BDR G1 B

Last-modified: 2023-02-28 (火) 17:00:39

F05_BDR_G1B.png

Tier 5 フランス 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)60/40/60本体価格(シルバー)400,000
最高速度(km/h)前進30マッチング範囲(戦闘Tier)5~7
後退10派生元車輌B1
隠蔽率静止時0.10
移動時0.05

パッケージ

ARL 44
E:33,000
S:925,000
BDR G1 B
E:15,800
S:400,000
BDR G1 B late
E:2,700
S:27,000
BDR G1 R (75)
E:7,270
S:59,850
BDR G1 R (90)
E:16,300
S:107,250

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
BDR G1 BRenault T1275 mm SA32BDR G1 BFCM F4600ER 51
3502260/60/60290
10.321.4/1.5/2.728300
BDR G1 B lateRenault T1275 mm SA44BDR G1 BFCM F4600ER 53
3502260/60/60360
10.361.4/1.5/2.728300
BDR G1 R (75)Renault T1475 mm SA44BDR G1 B bisFCM F4600ER 55
4502460/60/60710
13.221.3/1.4/2.328300
BDR G1 R (90)Renault T1490 mm DCA 30BDR G1 B bisFCM F1650ER 55
4502480/70/60710
11.941.3/1.4/2.326320
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
75 mm SA32AP
HEAT
HE
46
7G
38
74
91.4
38
110
110
175
14.291,5722.300.46
4.42
2.06
74+14
-5
75 mm SA44AP
APCR
HE
70
7G
38
100
129
38
110
110
175
14.291,5722.300.43
4.13
1.93
74+14
-5
0.43
3.87
1.93
90 mm DCA 30AP
APCR
HE
255
12G
225
135
175
45
240
240
320
6.321,5172.500.40
3.60
1.66
48+17
-8

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier5フランス重戦車
    G1計画に基づき、BDR社が提案した新型戦車の計画案である。
     
  • 火力
    初期砲と中間砲の性能の低さに悩まされるが、最終砲ではこのTier帯にありがちな10榴ではなく90mmという大口径の戦車砲を搭載できる。
    • 75 mm SA32
      初期砲。
      貫通力が劣悪で同格どころか格下でさえ弾かれかねない。
      その上、精度も悪く金弾は貫通力が100mmもないHEATという有様。
      フリー経験値を使用して、せめて中間砲にしてから出撃したい。
    • 75 mm SA44
      中間砲。
      中戦車ルートのSARL 42G1 Rでも開発可能。
      初期砲とくらべて単発火力、発射速度こそ同じだが、最大の難点であった貫通力が大幅に改善されており、とりあえず格下戦車に苦戦する事はなくなる。
      重量も初期砲より軽いため、乗り出しは最低でも本砲を搭載してからが望ましい。
      とは言え、APCRの貫通力が129mmとかなり低く、頑丈な格上相手には弱点を狙っても通用しにくい。
      そういった相手とは戦いを避けるか、履帯切りなどの支援に回ろう。
      ちなみに榴弾のみ初期砲と共有。
    • 90 mm DCA 30
      最終砲。この砲の搭載からが本車の本領である。
      性能が全体的に大きく強化され、特に単発火力は同格帯でも一歩抜きん出たものを持つ。
      同格中戦車の大半を2発で沈めるほどで、貫通力も高く、格上戦車にも十分な打撃力を発揮する。
      これまでとは別世界に感じられるだろう。
      また、このTier帯であれば榴弾も十分な威力をもつので、何発か載せていくと良いだろう。
       
      単発火力が高い分、DPMや精度は低めで照準時間が長く、リロード中は障害物に隠れられるような位置取りが必要となる。
       
      金弾のAPCRは貫通力175mmと強烈だが割高。
      APも90mm砲というだけあって高く、シルバー稼ぎにはあまり向かない。
       
  • 装甲
    Tier5重戦車としてはやや薄い。
    全長や車幅はB1から小型化したものの、車高が高く遮蔽物の高さにも注意が必要である。
    • 車体
      正面は60mmとせいぜい中戦車並の厚みしかない。
      急傾斜が付けられている箇所は約140mm~強制跳弾角度にまでなるが、範囲は狭く基本的にあてにはならない。
       
      側面はスペック上、40mmと書かれているが、それは側面から見て履帯や空間装甲板の被る部分であり、実際の側面装甲は60mm以上とそれなりに厚い。
      昼飯やキツめの豚飯によって生存性を高められるが、相変わらず履帯内に垂直な車体が内蔵されている構造なので、相手の貫通が90mmもあれば履帯ごと撃たれながらダメージを受け続ける危険がある事は覚えておくべきである。
       
      背面はスペック上は60mmだが、これは下半分だけで、上半分は15mmしかない天板が水平からでもかなり見えている。
      後ろに回り込まれると機関砲や75mmクラスの榴弾にも貫通されてしまう可能性があるので注意。
    • 砲塔
      砲塔も正面80mm、側面70mm(いずれもほぼ垂直)と車体同様やや心許ない。
      キューポラも70~80mm程度あり弱点ではないが、サイズが大きいため障害物からはみ出ないよう気をつける必要がある。
       
  • 機動性
    最高速は取り立てて優秀なものではなく履帯も重戦車らしい性能。
    改良エンジンは75mm砲との組み合わせであればそこそこの出力重量比になるが、重い90mmを載せると改良エンジンでも出力不足で加速が悪く、機動面で見るべき所は特に無い。
    開けた場所で高機動の相手に接近されると、一方的に攻撃されてしまうことも少なくない。
     
  • 偵察性能
    視界は改良砲塔でも320m、初期砲塔に至っては300mしかない。
    隠蔽率も日本重戦車ほどではないにしろ低いことに変わりなく、茂みや遮蔽物がない限り、相手の視界に入ればすぐに見つかると思って良い。
    機動力も上述のように低く、基本的に孤立=撃破と考えて味方との位置関係には気を配ろう。
     
  • 総論
    機動性と装甲は重戦車としては平凡であり、本車両の魅力は90 mm DCA 30の安定した火力に尽きると言っても良い。
    Tierが上がって一撃の重みの重要性も増しているので、その火力を存分に活かせる運用をしたいところ。
    重戦車同士の戦いの場合はリロード時間と装甲の関係から正面切って戦うことは推奨できない。
    俯角も特別悪いわけではないため、「障害物の陰に身を潜めて装填中のインターバルを稼ぎ、装填完了後に再び身を乗り出して攻撃する」という重戦車の基本となる動きを心掛け、戦いを有利に進められるよう工夫しよう。
     

史実

BDR G1BはシャールG1として計画された戦車の1つ。
1944年にフランスが解放され、再び戦車の開発が始まるとBDR G1BはARL 44の開発へと繋がって行くことになる。

 

第二次大戦前、フランスはシャールDに置き換わる新たな開発計画「G1計画」を立てる。
G1計画ではフランスを代表する複数のメーカーにプロトタイプを設計させ、そのうち特に優れたものを正式採用するものとして1936年頃に計画された。
この計画によりロレーヌ社がG1L ルノー社がG1R、フーガ社がG1F SEAM社がG1P、そしてBDR(Baudet-Donon-Rousell)社設計のG1Bが計画された。
しかし、この計画はドイツの侵略によりほとんどの車両が完成しなかった。

 

コメント

  • 装填と絞りが遅いけど最終砲はなかなか強力。
    ただ、足が遅く、装甲が薄く、隠蔽も低い。重戦車というよりは中戦車くらいのつもりで一歩引いた位置から戦うといいかも -- 2023-02-28 (火) 17:00:39