SU-122-54

Last-modified: 2020-12-07 (月) 00:03:02

R75_SU122_54.png

Tier 9 ソ連 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)100/80/45本体価格(シルバー)3,510,000
最高速度(km/h)前進48マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退14派生元車輌SU-101
隠蔽率静止時0.38
移動時0.23

パッケージ

Obj. 268 4
E:235,000
S:6,100,000
Obj. 263
E:220,000
S:6,100,000
SU-122-54
E:150,000
S:3,510,000
SU-122-54M1
E:50,200
S:?
SU-122-54M2
E:114,200
S:440,800

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
SU-122-54V-2-54122 mm D-49SU-122-54M1SU-122/541,5309RM
62038 / [32.15]--/--/--525
17.021.1/1.3/2.338390
SU-122-54M1V-14122 mm D-49SU-122-54M2SU-122/541,530R-113
70040 / [41.09]--/--/--730
19.231.0/1.1/2.240390
SU-122-54M2V-14122 mm M62-C2SU-122-54M2SU-122/541,53010RT-26E
70040 / [40.23]--/--/--760
18.831.0/1.1/2.240390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
122 mm D-49AP
APCR
HE
1,025
12G
608
246
311
65
390
390
530
8.113,1632.500.37
3.37
0.77
35+16
-4
0.37
3.02
0.77
122 mm M62-C2AP
HEAT
HE
1,065
13G
630
258
340
68
440
440
530
6.823,0012.500.35
2.86
0.73
35+16
-4

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier9ソ連駆逐戦車
    SU-100の後継車両であり、T-54をベースにした対戦車自走砲である。
     
    SU-101と比べると、若干機動力が低下し、砲性能・装甲が改善し、バランスが良い。
    俯角はほぼ2倍となり(それでも-4°だが)、地形に悩まされる事は少し減った。
    全体として中戦車のような特性をもった駆逐戦車で、SU-101と同じく使いこなすにはクセのある駆逐戦車でもある。
     
  • 火力
    Tier9駆逐戦車としては単発火力は低めだが、DPMに関しては高水準である。
    • 122 mm M62-C2
      計画案に存在したとされる最終砲。
      SU-101搭載時に比べて精度・装填速度・DPM・照準時間が大きく改善し、射角も若干改善する。
      SU-101では単発火力と貫通力以外の様々な性能が犠牲になったが、本車では100mmと比べた場合のデメリットは殆どない。
      旋回時の拡散がかなり大きく、収束に時間がかかるのは難点だが、基本的に100mm砲よりもこの最終砲を選んだ方が様々な局面で活躍しやすいだろう。
       
  • 装甲
    このTier帯では頼りにならない。
    とはいえ正面は良好な傾斜を備えており、格下の狙いの甘い弾なら跳弾も期待できる。
    側面に回り込むようにさらなる傾斜が設けられている部分は実厚175mm程度となっているが、傾斜が強いので正面同様跳弾を期待できる。
    防盾も200mmの空間装甲となっており、中央部を狙われない限りまず貫通される事はないだろう。
     
    ただし、SU-101と比較した場合、防盾周辺がむしろ弱点となっていることには注意が必要だ。
    防盾付近は実厚137mm程度と傾斜が緩く、貫通されやすい。
    このためSU-101のように『車体だけ隠して撃ちまくる』という運用は出来ない。
    さらに本車は、車体正面の向かって右側の車体下部に弾薬庫が配置されており、正面から弾薬庫を貫通される恐れがある。
    幸い、防盾周辺の面積は正面とはいえそこまで広くはないので、機動力をしっかり活かして、せめて弾薬庫は狙われないようにしよう。
    最終砲を装備している場合は最低限の単発火力もあるので、射撃後に待避しても十分な戦果を上げられるはずだ。
    可能であれば乗員スキルの弾薬庫保護で補いたいところである。
     
  • 機動性
    駆逐戦車としてはそれなりに高い機動力を誇る。
    味方中戦車の集団に追従したり、裏取りもある程度は可能なレベルであり、戦局に対する柔軟性は高めだ。
    ただし、100mm砲装備のSU-101を使った戦い方に慣れている場合、あちらよりも機動力が低下している点には注意が必要だ。
    機動力にものをいわせて回避したり、迅速な陣地転換が可能というレベルではなく、やはり一般的な駆逐戦車の域を出ない。
     
    なお、旋回性能は前身よりも改善している。
    下手な重戦車の砲塔よりも速く旋回でき、接近してくる軽戦車の大半を返り討ちにできる。
     
  • その他
    隠蔽率が向上しており、軽戦車さえ上回る数値である。
    それでもこのTier帯では一方的に撃つ事は難しく、隠蔽率は安全に射撃位置につくためのものだと考えた方が良いだろう。
    見つからずに射撃位置について敵の弱点を狙撃し、その機動性で素早く退避できるのが本車の駆逐戦車としての強みである。
     
  • 総論
    全体的な性能がまとまったバランス型の駆逐戦車である。
    本車の最大の強みは、良好な機動力を備えながら、高い隠蔽率とDPMを誇っている点にある。
    さらに駆逐戦車としては広い視界を持つため、視界と隠蔽率を強化して最終砲を装備すれば、自身の視界でもそれなりの戦果を上げることができる。
     
    一見、全てのスペックが高性能にまとまっているように見えるが、全体の性能が大きく上昇し始めるTier9という現実はそこまで甘くない。
    単発火力においては他の駆逐戦車に劣り、装甲も信頼できないため、純粋な駆逐戦車として運用すると器用貧乏になりがちなのも事実だ。
    駆逐戦車に不利なマップが少なくない事もあり、本車で戦果を上げるためには駆逐戦車という車種にこだわらず、状況に応じて様々な役割を果す必要があるだろう。
    狙撃はもちろん、偵察、重戦車のフォロー、果ては市街戦まで、あらゆる局面で安定した働きを求められる先入観に反して扱いの難しい戦車と言える。
     

史実

1948 年に開発が開始された。T-54 戦車がこの駆逐戦車のベースとして用いられた。1954 年に配備が開始され、1955 年に量産が開始。のべ 100 両が製造された。

 

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