1944年 大日本帝国 戦艦 金剛型
日本ツリーの高ティア戦艦。巡洋戦艦として建造された金剛(1913)を近代化改装した姿である。
中ティアの金剛から火力・速度・防御の全てが大幅強化され艦種も変更されているが、性能的には相変わらず戦艦というより巡洋戦艦に近い。
Ver.2.00.033にてグラフィックが刷新され、より美しい姿を拝めるようになった。
不自然に外に飛び出していた副砲も本来の位置に修正されたが、代わりに砲身が艦体にめり込んでしまった
本艦のモデリングは金剛型一番艦である金剛のもの。何を今更と思うかもしれないが、金剛型4隻の内、比叡のみ大和のテストベッドとして新型の塔型艦橋を装備していた。他ゲームやイラスト作品における金剛型では比叡が出演することが多く、違和感を覚えるかもしれない。
装甲耐久が8%アップする迷彩。防御に難を抱える金剛には僅かなバフでも有難い効果である。
以下、Ver.2.00.032までの画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1944 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 33320(29750) | 戦闘成績(BR) | 370 | ||||
基準排水量(t) | 31726 | 最大排水量(t) | 33601 | ||||
最大速力(kt/h) | 30.7(27.1) | 最大舵角 | 40.3(35.0) | ||||
可視距離(km) | 10.9(10.0) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 1650000S | 購入費用 | 130000S | ||||
2880G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 38 | ||
舷側部 | 11.0 | 11.0 | 11.0 | 38 |
搭載武装
※購入時は非武装状態
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45口径 四一年式 三五糎六 連装砲 (近代化改装後) | 1400 | 31.5 | 30 | 3 | 968 | 72 | 200(AA)/200 | |||
45口径 三年式 四一糎 連装砲(九一式徹甲弾) | 1600 | 38.72 | 33 | 5 | 1554 | 86 | 200/200 | |||
50口径 1892年型 二〇糎三 アームストロング 連装速射砲 | 800 | 18.0 | 13 | 6 | 207 | 50 | 80/80 | |||
45口径 四一式 二〇糎三 連装砲 | 800 | 18.0 | 11 | 6 | 251 | 50 | 80/80 | |||
40口径 1898年型 二五糎四 単装砲 | 1000 | 18.0 | 11 | 6 | 251 | 50 | 80/80 | |||
40口径 四一式 三〇糎五 連装砲 | 1200 | 15.7 | 31 | 5 | 251 | 50 | 80/80 | |||
45口径 四一年式 三〇糎五 連装砲 | 1200 | 21.12 | 29 | 5 | 283 | 48 | 100/100 | |||
50口径 四一年式 三〇糎五 連装砲 | 1200 | 25.2 | 29 | 5 | 330 | 50 | 100/100 | |||
45口径 四一年式 三五糎六 連装砲 | 1400 | 26.8 | 29 | 3 | 854 | 55 | 200/200 | |||
45口径 四三年式 三五糎六 連装砲 | 1400 | 26.8 | 32 | 3 | 938 | 60 | 200/200 | |||
副砲(1~20) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
50口径 四一年式 十五糎二 単装砲 | 600 | 9.14 | 9.5 | 7 | 50 | 55 | 150/150 | |||
50口径 三年式 十四糎 単装砲 | 550 | 15.8 | 10 | 9 | 45 | 60 | 150/150 | |||
40口径 十五糎二 単装速射砲 | 600 | 8.5 | 8.5 | 7 | 39 | 50 | 150/150 | |||
45口径 四一年式 十五糎二 単装砲 | 600 | 13.7 | 6.5 | 7 | 45 | 50 | 175/175 | |||
45口径 四一年式 十五糎二 単装砲 (ケースメイト砲) | 600 | 14.8 | 12 | 7 | 48 | 60 | 150/150 | |||
45口径 四一年式 15.2センチ アームストロング 単装速射砲 | 600 | 14.8 | 8 | 7 | 48 | 58 | 150/150 | |||
副砲(15~20) | 40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲 | 280 | 14.8 | 4.3 | 7 | 60 | 10 | 425(AA)/425 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | F1M 零式観測機 | 500 | 50/380 | 1251 | 370 | 15.5 | 5.7 | 2 | 90 | 三番通常爆弾二型 | 300(×2) | 30 |
※最大搭載数3機、パイロット数3名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 副砲装填装置(副砲装填時間-12%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | ビルジキール(安定速+15%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-15%) | ||
