Object 430 Version II

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:33

R104_Object_430_II.png

Tier 9 ソ連 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)120/80/40本体価格(シルバー)3,450,000
最高速度(km/h)前進55.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退20.0派生元車輌Obj. 416
隠蔽率静止時0.298
移動時0.223

パッケージ

Object 430 II-100M
E:158,800
S:476,000
┳━K-91
E:252,700
S:6,100,000
┗┓
Obj. 430 II
E:150,500
S:3,450,000
Object 430 II M1951
E:47,500
S:123,000
Object 430 II-100D
E:99,500
S:255,000
━╋Obj. 430
E:260,000
S:6,100,000
Obj. 430U
E:287,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入価格(シルバー)

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Obj. 430 II4TD100 mm M-63Object 430 Version IIObject 430 Version II1,6009RM
55044 / [39.11]223/166/63525
15.510.8/0.9/1.840380
Object 430 II M19514TD100 mm M-63Object 430 Version II enhancedObject 430 Version II enhanced1,700R-113
55048 / [41.44]248/185/63730
15.300.7/0.8/1.640380
Object 430 II-100D5ТD100 mm M-63Object 430 Version II enhancedObject 430 Version II enhanced1,70010RT-26E
58048 / [43.76]248/185/63760
16.160.7/0.8/1.640380
Object 430 II-100M5ТD100 mm D-54Object 430 Version II enhancedObject 430 Version II enhanced1,70010RT-26E
58048 / [43.09]248/185/63760
15.910.7/0.8/1.640380

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
100 mm M-63AP
HEAT
HE
1,230
12G
1,170
201
330
50
320
320
420
7.502,4002.300.36
3.17
1.73
50+16
90< >90
-4
7.502,4002.300.36
2.77
1.73
50+16
90< >90
-4
100 mm D-54AP
HEAT
HE
1,230
12G
1,170
219
330
50
320
320
420
7.142,2862.900.38
2.93
2.43
50+16
90< >90
-4

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier9ソ連中戦車
    1950年代、ハリコフ工場が設計した試作戦車Object 430の後部砲塔案である。
     
  • 火力
    Obj. 416と同じ限定旋回式の後部砲塔だが、射界は左右90°と拡大されている。
    仰俯角も僅かに広くなっているが、車高が高くなっているので稜線に対する地形適性はあまり改善していない。
    • 100 mm M-63
      Obj. 416から引き継ぐ初期砲。
      精度が少しだけ向上したものの、移動時の照準拡散が悪化しているので注意。
      D-54と比べて様々な性能で勝っており、どちらの砲も同じ貫通力の金弾をメインで使用するするので、こちらの砲をそのまま最終砲にしてしまって良い。
    • 100 mm D-54
      D10Tをベースにした試作砲。
      M-63と比べて弾速とAPの貫通力が若干優れているものの、DPM、精度、砲塔旋回時及び射撃時の照準拡散、照準時間、重量で劣っている。
      肝心のAP貫通力も219mmしかなく、このTier帯ではあまり頼りにならないことが多い。
      K-91を開発しないのであれば無視してしまっても構わないだろう。
      また、T-54と共通なので本車でこの砲の開発を済ませておくと向こうの開発が少し楽になる。
       
  • 装甲
    装甲が車体、砲塔ともに強化され、耐久値もTier9中戦車として十分な値を獲得した。
    • 車体
      正面装甲は120mm。
      上部は約59°傾斜しており、実効装甲厚は233mm程で格下の通常弾であれば安定して防げる。
      ただし下部は傾斜が緩く、撃ち下ろされる事を考慮しても170mm程度しかないので晒さないようにしたい。
      側面装甲は80mm。
      これまでの後部砲塔に加えて、前身から狭まった車体幅のお陰で豚飯との相性が非常によく、12°程度の非常にきつい角度で豚飯をすることが可能。
      その場合、側面の実効装甲厚は390mm前後にまで達し、跳弾しにくいHEATでも安定して防ぐことが出来る。
      ただし、砲塔の真下にある張り出した部分は装甲が45mmしかない弱点となっている。
      豚飯の影響を受けづらく、貫通力160mm程度で抜かれるので、小刻みに動いて狙われないようにしたい。
    • 砲塔
      どちらかと言えば頼りなかった前身から打って変わって、248mmとそこそこ厚い正面装甲を得た。
      もちろんお椀型なので、端へ行くほど安定感が増す。
      T-54と違い、キューポラも砲塔正面と同じ装甲厚を有しており、弱点ではない。
      弱点はお椀型砲塔の恩恵を受けづらい砲の付け根辺り。
      格下が相手でも金弾を使われると抜かれかねないので、撃ったら隠れるを徹底しよう。
       
  • 機動性
    最高速度、エンジン馬力は向上したが、それ以上に車体重量が跳ね上がっており、出力重量比はやや悪くなっている。
    しかしトップクラスの履帯性能はそのままであり、機動性は良好な方である。
     
  • 偵察性能
    前身の様な異次元の隠蔽率では無くなってしまったが、依然として中戦車の中では優秀な隠蔽率を保持している。
    Tier9中戦車としては視界範囲が低いものの、双眼鏡を装備して置き偵をしてみるのも面白いだろう。
     
  • 総論
    装甲は厚くなり、砲塔は抜かれにくくなったが後部配置の砲塔と俯角の悪さから戦う場所をかなり選ぶのは変わらない。
    機動力、隠蔽率はともに悪くなり、中戦車という枠から外れ気味であった前身から、より中戦車らしくなった車輌であり、むしろその使用感はA-44に近いので最初は戸惑う人が多いだろう。
     
    とはいえ、機動力も隠蔽率も中戦車の中では依然として良好。
    長所はその機動力と隠蔽を活かした偵察が可能であり、なおかつ豚飯戦法と車体先端部分を敵戦車に密着させての至近距離戦での打たれ強さも兼ね備えている点である。
    短所は後部砲塔と小さな俯角による地形適応性の低さである。
     
    前述した車体の構造上取り回しこそ難しいが、しっかりと中戦車の仕事を意識して動けば必ず応えてくれるはずだ。
     

史実

第75工場の製造局で開発されました。
1953年3月8日から3月10日にかけ、より伝統的な設計の別案と本案との比較検討がなされましたが、後に本計画は中止されました。

 

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