Rheinmetall Panzerwagen

Tier 10 ドイツ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

パッケージ

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

• 概要
  Tier10のドイツ軽戦車。
  戦後、ラインメタル社が設計した偵察戦車の計画案である。
   

• 火力
  独特な構造をした砲のおかげで小型の砲塔にもかかわらず俯角は-10°と優秀であり、Ru 251にあった正面の俯角制限もなくなったため扱いやすくなっている(車体後方の制限についても緩和されている)。
  砲尾部は砲塔から独立しており、仰俯角を取ると揺動砲塔に近い動きを取る。
  • 105 mm Kanone
    単発火力は控えめなものの、貫通・照準時間に優れその他の性能も同格軽戦車中では平均以上とバランスの良い主砲。
    精度は0.36と軽戦車にしては優秀だが、この単発火力とDPMで公式で謳うようにスナイパーの役割を担うのは難しいと言わざるを得ない。
    HEは貫通力が非常に優秀で軽装甲車輌に対する火力の底上げ手段として扱える。
     

• 装甲
  Kanonenjagdpanzerと同程度で、最も分厚い正面でも30mmというぺらぺら装甲。
  AP弾はほぼ100%貫通し、空間装甲でHEATを稀に防ぐかもしれないといった程度。
  Ru 251から全長が伸び、車高も高くなっているため被弾しやすくなったといえる。
  幸い、HPはSheridanと並びTier10軽戦車トップタイ。
  …とは言っても薄い装甲をカバー出来る程の無尽蔵なHPでもない。
  イギリス駆逐戦車の183mmHESHが直撃しても生き残れる可能性がある、程度の認識でいよう。
   

• 機動性
  ゲーム内最速を誇っていた以前のRu 251程ではないが、最高速度75km/hはTier10車輌中トップであり、全車輌中でも2位である。
  スペック上の旋回速度はそこそこ良好な値だが、スピードに追いついていない節がある。
  速度を維持したまま曲がろうとすると大回りになってしまうため、走り偵察を行う際などには気をつけておきたい。
   

• 偵察性能
  隠蔽性はRu 251から悪化しており、Tier10軽戦車の中では真ん中辺り。
  一方で視認範囲は420mと全車輌中トップタイとなっている。
   

• 総論
  優秀な機動性に高い精度を誇る砲と光る部分はあるものの、性能の似ている105mm砲を搭載したSheridanの単発火力やDPMの高さに比べると、本車の強みである精度、最高速度は活かすことが難しい部分が多く、使いやすさではSheridanに軍配が上がる。
  本車を使いこなすには低い火力を機動性と視界、そして立ち回りでカバーする運用が鍵となる。
  また、対軽装甲車輌にHEなども使っていくことが求められ、総じて使用難易度は高いといえるだろう。
   

史実

1957年にラインメタル社が提案した新型偵察戦車の計画案である。
主砲と天板の一部を一体化させて同時可動させるという独特な構造により、十分な俯角を得られる予定だった。
M41 Walker Bulldog軽戦車を代替する為に計画されたものの、設計段階から先には進まなかった。
なお、この車輌をベースにKanonenjagdpanzerやSpähpanzer Ru 251の開発が開始された

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