Type 4 Heavy

Last-modified: 2024-04-26 (金) 17:51:14

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Tier 9 日本 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)250/140/150本体価格(シルバー)3,700,000
最高速度(km/h)前進25.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退10.0派生元車輌O-Ho
発見可能範囲(m)静止時443.82
移動時444.61

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6Lv.7
Type 4 Heavy
E:177,700
S:3,700,000
エンジン
E:?
S:77,500
無線
E:?
S:22,000
履帯
E:?
S:68,000
主砲
E:?
S:330,000
無線
E:?
S:54,000
主砲
E:?
S:332,000
Type 5 Heavy
E:257,560
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
Type 4 Heavy
2x Kawasaki Type 98 V-12 130012.7 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 96 Mk. 4 Bo
1,30020 / [18.67]250/200/200425
8.341.4/1.5/2.218390
Lv.1
エンジン
2x Kawasaki Type 98 V-12 140012.7 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 96 Mk. 4 Bo
1,40020 / [20.10]250/200/200425
8.981.4/1.5/2.218390
Lv.2
無線
2x Kawasaki Type 98 V-12 140012.7 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 3 Otsu
1,40020 / [20.08]250/200/200550
8.971.4/1.5/2.218390
Lv.3
履帯
2x Kawasaki Type 98 V-12 140012.7 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 3 Otsu
1,40022 / [21.97]250/200/200550
8.971.3/1.4/2.018390
Lv.4
主砲
2x Kawasaki Type 98 V-12 140014 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 3 Otsu
1,40022 / [21.78]250/200/200550
8.891.3/1.4/2.018390
Lv.5
無線
2x Kawasaki Type 98 V-12 140014 cm/50 3rd Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 3 Ko
1,40022 / [21.73]250/200/200750
8.871.3/1.4/2.018390
Lv.6
主砲
2x Kawasaki Type 98 V-12 140015 cm/45 41st Year TypeType 4 HeavyType 4 Heavy2,050Type 3 Ko
1,40022 / [21.73]250/200/200750
8.811.3/1.4/2.018390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
12.7 cm/50 3rd Year TypeAP
APCR
HE
790
12G
670
230
258
64
450
450
610
---
---
2.67
720
720
765
720
720
720
4.622,0792.300.3880+20
-10
14 cm/50 3rd Year TypeAP
APCR
HE
1,192
15G
905
249
310
70
600
600
770
---
---
3.17
850
850
850
720
720
720
3.161,8962.700.4260+20
-10
15 cm/45 41st Year TypeHE
HEAT
1,320
15G
85
330
1,300
750
3.66
---
850
750
720
720
2.451,838
(HEAT)
3.100.4840+20
-10

副砲性能車体装甲
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
旋回速度視認範囲
47 mm Gun Type 1
(LEFT)
AP
APCR
HE
20
4G
20
81
122
25
70
70
90
---
---
0.47
810
810
810
720
720
720
28.572,0002.100.40150+12
-5
10/10/---
18400

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

Tier 9日本重戦車
O-Iの発展型の計画案とされる架空戦車である。
ここまで順当に大型化を続けてきた日本重戦車ツリー、その中でも本車はMausをも超えたゲーム中最も大きい戦車である。

 
  • 主砲火力
    前身のO-Hoまで使ってきた十榴砲及び15榴から一新され、海軍提供とされる3種類の艦砲が使用可能となる。
    いずれの砲も装填時間に対して総弾数が豊富。*1
    また、車高が高くISシリーズなど車高が低い相手なら天板を狙えることもある。
     
    副砲塔が遂に無くなったため、12.7cm砲と14cm砲では正面・側面に特に引っかかるところもなく-10°の深い俯角が取れる。*2
    ただし、15cm砲は正面*3全てに-6.5°、後方に-1°までの俯角制限が掛かってしまう。
     
    どの砲も装填時間が長く、装填中の隙を突かれる危険性がある。
    セオリー通り必ず後退・退避できる場所を確認してから攻撃したい。
    また、DPMも低いため、単独での戦闘は自殺行為であり、味方との連携は必須である。
    • 12.7 cm/50 3rd Year Type
      初期砲。
      単発火力はもちろん、DPMも(ただでさえ低い)最終砲よりさらに低く、重戦車の主砲としては頼りない。
      貫通力は同格重戦車の中間砲程度にはあるが、やはりこのTierでは不足気味。
      しかし、精度と照準時間は最終砲はもとより日本重戦車ツリーでは最も優れており、貫通できるかどうかは別として、弱点を狙う事に関しては比較的容易。
      最終砲までの繋ぎには耐えるスペックを持っている。
       
