おもちゃの自走砲

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:38

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Tier 9 フランス 自走砲(イベント)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)60/40/60本体価格(ゴールド)1*1
最高速度(km/h)前進28マッチング範囲(戦闘Tier)9~9
後退24シルバーボーナス(%)-100
隠蔽率静止時0.14経験値ボーナス(%)100
移動時0.08搭乗員経験値ボーナス(%)50

パッケージ

おもちゃの自走砲
1G

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
おもちゃの自走砲トーマスオーナメント ラウンチャーオモチャの車体オモチャの砲塔650オモチャの無線
60035 / [34.80]80/70/60800
26.091.70/1.71/1.7226400

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
爆発範囲照準時間精度総弾数最高角
最伏角
射程距離
オーナメントラウンチャーHE0231034.62
連射[0.40]
弾倉[8.00]
15.001.400.68
2.90
7.18
120
[6×20]
+75
-4
373
 

解説

  • 概要
    自走砲のギフトがとどきました!
     
    オモチャの戦車同様、年末のクリスマスイベント時に配布されるハッピーホリデーモード専用車輌。
    期間が過ぎるとガレージと共に自動で削除されてしまう。
     
    イベント車輌としての性能はオモチャの戦車と同じで、シルバーやフリー経験値が獲得できない代わりに搭乗員経験値にボーナスがついているうえ、国籍にかかわらず全ての搭乗員が無料で乗ることが出来る。
    もちろん、撃破されるとバネで砲塔が飛び出てプレゼントをドロップする。
     
  • 火力
    • オーナメントラウンチャー
      こちらはダーツでは無く、クリスマスツリーに飾られるオーナメントを発射する。
      オートローダーを搭載しており、2秒で6発も発射できる。
      肝心の弾は弾速が121m/sと非常に遅く、戦況がめまぐるしく変わるハッピーホリデーモードという事もあって動く敵への偏差射撃は困難を極めるうえに、貫通はたったの2mmしかなく、直撃したとしても貫通は不可能。
      そのかわり爆発半径は驚異の15mを誇る。
      この値はアメリカのT92 HMCやイギリスのConqueror GC?の強化HEをも軽く凌駕しており、至近弾でも直撃と大差ないダメージを与えられるだろう。
       
      また、射程範囲は373mと機関砲以下だが、ステージが非常に狭いので気にしなくてもよい。
       
  • 装甲
    オモチャの戦車と同じく、当たり判定用のポリゴンモデルはBDR G1 Bと同一のものを使用している。
    ダーツは基本的に貫通するので、装填中に狙われない様にしたい。
     
  • 機動性
    どうせならジェームスとかパーシーとかにすればいいのにオモチャの戦車と同名のエンジンを使用しているが、こちらはエンジン出力が低めに設定されている。
    とはいえ出力重量比26.09と十分な値であり、オモチャの戦車と比べてやや加速が鈍いものの、加速については本車が鈍いというよりかはオモチャの戦車がおかしいという方が正しい。
    最高速度は28km/hと自走砲らしい数値。
    弾(?)を動いて避けることは難しいので物陰を上手く利用して被弾しない様にしたい。
     
  • 総論
    自走砲というよりかは榴弾しか撃てない鈍足オートローダー車輌といった性能。
    リロード中に敵から狙われない様にしたい。

史実

ブリキの玩具
ブリキとは薄い鉄板に錫(すず)でメッキ加工を施したもの。
加工しやすいため、19世紀頃からドイツを中心にヨーロッパで日用品の素材として使用され、やがてオモチャにも使用される様になりました。

 

日本へのブリキ板自体の伝来は19世紀頃。オランダ人によって長崎にもたらされたようです。
当時は非常に高価な素材であったため、基本的には茶道具のような高級品に用いられていました。
ブリキ玩具は明治の初めにヨーロッパから輸入されるようになります。
また、直後から当時大量に投棄されていたブリキ製の石油缶を再利用した、輸入品と比べて比較的安価な国内産品も出回っていたようです。
以降、日本ではブリキ玩具産業が発達していきます。

 

第一次世界大戦でそれまで玩具生産のトップだったドイツが敗戦し、ドイツの玩具生産は激減。
そのため、各国は質の高い日本製ブリキ玩具をこぞって注文し、ブリキ玩具産業は日本にとって外貨獲得のための重要な産業の一つになる程でした。

 

第二次世界大戦に入ると戦時下の統制により金属材料の使用が制限され、ブリキ玩具は一時的に姿を消します。
第二次世界大戦が終戦すると、占領軍による保護政策もあり、1年も経たない内に復活。
戦後の日本経済復興を支えましたが、昭和40年代をピークに安価なプラスチック製のオモチャが台頭するようになり、世代交代する様に姿を消していきました。

 

現代ではアンティークとして当時のブリキ製品がコレクターたちによって高値で取引され、時折テレビやネット記事でも特集されるなど、根強い人気を残しています。

 

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*1 イベント車両のため全員に配布される。売買は不可