Tier 9 フランス 自走砲(イベント)
スペック
車体装甲厚(mm) | 60/40/60 | 本体価格(ゴールド) | 1*1 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 28 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~9 | |
後退 | 24 | シルバーボーナス(%) | -100 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.14 | 経験値ボーナス(%) | 100 | |
移動時 | 0.08 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 50 |
パッケージ
おもちゃの自走砲 1G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
おもちゃの自走砲 | トーマス | オーナメント ラウンチャー | オモチャの車体 | オモチャの砲塔 | 650 | オモチャの無線 | |
600 | 35 / [34.80] | 80/70/60 | 800 | ||||
26.09 | 1.70/1.71/1.72 | 26 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | 爆発範囲 | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | 射程距離 | |
オーナメントラウンチャー | HE | 0 | 2 | 310 | 34.62 連射[0.40] 弾倉[8.00] | 15.00 | 1.40 | 0.68 2.90 7.18 | 120 [6×20] | +75 -4 | 373 |
解説
- 概要
自走砲のギフトがとどきました!
期間が過ぎるとガレージと共に自動で削除されてしまう。
もちろん、撃破されるとバネで砲塔が飛び出てプレゼントをドロップする。
- 火力
- オーナメントラウンチャー
こちらはダーツでは無く、クリスマスツリーに飾られるオーナメントを発射する。
オートローダーを搭載しており、2秒で6発も発射できる。
肝心の弾は弾速が121m/sと非常に遅く、戦況がめまぐるしく変わるハッピーホリデーモードという事もあって動く敵への偏差射撃は困難を極めるうえに、貫通はたったの2mmしかなく、直撃したとしても貫通は不可能。
そのかわり爆発半径は驚異の15mを誇る。
この値はアメリカのT92 HMCやイギリスのConqueror GC?の強化HEをも軽く凌駕しており、至近弾でも直撃と大差ないダメージを与えられるだろう。
- オーナメントラウンチャー
- 装甲
オモチャの戦車と同じく、当たり判定用のポリゴンモデルはBDR G1 Bと同一のものを使用している。
ダーツは基本的に貫通するので、装填中に狙われない様にしたい。
- 機動性
どうせならジェームスとかパーシーとかにすればいいのにオモチャの戦車と同名のエンジンを使用しているが、こちらはエンジン出力が低めに設定されている。
とはいえ出力重量比26.09と十分な値であり、オモチャの戦車と比べてやや加速が鈍いものの、加速については本車が鈍いというよりかはオモチャの戦車がおかしいという方が正しい。
最高速度は28km/hと自走砲らしい数値。
弾(?)を動いて避けることは難しいので物陰を上手く利用して被弾しない様にしたい。
- 総論
自走砲というよりかは榴弾しか撃てない鈍足オートローダー車輌といった性能。
リロード中に敵から狙われない様にしたい。
史実
ブリキの玩具
ブリキとは薄い鉄板に錫(すず)でメッキ加工を施したもの。
加工しやすいため、19世紀頃からドイツを中心にヨーロッパで日用品の素材として使用され、やがてオモチャにも使用される様になりました。
日本へのブリキ板自体の伝来は19世紀頃。オランダ人によって長崎にもたらされたようです。
当時は非常に高価な素材であったため、基本的には茶道具のような高級品に用いられていました。
ブリキ玩具は明治の初めにヨーロッパから輸入されるようになります。
また、直後から当時大量に投棄されていたブリキ製の石油缶を再利用した、輸入品と比べて比較的安価な国内産品も出回っていたようです。
以降、日本ではブリキ玩具産業が発達していきます。
第一次世界大戦でそれまで玩具生産のトップだったドイツが敗戦し、ドイツの玩具生産は激減。
そのため、各国は質の高い日本製ブリキ玩具をこぞって注文し、ブリキ玩具産業は日本にとって外貨獲得のための重要な産業の一つになる程でした。
第二次世界大戦に入ると戦時下の統制により金属材料の使用が制限され、ブリキ玩具は一時的に姿を消します。
第二次世界大戦が終戦すると、占領軍による保護政策もあり、1年も経たない内に復活。
戦後の日本経済復興を支えましたが、昭和40年代をピークに安価なプラスチック製のオモチャが台頭するようになり、世代交代する様に姿を消していきました。
現代ではアンティークとして当時のブリキ製品がコレクターたちによって高値で取引され、時折テレビやネット記事でも特集されるなど、根強い人気を残しています。