    • 14 cm/50 3rd Year Type
      最終砲候補その1。
      特筆すべきはその口径*4から来る単発火力。
      APで平均600ダメージはTier9重戦車の中でも最高であり、貫通さえできれば非常に強力である。
      また、二倍ルールが適用される70mm未満、三倍ルールが適用される46.6mm未満の薄い装甲に対して有利であり、M103T110E5といったアメリカ重戦車やObj. 257等の薄い側面装甲や天板装甲を問答無用で貫通できたりと、大口径ゆえの恩恵もある、またアップデートにより貫通力が282mm→ 310mmに上がり、重装甲相手でも少し安定して貫通できるようになったが、精度、絞りは悪いままなので遠距離の狙撃は難しい。
      俯角と単発火力、貫通力がなかなか優秀な一方、精度や絞り、DPMなどの性能は非常にお粗末で、ほぼ全ての同格重戦車に劣る。
      これらの弱点は足の遅い本車にとっては致命的である。
      装填速度はパーツ、スキル、食料で14秒ほどまで縮めることが可能。精度に関してもスキルでフォローするなど可能な限り弱点を消しておきたい。
      高い単発火力は市街地などにおける疑似ターン制において有利に働くが、それはあくまで貫通できれば話である事を肝に銘じておこう。
      口径の大きさからHEの威力も770と高い。
      WT系などの軽装甲車輌への貫通を狙う、もしくはAPでは貫通不能な相手に少しでもダメージを与えたい時などに使おう。
      しかし、HEを主体で運用するなら後述する15cm砲の方が断然強力なので、APを主体にしないとこの主砲を選ぶ意味はない。
       
    • 15 cm/45 41st Year Type
      15cm*5榴弾砲であり、最終砲候補その2。
      基本的にHEの非貫通ダメージのみになるためAPが貫通可能な相手への火力では14cm砲に劣るが、相手が昼飯してようが豚飯してようが問答無用で300~600位の痛いダメージを叩き込めるのが強み。
      APは無いものの、軽戦車や中戦車の側面であれば貫通することも。
      防御姿勢を取っており他の戦車では貫通できないような状態の敵の端部、できれば薄い部分に榴弾を当て、自身は反撃をもらう前に砲塔や車体側面・切欠きを隠すのが理想。
      ただし相手が本車のような重装甲で内張りを装備していると本砲を用いても300以下のダメージになる場合があり、状況と相手によっては無力になってしまう。
      Tier9かつこの足では相手を選ぶのも難しく、モジュール破壊とタフネスを使い味方の支援に頼るしかない場面が出てくるのも事実。
      PC版と異なり、課金弾はHEAT。
      単発ダメージは750とかなり大きく、貫通力が330mmあるので貫通出来れば後述する'榴弾'より安定してダメージを与えられる。とはいえ空間装甲や履帯吸収に弱く、精度の低さと絞りの遅さからダメージを与えられないこともしばしば。
      榴弾のダメージが1300とかなり高く、軽装甲相手に貫通出来れば必ず1000以上は与えられるがリロード時間が非常に長い。わずかに精度と収束時間は改善されたもののO-Hoの15榴に比べ照準の拡散が大幅に劣り体感上の取り回しは悪化している。
      O-Hoの15榴に比べ同じ厚さの装甲への非貫通時ダメージは約300も増えたが装填時間は強化しても18秒近くと、5秒以上長くなり前身より隙が大きいので注意。
      ちなみに重装甲相手でも薄い部分を狙えば榴弾でも600ダメージを与えられるのでできるだけ薄い側面や天板を狙っていきたい。
       
    • 体当たり
      160t以上にも及ぶ重量による接触ダメージは想像以上のものとなる。*6
      しかし、O-Hoよりもさらに遅い機動性ではよほど相手が鈍重かつ地形が良くないと成功しない。
      仮に成功したとしても、速度が低いため期待したほどのダメージを与えられないことも多い。
      基本的に本車の攻撃の選択肢からは外しておこう。
       
  • 副砲火力
    データ上、副砲にも視認範囲が存在するが、あくまでも視認担当である車長が居る場所からの視認範囲が基本となる。
    当車輌から独立砲塔ではなく車体増設副砲として搭載される。
    • 47 mm Gun Type 1
      帝国陸軍が開発・採用した対戦車砲、空気式のタイヤを装備しそのまま車両で牽引し高速移動できる牽引式砲を副砲として搭載したもの。
      Tier 10帯では貫通力・ダメージともに低く火力は心許ない。
      運用方法としては、装填速度が速いので榴弾等を使った履帯ハメや主砲の装填時間待ちに撃つ程度だろう。
       
