Tier 5 ドイツ 自走砲
スペック
車体装甲厚(mm) | 15/15/10 | 本体価格(シルバー) | 400,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 42.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~7 | ||
後退 | 10.0 | 派生元車輌 | St.Pz. II | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.270 | Pz.Sfl. IVb | |||
移動時 | 0.135 |
パッケージ
┏ | Hummel E:28,400 S:930,000 | ||||||
Grille E:14,600 S:400,000 | ━ | GW 38 Ausf K E:3,000 S:17,600 | ━ | Grille (K) II E:8,500 S:62,520 | ┛ |
E:必要経験値
S:購入価格(シルバー)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Grille | Praga EPA | 15 cm s.I.G. 33 L/11 | Grille-Ketten Ausf. A | Grille Mod. 1 | 240 | FuG 37 | |
130 | 22 / [19.07] | --/--/-- | 290 | ||||
11.41 | 1.3/1.5/2.5 | 16 | 350 | ||||
GW 38 Ausf K | Praga EPA AC | 15 cm s.I.G. 33 L/11 | Grille verstärkteketten | Grille Mod. 1 | 240 | FuG 7 | |
150 | 24 / [23.67] | --/--/-- | 415 | ||||
13.13 | 1.2/1.4/2.3 | 16 | 350 | ||||
Grille (K) II | Praga EPA AC | 15 cm s.F.H. 13 L/17 | Grille verstärkteketten | Grille Mod. 1 | 240 | FuG 12 | |
150 | 24 / [22.64] | --/--/-- | 710 | ||||
12.56 | 1.2/1.4/2.3 | 16 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | ||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 爆発範囲 | 発射速度 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | 射程 | |
15 cm s.I.G. 33 L/11 | HE HE HEAT | 200 280 12G | 75 75 185 | 350 450 300 | 3.57 3.57 -- | 5.26 | 6.50 | 0.84 14.11 5.91 | 30 | +72 5< >5 -3 | 605 | |
0.84 12.77 5.91 | ||||||||||||
15 cm s.F.H. 13 L/17 | HE HEAT | 505 12G | 75 185 | 680 680 | 3.57 -- | 3.51 | 6.00 | 0.78 11.85 5.00 | 30 | +72 5< >5 -3 | 840 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier5ドイツ自走砲
大戦後期、チェコのBMM社がドイツ陸軍向けにPz.Kpfw. 38 (t)をベースに開発・量産した自走砲である。
Pz.Sfl. IVbから来た場合は射界と俯角が一気に狭くなるため、慣れるまでかなり不自由を感じるかもしれない。
- 火力
高い弾道、広めの爆発範囲、良好な精度・照準時間、早めの装填速度を持つ精度寄りのバランス型。
射程を踏まえての位置取りさえ注意していれば非常に優秀な攻撃性能を持つ。
他国の同格自走砲と比べて射程がやや短く、また射界が左右5度ずつと狭いのが欠点。
敵に照準を合わせ収束しきる前にスポットが切れてしまっても、すぐ他の敵に照準を合わせるのではなく、再びスポットをしてくれるのを暫く待ったほうがいいだろう。- 15 cm s.I.G. 33 L/11
Bison、Sturmpanzer IIから引き継ぐ短射程の山なり曲射砲。
障害物や稜線越しの砲撃や天板抜きを狙いやすい。
Sturmpanzer IIよりもさらに装填速度が向上しており、積極的に手数で稼ぐ事が可能。
狭いマップでは最終砲よりこちらの方が射撃機会を作りやすい。
単発威力の不足はエンジンや天板に当てる事で補おう。
しかし、このTier帯で頻繁に登場するKV-1やそれ以上の装甲を持つ相手には有効な打撃を与えにくい。
実際に使ってみて活躍は難しいと感じた場合はフリー経験値の投入も視野に入れて早期に後期砲に換装しよう。 - 15 cm s.F.H. 13 L/17
射程はおよそ800mであり、Wespeルートの砲に近い弾道を描く。
初期砲と比べて装填時間が長く、弾道も低くなるが、単発ダメージ、照準時間、精度、射程が大きく向上するので総合的にはこちらの方が扱い易いだろう。
また、HEATのダメージも680に上昇している。
貫通力は初期砲と同じだが、まだ格上重戦車相手でも通用する。
貫通しなければダメージを与えられず、爆風もないのでHEほどの汎用性はないものの、弾数は30と多少余裕があるので少し積んでおくとよい。
- 15 cm s.I.G. 33 L/11
- 機動性
車重は12t程度で非常に軽いが、エンジン出力も低めなため機動性はそこそこ。
陣地転換に必要な程度はあるので、やや短めの射程をカバーすることは十分可能である。
- 総論
高めの弾道と良好な照準時間や精度を持ち、火力も悪くない扱いやすい車輌といえる。
ちなみに本車以降のドイツ自走砲は装填速度と隠蔽率が低下して低弾道、長い射程距離となりGrilleまでとは特性が異なってくる。
史実
Grilleは第二次世界大戦中にドイツで開発された自走砲で、チェコから接収した38(t)戦車の車台に15cm sIG33重歩兵砲を搭載したものです。制式番号はSd.Kfz. 138/1。
資料によってグリーレとも表記されますが、これは英語風読みであり、ドイツ語読みではグリレという発音が近く、音を伸ばしません。
ちなみに、Grilleはドイツ語でコオロギを指します。