Mäuschen

Last-modified: 2021-08-07 (土) 15:51:42

G110_Typ_205.png

Tier9 ドイツ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)200/155/135本体価格(シルバー)3,580,000
最高速度(km/h)前進20マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退15派生元車輌VK 100.01 P
隠蔽率静止時0.04
移動時0.02

パッケージ

Maus
E:219,660
S:6,100,000
Mäuschen
E:169,200
S:3,580,000
Mäuschen Mit 12.8cm/55
E:63,000
S:310,000
Typ 205
E:138,900
S:507,500

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
MäuschenDB 603 mit mechanischer Aufladung12,8 cm Kw.K. L/50170 ton PanzerMäuschen2,150FuG 7
1,30012240/160/150415
7.722.0/2.1/3.415400
Mauschen Mit 12.8cm/55DB 603 mit mechanischer Aufladung12,8 cm Kw.K. 44 L/55170 ton PanzerMäuschen2,150FuG 12
1,30012240/160/150710
7.722.0/2.1/3.415400
Typ 205DB 603 A112,8 cm Kw.K. 44 L/55MäuschenMäuschen2,150FuG 12
1,55015240/160/150710
9.121.8/1.9/3.015400
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
12,8 cm Kw.K. L/50AP
APCR
HE
1,070
12G
935
220
260
65
440
440
630
4.291,8882.700.40
1.68
0.60
50+25
-8
12,8 cm Kw.K. 44 L/55AP
APCR
HE
1,070
12G
935
246
311
65
490
490
630
41,9602.300.38
1.60
0.57
50+25
-8
0.38
1.52
0.57

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

Tier9のドイツ重戦車
超重戦車Mausの計画案の一つである。
Mäuschen(モイスヒェン)とは「小ネズミ」「ねずみちゃん」*1を意味する秘匿名称。*2

 
  • 火力
    2種類の12,8cm砲が用意されている。
    砲塔の旋回速度は遅く、接近戦に持ち込まれると単独ではまず対処できない。
    • 12,8 cm Kw.K. L/50
      前身より引き継げる。最終砲が開発されていなくとも、E 75VK 45.02 Bとは違い本砲の単発はそこそこ高く、乗り出しは楽な部類。ただし照準時間がやや長く、貫通力はTier10には対抗しづらいものがあるため、砲の開発はできるだけ優先しよう。
    • 12,8 cm Kw.K. 44 L/55
      E 75やVK 45.02 Bと共通の主砲。
      初期砲から各性能が上昇し、発射速度以外は上位互換となっている。単発ダメージは490と、Tier9重戦車としては高くトップクラスである。
      DPMも少し改善しているが、重戦車が撃ち続けられる状況は少ないため実質の変化はごく少ない。
      E 75に対し照準時間、発射速度で勝るが精度で劣る。また、E 75やVK 45.02 Bと比較して総弾数が6発多い。
       
      もしMausルートと他のドイツHTルートを同時に進めているのであれば、初期砲がそこまで厳しくなくかつ手早く開発可能な本車で先に12,8 cm Kw.K. 44 L/55を開発しておけば、他ルートのTier9HTで多少楽ができるだろう。
       
  • 装甲
    Mausに良く似た外観を持つが、キューポラなどの弱点や砲塔形状に不安が残る。Maus程の頑丈さは無い。
    しかしながら2150というTier9としては飛び抜けて高い耐久力を擁し、2位以下を大きく引き離すインフレ気味の数値。装甲よりも体力で耐える戦術の方が良いことも。
    市街地でのターン制の戦闘や終盤において無類のしぶとさを発揮すること請け合いである。
    • 砲塔
      正面は240mmの曲面装甲。防盾もほとんどが開口部であり垂直240mm。垂直部分は同格重戦車にも抜かれてしまう弱点である。
      Mausと違い、防盾ごと同格重戦車の通常弾に抜かれやすいことがネック。(つまり、砲塔正面全てが弱点である。)
      よそ見が必須だが、砲塔が六角形のため、よそ見をしすぎると今度は砲塔側面(160mm)を貫通されてしまう。
      ターレットリングは200mm+傾斜で250mm程度。抜かれると砲塔旋回装置破損の危険がある。
      キューポラは正面垂直部分が240~210mm、正面傾斜部分は210~180mm。側面以降は薄くなっており相手のが貫通200mm程度あれば貫通される。このように弱点が多く、意外と貫通されやすい。
    • 車体
      上部は200mm+傾斜で280~290mmあり頑丈だが、下部は180mm+傾斜で210mm程度と弱点となっている。
      側面上部は155mmだが、下部は空間装甲込みで270mm超と非常に硬いのはMausルートのお約束。
      一応、履帯裏が弱点にならない程度で昼飯をすれば、障害物なしでも貫通240mm程度の砲弾はほぼシャットアウトできる。
      しかし基本的には遮蔽物を利用し、豚飯で車体下部を隠すことが望ましい。
       
  • 機動性
    Mausに迫る170tの巨体ゆえにその機動性は鈍重の一言。
    実用出力重量比は更に低く、履帯の接地抵抗もきわめて悪い。
    体感的な挙動の鈍さはMaus以上と言って差支えない。Maus同様味方の進軍に付いて行けず、戦闘には遅れて参加することになる。
    ちなみにType 4 HeavyT95と比較すると、出力重量比と後退速度で勝るが旋回速度や加速時・旋回時の接地抵抗で劣る。要するに加速力こそ互角だが、それ以外を加味した総合的な機動力は本車両がTier9中最下位ということになる。
     
  • 総論
    後部砲塔になり、前身からはまた特徴が変わってくる。
    初期砲からあまり苦労せずに乗り出せるものの、最終状態になっても鈍重な機動性が足を引っ張ってしまう。さらに装甲も距離が近ければ弱点を貫通されたりと、Mausには一歩及ばない性能に悩まされることも。しかしながら、本車輌で豚飯やよそ見といったMausならではの技術を身に付けるための車輌でもあり、これらを習得すれば最終形態で猛威を振るうだろう。

史実

1942 年の夏、ポルシェ社に対し、できる限り重装甲かつ高火力の突撃戦車の開発が発注されました。
この開発計画により誕生したのが超重戦車マウス (Maus) ですが、その設計案のひとつが類似の内部構造を有するこの Typ 205 モイスヒェン (Mäuschen) であり、この案は試作されませんでした。

コメント

  • Mausと同じく2021/8/3のメンテで強化。最大速度: 20 km/h –> 25 km/h シャーシ1 地形抵抗: 3.4/2.1/2 –> 2/1/0.9 シャーシ2 地形抵抗: 3/1.9/1.8 –> 2/1/0.9 -- まうまう? 2021-08-07 (土) 15:51:42

*1 chenは小さいもの・かわいいものに付ける接尾語。例えば童話の赤ずきんちゃんは「Rotkaapchen」となる(語順がそのまま対応)。接尾語が付くことによりアクセントの来る母音aがウムラウトしてMäuschenになる。
*2 ハツカネズミのMausと同様に、敢えて存在を秘匿する為に真逆の印象の動物名を使用している。