1945年 大英帝国 戦艦 ライオン級
イギリスツリーの高ティア戦艦。
イギリスが建造しようとした最後の16インチ砲装備艦だが、第二次世界大戦中に完成することなく未成で終わった悲運の戦艦である。
Ver.2.00.033にてグラフィックが更新され、主砲の形状変更の他、ポンポン砲がボフォース機関砲になるなど細部が手直しされた。
またVer.2.00.042の英国艦バランス調整に合わせ、迷彩が主砲にも適用されるようになり違和感が減った。
迷彩を施した姿。
巡航速度が4%、加速度が4%アップする強力な迷彩である。
この迷彩を装備することで惜しみなく装甲を盛ることができる。
Ver.2.00.041までの迷彩塗装。
以下、Ver.2.00.032までのグラフィック。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1945 | 国家 | 大英帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | △ | ||||
耐久値 | 38325(36500) | 戦闘成績(BR) | 500 | ||||
無装甲排水量(t) | 31518 | 無装甲速力(kt/h) | 34.9(33.2) | ||||
最大排水量(t) | 47100 | 満載時速力(kt/h) | 28.0(26.6) | ||||
基準速力(kt/h) | 28.75(27.3) | 最大舵角 | 48.6(45.0) | ||||
可視距離(km) | 28.1(26.0) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 1863000S | 購入費用 | 1000S | ||||
3100G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 6.0 | 6.0 | 2.5 | 20 | ||
舷側部 | 6.0 | 15.0 | 6.0 | 15 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45口径 40.6cm(16inch) Mk.Ⅱ 三連装砲 | 1650 | 37.0 | 35 | 5 | 1810 | 81 | 60/120 | |||
45口径 40.6cm(16inch) Mk.Ⅲ 三連装砲 | 1500 | 40.0 | 27 | 6 | 1480 | 74 | 60/120 | |||
45口径 40.6cm(16inch) Mk.Ⅳ 三連装砲 | 1600 | 45.0 | 25 | 4 | 2020 | 89 | 60/120 | |||
45口径 35.6cm(14inch) MarkⅦ 四連装砲 | 1400 | 33.4 | 30 | 5 | 1717 | 80 | 60/120 | |||
副砲(All) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
50口径 13.5cm(5.3inch) MarkⅠ 連装両用砲 | 530 | 21.397 | 7.5 | 20 | 19 | 50 | 60(AA)/60 | |||
50口径 14cm(5.5inch) MarkⅠ 連装砲 | 550 | 19.1 | 5 | 8 | 62 | 65 | 320(AA)/320 | |||
11.4cm(4.5inch) 連装両用砲 | 450 | 19.0 | 6 | 20 | 90 | 30 | 100(AA)/100 | |||
40口径 12cm(4.7inch) MarkⅫ 単装砲 | 470 | 18.0 | 4.0 | 10 | 91 | 50 | 60(AA)/60 | |||
副砲(2/3/6/7) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
50口径 15.2cm(6inch) MarkⅩⅩⅡ 連装砲 | 600 | 14.0 | 5.0 | 7 | 106 | 50 | 60/60 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | Warlus Mk.Ⅰ | 780 | 50/700 | 1350 | 215 | 11.8 | 12.1 | 3 | 60 | 507lb HE爆弾 | 1630×2 | 230×2 | ||
200kg MarkⅦ 対潜爆弾 | 480×2 | 191×2 |
※最大搭載数4機、パイロット数3名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 副砲射撃管制装置(副砲射程距離+12%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | ボイラー(巡航速度+5%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+15%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | ビルジキール(安定速+15%) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅲ | 主砲装填装置(主砲装填時間-5%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-15%) | ||
Ⅳ | 射撃管制装置(主砲射程距離+9%) | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+2.1km) | 変速機(加速性能+15%) | 傾斜装甲(装甲HP+5%) | ||
Ⅴ | 新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+5%) | 特殊塗装(隠蔽性+5%) | 舵輪(最大舵角+8%) | 船体強化(HP+5%) |