  • 装甲
    これまでと同様、正面に極端な弱点が無いため、格下の通常弾に対しては非常に堅い。
    ただし、垂直部位がほとんどを占めるため、スペック値以上の防御力はあまり望めない上に、明確な弱点が存在しないのが仇となって金弾を撃たれる機会が多い。
     
    車体サイズが規格外に大きく、隠蔽率は0。防御力が高いとはいっても、被弾する機会が他国の重戦車以上に多いので、不用意に車体を晒して無駄な攻撃を受けないよう注意したい。
    装甲が厚く、榴弾に耐性があるとはいえ、自走砲に一度目を付けられると逃げるのが難しい。
    開幕の移動時は少し遠回りした方が安全だろう。
    • 車体
      • 正面
        垂直部分はほぼ全面が250mm装甲、同格重戦車の通常弾はある程度防ぐことが出来る。
        傾斜している部分と切り欠きは真正面からだと310mm~350mm以上になるためまず抜かれない。
        顕著な弱点は車体前面の機銃部分と操縦席にある二箇所の四角いエリアと、上部左右にあるTiger (P)?のものに似た200mmの切り欠きである。
        切り欠きの裏には弾薬庫判定があるため、豚飯や昼飯は得意ではない。
        車体を傾ける場合は必ず切り欠きを隠せる障害物を確保すべきである。
         
        データー上、副砲正面・側面は10mmの装甲とされているが、副砲装甲の内側に車輌正面装甲250mmが存在するため合わせて260mmの垂直装甲を持つ。
      • 側面
        投影面積が非常に広く、物影に隠れるのも一苦労する。
        側面上部は垂直140mm。同格重戦車の中ではMäuschenに次いで分厚いものの、この巨体に対しては少々不足気味で、裏には大きな弾薬庫判定がある。
        車体を傾けると、履帯の幅が広いため履帯裏装甲の角度が緩やかになりがち。
        同じく広い履帯を持つMausE 100T95などの車輌と違い、前面に履帯スカートがないため分かりやすい弱点となる。
    • 砲塔
      • 正面
        真ん中の膨らんだ部分とそのまわりのリベットがある部分は270mm。傾斜の掛かる上下部分はそれ以上の防御力を持つ。
        外側も250mmあり車体と同様に同格の通常弾までならそれなりに防ぐ。
        しかし、他の重戦車と異なり防盾などの空間装甲が(砲の直径分以外)全く存在しないため、同格のHEATやそれ以上の貫通力を持つ砲なら、砲塔左右やキューポラを狙わずともど真ん中を狙えば容易に貫通される。
        よって互いハルダウンした状態での射撃は自身の低精度・低貫通もあり、金弾が飛び交うこのTier帯では圧倒的に不利である。
        同じような砲塔前面垂直装甲を持つドイツ重戦車との比較

        XFX.png

        また、E 100Mausでは効果的なよそ見だが、上から見ると六角形をした砲塔形状のためE 75などと同じくあまり効果的ではない。
        25度程度が理想的の角度だが、敵の貫通力が高すぎる場合投影面積が増えるだけで逆効果になる。
        砲塔左右の側面にある円筒形の測距儀は150mmの空間装甲と裏装甲0mm判定となっている。
        正面から狙うのは難しいが、付け根に当たると貫通160mm程度でもダメージが入る。
      • キューポラ
        真ん中あたりはおよそ240mm程度で極端な弱点とはならない。また、車高が非常に高いため撃ち上げになりやすい。
        キューポラを貫通できる砲なら正面装甲も抜けるため、わざわざキューポラを狙う必要はあまりない。
        とはいえサイズが非常に大きいこともあり、優先的に狙われやすい。
        砲塔や車体をを揺さぶったり、砲塔の左半分を建物などで隠すと対策になる。
      • 側背面
        側面、背面ともにO-Hoから同じく200mm。
        装甲厚だけ見れば硬いように見えるが、面積が非常に広い上ほぼ垂直なため頼りない。
        よそ見や側面からの攻撃への防御といったことにも役に立ちにくい。
    • その他
      Tier9車輌中トップクラスの2,050ものHPを擁する。
      市街地などにおける擬似ターン制での戦闘中では優れたしぶとさを発揮する。
      今までどおり、貴重な耐久力を無駄遣いせず、金弾を立て続けに撃たれるようなら速やかに後退しよう。
      重戦車だからと前に出すぎるのは禁忌である。
       
