Tier 8 中国 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 190/80/60 | 本体価格(シルバー) | 2,520,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 42.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 18.0 | 派生元車輌 | T-34-2G FT | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 358.89 | ||||
移動時 | 393.26 |
パッケージ
初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | |||
WZ-111-1G FT E:76,400 S:2,520,000 | ━ | エンジン E:? S:83,000 | 無線 E:? S:31,200 | 履帯 E:? S:54,000 | 主砲 E:? S:195,000 | 主砲 E:? S:335,000 | ━ | 戦車 WZ-111G FT E:270,100 S:3,350,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 WZ-111-1G FT | 12150LSG | 122 mm D-25TG FT | WZ-111-1G FT | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220 | |
550 | 22 / [15.89] | --/--/-- | 600 | ||||
13.25 | 1.3/1.8/2.9 | 26 | 370 | ||||
Lv.1 エンジン | 12150LTG | 122 mm D-25TG FT | WZ-111-1G FT | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220 | |
600 | 22 / [17.34] | --/--/-- | 600 | ||||
14.46 | 1.3/1.8/2.9 | 26 | 370 | ||||
Lv.2 無線 | 12150LTG | 122 mm D-25TG FT | WZ-111-1G FT | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220A | |
600 | 22 / [17.34] | --/--/-- | 750 | ||||
14.46 | 1.3/1.8/2.9 | 26 | 370 | ||||
Lv.3 履帯 | 12150LTG | 122 mm D-25TG FT | WZ-111-1G FT model 2 | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220A | |
600 | 25 / [21.44] | --/--/-- | 750 | ||||
14.46 | 1.1/1.4/2.3 | 26 | 370 | ||||
Lv.4 主砲 | 12150LTG | 122 mm 60-122TG FT | WZ-111-1G FT model 2 | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220A | |
600 | 25 / [21.33] | --/--/-- | 750 | ||||
14.39 | 1.1/1.4/2.3 | 26 | 370 | ||||
Lv.5 主砲 | 12150LTG | 130 mm 59-130JG FT | WZ-111-1G FT model 2 | WZ-111-1G FT | 1,200 | A-220A | |
600 | 25 / [21.18] | --/--/-- | 750 | ||||
14.29 | 1.1/1.4/2.3 | 26 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
122 mm D-25TG FT | AP HEAT HE | 1,025 14G 608 | 192 250 61 | 390 390 530 | --- --- 2.49 | 800 640 800 | 720 720 720 | 6.90 | 2,691 | 2.90 | 0.38 | 35 | +15 12< >12 -6 | |
122 mm 60-122TG FT | AP HEAT HE | 1,065 12G 630 | 248 310 61 | 440 440 530 | --- --- 2.49 | 1,000 1,000 1,000 | 720 720 720 | 4.96 | 2,182 | 2.90 | 0.38 | 35 | +15 12< >12 -6 | |
130 mm 59-130JG FT | AP HEAT HE | 1,215 13G 1,020 | 271 340 65 | 560 560 660 | --- --- 2.78 | 930 930 930 | 720 720 720 | 4.29 | 2,402 | 2.80 | 0.36 | 30 | +15 12< >12 -6 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 8の中国駆逐戦車。
WZ-111をベースにした対戦車自走砲の計画案である。 - 火力
- 122 mm D-25TG FT
初期砲。
発射速度・精度・照準時間が改善されている。
分間ダメージの高さは魅力的だが、Tier 8駆逐戦車の主砲としては力不足。 - 122 mm 60-122TG FT
中間砲。
単発火力が上昇、貫通力も相応に強化された。
初期砲とは打って変わり分間ダメージが低くなっている。 - 130 mm 59-130JG FT
最終砲。
単発火力はTier 8車両としてはISU-152の152mm砲やRhm.-Borsig Waffenträgerの15cm砲やISU-130の金弾に次ぐ高さを誇る。
通常弾貫通力も3位、金弾貫通力は1位と恐るべき威力を有する。
さらに精度や照準時間も122mm砲よりも向上しており、取り回しがよくなっている。
- 122 mm D-25TG FT
- 装甲
この車両から中国駆逐戦車ツリーは重装甲化が顕著になるが、ベース車両であるWZ-111からは全体的に防御力が低減している。
一方正面に実装甲厚170mmを下回る箇所は無いため、格下に対しては頼りになるだろう。
戦闘室正面は180~200mm厚で換算200~230mmほどとそれなりの防御力を持つが、WZ-111の砲塔ほどの硬さは無い。
キューポラは当たれば抜けるものの、非常に小さく狙いにくい。
車体上部は100mmに減厚されており170~180mm相当、下部はベースから据え置きで120mm厚170mm相当。
側面は最上部の120mm部分が80mmに減厚されているが、そのほかは変化なし。
空間装甲と裏のきつい傾斜装甲はそのままである。
最大俯角を取り車体下部を隠すハルダウンを行えば、貫通190mm程度の弾であればシャットアウト可能。
とはいえ俯角が6度と微妙なため、積極的な活用は難しいかもしれない。
天板が25mmと薄く、自走砲の榴弾が貫通する危険性がある。
HPは1,000と同格駆逐で最低*1であり、重装甲とは言っても迂闊な被弾は避けたい。 - 機動性
比較的軽快な機動性を持っていたこれまでの駆逐戦車から一転、重装甲化の代償に重戦車レベルにまで低下してしまった。
重駆逐の中では速い方だが、最高速度の35km/hはある程度直進できる距離が無いと到達できず、平地では30km/h程度である。
旋回速度も相応になり中戦車などに纏わりつかれると一方的に撃破される危険性が高い。
一方で後退速度は優秀で18km/hもの速度で後退することができる。出力の問題があるため出足は遅れるものの、前後退による位置調整はしやすい。 - 総論
総合的に見れば火力に重きを置いた重駆逐戦車である。
砲威力は同格3位と強力であり、貫通力も高い為、格上にも正面から攻撃を通すことができる。
砲精度がやや悪いので必要に応じて距離を詰めよう。
防御面は、重駆逐として見れば弱点が大きくHPが低い代わりに、隠蔽率がTier 8重駆逐の中ではT28に次いで高い。ついでにそちらよりは機動力もある。
バランスタイプになり損なった中途半端な特性の重駆逐戦車という印象も受けるが、戦闘室装甲は十分であるので、ハルダウンを駆使してこちらの火力を押し付けて行くことができれば、重駆逐として戦線を支えることができるだろう。
史実
WZ-111-1G FT 駆逐戦車の開発は、WZ-111 重戦車の開発経験に基づいて行われた。
WZ-111 の試作車輌が 1960 年代前半に製造され、走行試験が実施された結果、その設計に多数の欠点があることが判明し、WZ-111 の開発は 1964 年に中止された。
WZ-111-1G FT の設計にはソ連の戦車製造技術の影響が見られたものの、試作車輌が製造されたという情報は見つかっていない。