Ⅱ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+13%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 新型艦首(旋回抵抗-13%) | 傾斜装甲(装甲HP+12%) | ||
Ⅲ | 照準システム(主砲射撃精度+18%) | 電波探信儀(理想発見距離+5%) | 変速機(+10%) | 強化装甲(装甲硬度+10%) | ||
Ⅳ | 主砲装填装置(主砲装填時間-18%) | × | 舵輪(最大舵角+15%) | 船体強化(HP+12%) | ||
Ⅴ | 強化弾頭(装甲貫徹力+11%) | × | ボイラー(巡航速度+13%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) |
立ち回り方
30ノットを超える快速、高い機動性、それなりの火力を有する代わりに、装甲は他の戦艦と比べるとあまり貼る事ができず、強度も高くないため(迷彩をつけることである程度のバフは可能)、戦艦とタイマンを張れる艦ではないということを頭に入れておこう。護衛艦のように立ち回るのがベスト。
主な仕事は
・対巡洋艦、駆逐艦
・火力、対空支援
である。よっぽどのことがない限り最前線には出ず、味方戦艦の後方からサポート役に徹しよう。
火力
基本装備である四十五口径 四一年式三五糎六 連装砲は、改装前から長らくお世話になってきた主砲を近代化改装したもの。同じ主砲を搭載可能な扶桑同様、ややこしいことに全く同名の装備(中ティアの扶桑の主砲)が選択肢に存在する。当然ながら中ティア用の主砲は高ティアで通用するような性能ではないので間違って積まないようにしよう。見分け方は簡単で、弾種の「榴弾」のところが「対空弾」となっているのが高ティア用の主砲である。この36サンチ砲はバランスがよく、貫通力にやや劣ること以外は極めて使いやすい。サウスダコタ、長門などの例外を除き、同格と撃ち合うには苦労しない性能を持ち、格下、重巡洋艦以下の艦種相手なら優位に立てる。
if装備の41センチ砲を装備した場合、装填速度が低下し、重量が増加する代わりに単発火力と貫通力が向上する。瞬間火力は36サンチ装備より高いが、2番主砲スロットには装備不可能ということもあり敵艦に張り付いて攻撃するには向いていない。速力と組み合わせて一撃離脱を心がけよう。
速力
巡洋戦艦にして当時の日本戦艦で最速を誇る30ノットを発揮する……には多少の工夫が必要。初期状態では27ノットで頭打ち。無駄な砲弾を減らすor装甲を削ればボイラー無しで30ノットを出すことが出来る。
旋回性能は高く、戦艦としては破格の数値を誇る。航空魚雷の弾幕ですら避けるときには避けることが可能。
防御・対空
防御力はあまり高くない。水平、側面装甲共にあまり貼ることが出来ず、40センチどころか自艦の36センチ砲弾、場合によっては巡洋艦の20センチ砲弾にすらやすやすと貫通される。装甲を限界まで貼れば、金剛の長所である速力を殺すことになり、装甲を削り速力にガン振りすると広い被弾面積も相まって巡洋艦相手に撃ち負けかねないピーキーな性能になる。難しいトコロだが、巡洋艦と撃ち合えるくらい張っておくのがスタンダードか。
対空力はアプデにより、強力なものとなった。
高角砲の数が史実通りの6基12門に修正され、対空機銃も多く装備された。
なんといっても、本艦は主砲での強力な対空が可能なのである(四十五口径四一年式三五糎六 連装砲のみ)。その威力は上手く距離がハマれば艦攻の編隊を壊滅させられるほど。榴弾を装填していないと対空射撃が出来ないことには注意しておこう。
艦載機
零式水上観測機を3機搭載可能。
しかし、一度に1機ずつしか発艦できないので敵艦との距離や敵航空機、対空砲火には注意。
本艦は船員でバフしない限り、約15km~16kmまで近づかないと敵を認識出来ない。つまり、観測機が全て撃墜された場合、苦手な近距離戦をやらざるを得なくなる。観測機は大切に扱おう。
総評
非常に使いやすい戦艦であり、視界さえ通れば基本的に巡洋艦以下の相手なら完封可能。陣地占領や航空母艦狩り、味方護衛などもやりやすい。1対1で敵艦を確実に撃破できる練度があるならば一級品の戦力になりうるだろう。ただし46サンチ、16インチなどの大口径砲搭載艦に近距離で相対すると即時粉砕される。
また、ウースターやスターリングラード、グアムなど極めて広い視界と高体力を持ち、高装填高貫通の主砲の弾幕で圧倒してくるような相手も先手を取られて水平装甲を破られやすく、苦手とする。
戦う相手を見極め、出来るだけ遠距離から味方と共に立ち回ろう。
歴史背景
金剛型巡洋戦艦(こんごうがたじゅんようせんかん)は、大日本帝国海軍の巡洋戦艦の艦級。日本初の超弩級巡洋戦艦であり、また1番艦の金剛は英国によって建造された最後の日本主力艦でもある。太平洋戦争時には最古参艦でありながらも約30ktの快速を利して機動部隊に随伴。戦記などでは、「高速戦艦」と呼ばれることも多い。太平洋戦争では艦齢のもっとも長い戦艦であったが、他の日本戦艦と比べると活動する機会が多い艦となった。
コメント
- 艦これ -- 2017-12-23 (土) 18:37:08
- 長らくお世話になってきた36cm砲ってどれでしょうか? -- 2018-03-13 (火) 21:27:41
- 金剛(1944)がデフォルトで装備している主砲が金剛(1913)と基本的に変わっていないことを指していると思われます。極めて分かりにくい表記でしたので修正いたしました。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。 -- wiki編集委員? 2018-03-13 (火) 23:05:00
- ありがとうございます。 -- 2018-03-14 (水) 15:45:21
- 金剛(1944)がデフォルトで装備している主砲が金剛(1913)と基本的に変わっていないことを指していると思われます。極めて分かりにくい表記でしたので修正いたしました。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。 -- wiki編集委員? 2018-03-13 (火) 23:05:00