      天板は90~75mmと分厚く、自走砲の榴弾が貫通する心配はない。
画像による装甲解説

Type_4_Heavy_armor_0.9.20_A.PNG
↑上は正面装甲各部位の大まかな防御力、下は25度のよそ見。

  • よそ見の角度はややシビアで、形状の関係上E 100Mausほどの防御力向上効果は得られない。

Type_4_Heavy_armor_0.9.20_B.PNG
↑網掛け部分は障害物。上は側面と切り欠きを障害物で隠し車体正面だけを晒す昼飯、下は車体背面を隠す逆豚。

  • 通常の重戦車のように側面を見せた昼飯を行うと、切り欠きが垂直に露出してしまう。
    貫通200mm未満の格下相手でもない限りは絶対にしてはならない。
  • 後ろに長く伸びた車体形状を利用した、敵に後ろを向け車体背面を障害物で隠す逆豚も可能。
    切り欠きにより封じられた豚飯の代わりの防御方法である。
    とはいえかなり味方の邪魔になる上、接近された際に危険が伴うので常用は難しい。
  • 砲塔正面の端部分の弱点が見て取れる。射撃時以外は上記のとおりのよそ見をするか、完全に隠れるべき。

数値はAP弾の標準化を加味した実質の防御力。
装甲モデルはtanks.ggより

 
  • 機動性
    アップデートにて最高速度が20km/hから25km/hへとbuffされたものの、出力重量比7.5hp/tが物語る通りで、開けたマップでは開幕の移動中に撃たれることもある。
    あのMausより遅い場面もしばしば。
    わずかな坂道や旋回でも大きく速度は落ち、移動には非常に苦労する。
    当然ながらこの機動性にこの巨体では自走砲の恰好の的であり、エンジンルーム天板も高い位置に広々と空いているため火災が起こる危険性も高い。
    また、超重戦車の定めとして、高機動の車輌にまとわりつかれると車高の問題もあり手も足も出なくなる。
    中戦車に接近され背中を取られるような立ち回りは厳に慎みたい。
     
  • 拡張パーツ
    • 内貼り装甲(特大)
      もともとの装甲厚が厚いので榴弾に対する防御が高い。自走砲対策のために装備を強くお勧めする。
      自走砲の性能調整によりこの大きい車体に榴弾などがかなりの速度で降ってくるがダメージが下がったことにより150mm級の榴弾は正面でほぼ無効化できるようになった
    • スタビライザー、ガンレイ、装填棒
      とにかく主砲の取り回し性能がトップクラスに残念なので、欠点を補うために装備したい。
    • 工具箱
      履帯を壊される機会が多いため、修理スキルや修理キット(大)と併せると効果を発揮しやすい。
       
  • 総論
    「同格以下には強いが格上に対しては滅法弱い」といった、典型的な重装甲型車輌である。
    格下の攻撃は正面からでは殆ど通用しないため、ティアトップの戦場ならば装甲に任せた強引な前線突破も選択肢に入るが、Tier10相手となると垂直な装甲と弱点狙撃の難しい精度など、急に弱点が露になってしまう。
    単発火力が低い代わりにとても扱いやすい主砲と硬い砲塔、軽快な機動力を持つConquerorとは対照的な戦車と言える。
    単発火力以外の砲性能や隠蔽率、機動力は劣っている為、単独行動は避け支援を受けられる位置取りを気を付けよう。
     
    機動力と大きさの面から被弾が増えてしまうので、適切な昼飯などの技術が必要になる。
    逆にそのような適切な角度を心がけ、弱点を隠せれば、味方の非常に強固な盾となれる。
    本車は特に孤立に気を付け、味方とともに戦線を押し上げるように動き勝利に貢献しよう。
    だたし、上記の通り、装甲厚の数値以上の防御力を発揮することは難しく、高貫通の格上や金弾を使われている場合には装甲はほとんど使い物にならないと言ってよい。
    幸い高い単発火力を持っているので、そういった相手には難しいことを考えずダメージ交換に徹しよう。

史実

Type 2604

四式重戦車(Type 4 Heavy、またはType 2604)は二次大戦中に開発された超重戦車オイの派生型の計画案のひとつです。
敵要塞に対する突破攻撃や沿岸防衛に用いるための車輌でした。

 

