Tier 6 ドイツ 自走砲
スペック
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 | 本体価格(シルバー) | 930,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 42.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 6~8 | ||
後退 | 10.0 | 派生元車輌 | Grille | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.214 | ||||
移動時 | 0.107 |
パッケージ
┏ | G.W. Panther E:61,100 S:1,380,000 | ||||||
Hummel E:28,400 S:930,000 | ━ | GW III/IV fuer s.F.H. 18/1 (Sf) E:11,275 S:84,710 | ━ | Sd.KFZ 165 E:11,465 S:90,210 | ┛ |
E:必要経験値
S:購入価格(シルバー)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Hummel | Maybach HL 108 TR R | 15 cm s.F.H. 13 L/17 | Hummel Ausf. A | Hummel | 300 | FuG 5 | |
250 | 24 / [20.80] | --/--/-- | 310 | ||||
11.29 | 1.3/1.5/2.5 | 16 | 360 | ||||
GW III/IV fuer s.F.H. 18/1 (Sf) | Maybach HL 120 TRM 112 R | 15 cm s.F.H. 18 L/29.5 | Hummel verstärkteketten | Hummel | 300 | FuG 7 | |
272 | 26 / [23.43] | --/--/-- | 415 | ||||
11.87 | 1.2/1.4/2.3 | 16 | 360 | ||||
Sd.KFZ 165 | Maybach HL 120 TRM R | 15 cm s.F.H. 18 L/29.5 | Hummel verstärkteketten | Hummel | 300 | FuG 12 | |
300 | 26 / [25.75] | --/--/-- | 710 | ||||
13.04 | 1.2/1.4/2.3 | 16 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | ||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | 射程 | |
15 cm s.F.H. 13 L/17 | HE HEAT | 505 12G | 75 185 | 680 680 | 3.57 -- | 3.51 | 6.00 | 0.78 12.45 4.49 | 22 | +42 15< >15 -3 | 840 | |
15 cm s.F.H. 18 L/29.5 | HE HEAT | 1,120 12G | 85 185 | 950 750 | 3.57 -- | 2.84 | 7.00 | 0.76 10.90 5.84 | 18 | +42 15< >15 -3 | 1,250 | |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier6ドイツ自走砲。
大戦中期、アルケット社がPz. III/IVの車体をベースに開発・量産した自走砲である。
- 火力
搭載できる二つの砲はそれぞれ一長一短があり、初期砲のまま運用される事もある。
実際に両方を使い、自分の戦闘スタイルに合っている方を選ぶといいだろう。
なお、いずれにしても携行弾数には問題を抱えており、初期砲で22発、後期砲は18発しかない。
無駄弾を撃ち過ぎると長期戦では弾切れになる可能性もあるため注意が必要だ。- 15 cm s.F.H. 13 L/17
Grilleから引き継ぐ初期砲。
BisonやGrilleの初期砲ほどでは無いが、山なり弾道による天板抜きを狙いやすい。
単発威力は後期砲に劣るが、装填速度・照準速度共に後期砲より速い。
総弾数がGrilleから8発減っているので適当に撃っていると終盤弾切れになる可能性がある点に注意。 - 15 cm s.F.H. 18 L/29.5
単発威力の高い低弾道長射程砲。射程は約1250m。
HEの威力は僅差ながらもTier6トップタイの950ダメージを誇る。
更に、精度も初期砲から改善しており、他国の同格自走砲に比べても良好な部類に入る。
しかし、射程距離が伸びて弾道が低くなった影響で、少しでも外れると目標から離れた位置に着弾するようになってしまった。
至近弾によるダメージがやや期待しづらくなったため、実質的な精度はむしろ下がったと感じるかも知れない。
また、低弾道ゆえに射線を通せる場所が限られてくるため、定番ポイントを使う際は敵自走砲のカウンターに注意。
- 15 cm s.F.H. 13 L/17
- 機動性
エンジン出力が倍になったが、車輌の重量も同じくらい増えており、出力重量比は微増といったところ。
車体旋回速度も微増しており、機動力は多少上がっているものの、機動力に大きな変化は無い。
- 偵察性能
前身と比べて車体が大きくなっており、隠蔽率が大幅に下がっている。
隠蔽が低い分だけ見つかりやすいので、敵が近くなってからの移動には細心の注意を払おう。
- 総論
ドイツ自走砲ツリー最後の曲射砲にして低弾道長射程砲の入り口。砲は好みに応じて選択しよう。
しかし、Tier7以降の自走砲は低弾道長距離砲が主流になってくるため、先へ進むのであれば今のうちに慣れておきたい。
史実
Hummelは第二次世界大戦期にドイツで開発された自走砲です。
III/IV号戦車の車台を使用して製作されたもので、150mm榴弾砲を搭載しています。
主にドイツ国防軍により、1943年から終戦まで運用されました。制式番号はSd Kfz 165。
ちなみにHummelはドイツ語でマルハナバチを意味します。
1941年6月のバルバロッサ作戦、すなわちドイツのソ連侵攻で、装甲部隊に追従できる砲兵部隊の欠如が問題となっていました。
1942年、この欠如を補うためにHummelが計画されます。
その時点でも既にいくつかの自走砲が運用されていましたが、対戦車砲や重歩兵砲を自走砲化したものであり、野戦榴弾砲を自走砲化したものはありませんでした。
最初の試作はIII号戦車に10,5cm leFH17榴弾砲を搭載したものでしたが、これはIV号戦車に榴弾砲を搭載する計画が推進されたために却下。
試作車が1門のみ製造されましたが、この計画もより強力な解決策が提案されたため、さらに却下されてしまいます。
その代替計画とはIII/IV号火砲車として15 cm s.F.H. 18 L/30榴弾砲を搭載するもので、対戦車自走砲であるNashorn自走砲と同様、III/IV号の車台を使用しました。
この車台では元々後方にあったエンジンを中央に移すことで、車輌の重量バランスをとりつつ乗員が砲を操作する空間を確保していました。
また、試作車では生産型と異なり、起動輪にIII号戦車と同じものが使用されていました。
このIII/IV号火砲車こそがHummelであります。
乗員と砲を保護するため、オープントップで全周を囲む形の10mm厚の装甲が設置されていました。
また、後期モデルでは車体前部の操縦手と通信手のスペースが左右繋がる形で拡大されています。
終戦までに714門のHummelと150輌の弾薬輸送車が製造されました。