立ち回り
主砲
16インチ砲が3種類に加え、キング・ジョージ五世級戦艦の14インチ四連装砲と装備が豊富。
16インチ砲はそれぞれ、威力が大きいものの装填速度が遅めのMK.Ⅱ・装填速度と重量面を両立した低貫通砲MK.Ⅲ・貫通力重視の重量砲MK.Ⅳと性能が差別化されている。そのためプレイヤーに合ったカスタマイズが可能。
かつてはそれぞれ一長一短があったが、アップデートVer.2.00.042においてMK.Ⅳの装填速度に大幅なバフが入り、なんと16インチ級艦砲最速の25秒間隔での砲撃が可能となった。特にこだわりがなければ、この主砲を搭載しておけば良いだろう。
副砲
イギリスの新戦艦に見られる両舷背負式配置で基本的には他の同世代の英国艦と内容は変わらないものの、高所に位置する砲塔にのみネルソン級の副砲である6インチ連装砲が装備できる。
その場合は異なる口径の砲を混載することになり散布界が悪化するため、単射で戦闘を行うなど工夫が必要となってくる(逆に言えば単射スタイルのプレイヤーにとっては火力の底上げになる)。いずれにせよ重量は嵩むので、排水量と装甲はうまく擦り合わせる必要がある。
対空
5.5インチ連装砲と5.3インチ連装砲が手動対空砲として使用可能。
5.3インチ砲は装填速度、射程、旋回速度が強化されたことにより一線級の装備に生まれ変わった。
史実通りの姿に拘りが無いのなら、5.5インチ砲の方が微妙に火力と装填速度は高い。だが、旋回性能が低いので高速機には追従しきれないのが悩みどころ。
双方の装備とも相応の量を装備できるため、航空機に対しては結構なプレッシャーをかけられるだろう。射程に捉えることさえ出来れば、観測機程度ならあっさり叩き落とせることも多い。
自動迎撃の機銃も多数搭載しているが、こちらはあまり当てには出来ない。
装甲
購入時の仕様が変更されるまでは舷側装甲は艦首と艦尾が6インチ、中央が15インチと史実に基づいた集中防御方式だった。甲板装甲は艦尾以外が6インチ、艦尾は2.5インチとなっていた。
現在は購入時無装甲状態なので、自分で0からカスタマイズする必要がある。装甲重量が比較的軽いので、舷側装甲は余裕で20インチ以上にできる。
装甲自体の強度はナーフされたのか平均的なところに落ち着いているようだが、きっちり積んでおけば複数の戦艦に襲われてもそれなりに耐えてくれるだろう。後述の機動性強化の件も考え合わせると、盛れるだけ盛っておくべきである。
Ver.2.00.042以降はマスクデータの装甲強度も強化されたため、耐久面は頼りになる。
航空兵装
英国お馴染みのウォーラスが搭載されている。視界が広く、観測射撃のお供には心強い。
ただし艦載機ワーストクラスの鈍足と低い運動性能には要注意。一旦対空砲や敵戦闘機に捕まったら生還は絶望的である。
以前は合計6機搭載可能だったが、4機まで減らされてしまったため、より慎重な扱いが必要となった。
爆弾の命中精度が高いため、駆逐艦への爆撃や薄暮時の敵艦攻撃など偵察以外でも腐りにくいのが強みである。
そこそこ威力が高い対潜爆弾も搭載可能なので潜水艦に対しての攻撃手段にもなりうるが、アクティブソナーで相手の居場所を正確に把握できない戦艦からの攻撃は潜望鏡などを目安にした目視頼りにほぼ限定される。あくまでお守り程度と考えよう。
機動性
戦艦としてはかなり良好で、もはや巡洋戦艦の領域に入っていると言っても過言ではない。
基本状態ですら26ノット、ボイラーを搭載すれば満載状態ですら28ノットを発揮可能。迷彩も装備すれば29ノットまで伸びる。
かつては心許なかった旋回性能も戦艦としては高めの反応速度を手にしたため、機動性については文句のつけようがない。
ただし巨体ゆえに被弾面積はどうしても広くなるので、魚雷などは充分に距離を持った状態で回避運動に入るようにしよう。
航空魚雷の強引な回避もこのサイズでは難しい。
総評
基本性能が全て高いレベルでまとまっており、特に30ノットに迫る機動力と高精度・高貫通・高装填速度を兼ね備えたライオン専用のMK.Ⅳ主砲が非常に強力。
同じBRでは日本の大和やアメリカのモンタナなどの高火力の強豪戦艦がひしめいているが、それらとも充分に渡り合える。英国戦艦の最終形の名に恥じぬ、全体的にバランスの良い艦艇と言えるだろう。
艦艇の性能含め、観測機、手動対空砲などのステータスに恵まれており、本艦を使いこなせれば他の艦艇にも応用が効きやすい。
時折イベント配布(公試運転)がなされることもあるので、イギリスツリーを進めていなくとも入手出来る機会があれば入手することをオススメする。
歴史背景
コメント
- なんかこいつありえん程「固い」感触なんやけど…。ユーザー使用のこいつ1隻倒すのにH39がフルで付きっきりで3隻かかったんやけど…。 -- 2018-08-02 (木) 16:14:14
- 対空がやたらと強く、アメリカ戦艦より敵機を落としてくれてる気がします。 -- 2018-08-04 (土) 16:19:34
- ライオンには四連装36センチ砲と41砲があるけど、どっちを乗せたら正解?まだ迷ってるんだよねぇ -- 2018-08-05 (日) 00:24:20
- 空母や巡洋艦を叩くか、戦艦を叩くかで決まってきますね。 -- 2018-08-05 (日) 11:34:24
- なるほど…ありがとうございます。 -- 2018-08-08 (水) 00:19:17
- 空母や巡洋艦を叩くか、戦艦を叩くかで決まってきますね。 -- 2018-08-05 (日) 11:34:24
- あれ?イベントから公試?だっけ 消えたんだけど…。大鳳育て途中でまだライオン受け取ってなかったのに…なくなっちゃったよ…。 -- 2018-08-06 (月) 20:57:53
- 砲火力がでかくて、装甲が厚くて、 -- 2018-08-07 (火) 08:49:36
- 足まで速くて小回りがきく、控えめに言っても戦艦ランクづけしたらトップ争いするレベルですやんか -- 2018-08-07 (火) 08:51:40