Tier9~10の日本重戦車は情報が極めて少なく説明に苦慮する。
これらの戦車の出所はSerB曰くグリゴリエフというソ連の技術者のアーカイブから来ているらしい。出典
しかし、この情報に先行して日本の匿名掲示板には、SerBが「沿岸防衛用に計画された406mmの至近弾に耐える超重戦車の資料を日本で購入交渉中」という旨の発言をしているとの情報が寄せられていた。出典
砲塔に関しては満州でトーチカとして利用されていた事を示す画像が存在しているが、詳細不明で真偽の程も定かではない。
Type2604_Turret.jpg

 

ゲーム中で本車の装備している12.7 cm/50 3rd Year Type、14 cm/50 3rd Year Type、15 cm/45 41st Year Typeはいずれも日本帝国海軍の艦船に使用された砲である。

 

12.7 cm/50 3rd Year Type(五十口径三年式十二糎七砲)は吹雪型駆逐艦、白露型駆逐艦などに搭載された艦砲とその改良型。
荒天時や交戦時の微砕片よけに対応する為、駆逐艦搭載砲としては初めて標準で全周囲に防盾を施した砲であった。

 

14 cm/50 3rd Year Type(五十口径三年式十四糎砲)は伊勢型戦艦や長門型戦艦の副砲、天龍型軽巡洋艦や各種艦艇の主砲として使われた。

 

15 cm/45 41st Year Type(四十五口径四一式十五糎砲)は河内型戦艦の副砲であり、金剛型戦艦や扶桑型戦艦などに搭載された五十口径四一式十五糎砲とは別物である。

 

余談になるが「3rd year type(三年式)」の数字は、皇紀ではなく「大正3年」を示している。
日本の兵器の年式は明治時代の三八式歩兵銃など年号を付けていたが、時代が昭和に下ると数字が前後したり重複したりして混乱が生じる可能性が出てきたので、兵器の年式に皇紀を採用するようになった。

コメント

  • 13秒で15cm砲を撃てるオホと15秒で15cm砲を撃てる五式に挟まれて15cm砲が使いにくい印象の四式。いっそ14cm砲で金弾運用した方が扱いやすいかもしれない。 -- 2023-08-01 (火) 17:53:36
  • なんか四式乗りはケツブロはするし、前張らないし、ダメ出さないから碌な奴いないのかと思う -- 2023-10-04 (水) 22:14:02
    • ケツブロはともかくとして、ヘルスはあれど同格以上の弾を装甲で弾けないのとリロードが遅いので結構前に出にくい。自走いたらそれも防がないといけないし。ダメが出てないのは15cmのHEでいい加減に撃ってるだけだからだと思う。きちんと装甲薄い部分を狙ったりHEAT使うなり、14cm砲の金弾使えばそれなりにダメージ出せる車両なのだが… -- 2023-10-06 (金) 16:30:02
  • 上の人も言ってるが、まじ四式使ってる奴碌な奴おらん。トップの戦場で前張らないし、ダメも出さない。もちろん四式の装甲が無敵装甲じゃないのは知ってるし、リロードが長いことも理解してる。でも重戦車トップが後ろで芋るってことは、敵のtier9重戦車をこっちはtier7や8の格下戦車で相手するってことになり、前線が容易に崩壊することを四式乗りは理解してほしい。特にコイツの砲精度は悪くて後ろからだとまともに当たんないんだから駆逐運用なんてしないでくれ。四式やモイスとかは弾受けが仕事で、その為の特大ヘルスだろ…なんで分かんないかな -- 2023-10-26 (木) 23:46:55
  • シルバー事情が劇的に改善された現在は、昔と比べてちゃんと金弾を込める人が増えたため、垂直装甲の4式はティアトップでもブイブイ言わせることは不可能になってしまった。しかし砲性能のバフによりティア9最強クラスの砲となり、格上相手にも通用する攻撃力を得たのは圧倒的強化である。個人的には15㎝砲がオススメ。新型装填装置を積んで、相手の装甲や状況に合わせてHEとHEATを使い分けると気持ちいいダメージが出せる。4式はじっくり絞る時間が作れるような装甲がないため、咄嗟撃ちでも痛いダメージを出せる15㎝の方が断然向いてると思う。14㎝はしっかり狙わないと抜けないですからね… -- 2024-02-05 (月) 11:22:48

*1 試合時間と装填時間の関係上、1試合で弾を全て撃ちきるのはまず不可能。
*2 後方は最大で-2°までの制限がかかる
*3 左右均等に約50°の範囲
*4 名称は14cmだが、実際の口径は5.5inch=139.7mm
*5 名称は15cmだが、実際の口径は6inch=152.40mm
*6 例:TVP T 50/51(重量40t)に全速力で衝突された場合、こちらはノーダメージだが、TVPの耐久力は半分以上削れる。