
イングリッシュ・エレクトリック社により 1944 年に開発が開始された本車は、A43 ブラックプリンス (Black Prince) の後継車輌候補のひとつであり、一部のコンポーネントは A41 センチュリオン (Centurion) と共通であった。
1948 年に試作車の試験が開始されましたが、この試作車にはセンチュリオン Mk. II の砲塔と 17 ポンド砲が搭載されていた。
しかしフランス軍の装甲部隊に関するポリシーおよびドクトリンの変更により、それ以上の開発は中止された。本車の設計は、戦後に開発された複数の重戦車の原型として活かされた。