1930年 大英帝国 戦艦 ネルソン級
2018年4月9日のアップデートにより実装されたイギリスツリー高ティア中ティア戦艦。
イベント期間中に部品を全て開発すれば入手出来た。
先例を見れば、またいずれイベントが開催されるだろう。
性能調整に手間取ったのかしばらく高ティアと中ティアを行き来していたが最終的には中ティアに落ち着き、その真価を発揮出来るようになった。
16インチ三連装砲三基を艦体前部に集中配置した英国面全開の威容が特徴。同じく艦体前部に主砲を集中させたリシュリューとはまた違った趣の威圧感がある。
本艦の実装を以て、遂に『世界のビッグ・セブン』がWWBに揃い踏みとなった。
迷彩『ロドニー』、値段は1088G。船体HP+8%の効果を持つ。
主砲塔だけ迷彩が適用されておらず不自然極まりないが修正待ちである
主砲配置の関係上、リシュリューとは異なり真正面に搭載主砲全てを向けることは出来ないものの、少し艦体を傾ければ全主砲を発砲可能。
前方向への隙はかなり少ない。
Ver.2.00.032以前の母港画面。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1930 | 国家 | 大英帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 32148(28200) | 戦闘成績(BR) | 405 | ||||
無装甲排水量(t) | 17708 | 無装甲速力(kt/h) | 28.5(25.0) | ||||
基準排水量(t) | 33313 | 最大速力(kt/h) | 22.9(20.0) | ||||
最大排水量(t) | 41250 | 最大舵角 | 31.4(28.0) | ||||
可視距離(km) | 10.6(9.5) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 1500000S | 購入費用 | 15000S | ||||
2000G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 30 | ||
舷側部 | 14.0 | 14.0 | 14.0 | 30 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45口径 40.6cm MarkⅠ 三連装砲 | 1600 | 35.7 | 30 | 5 | 1350 | 57 | 80/80 | |||
副砲(1~6) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
50口径 15.2cm MarkⅩⅩⅡ 連装砲 | 600 | 14.0 | 5.0 | 7 | 106 | 50 | 60/60 | |||
副砲(7~12) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
40口径 12cm MarkⅫ 単装砲 | 470 | 18.0 | 4.0 | 10 | 91 | 50 | 60(AA)/60 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
45.7cm 水中魚雷 | 3000 | 6.4 | 60 | 10 | 8 | 35 | 3 | |||
62.2cm 水中魚雷 | 3500 | 10 | 70 | 10 | 13 | 35 | 3 |
艦載機
機種 | 名称 | 攻/防 | 装備 | 火力 | 航続 時間 (min) | 巡航 速度(km) | 重量 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | 00/00 | 爆弾 | 00 | 00 | 00 | 00 |
※最大搭載数0機、パイロット数0名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+15%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | 制動機(後進加速度+12%) | 消火器(自艦火災継続時間-12%) | ||
Ⅱ | 照準システム(主砲射撃精度+11%) | 特殊塗装(隠蔽性+5%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 傾斜装甲(装甲HP+12%) | ||
Ⅲ | 主砲装填装置(主砲装填時間-10%) | 電波探信儀(理想発見距離+6%) | 変速機(加速性能+12%) | 船体強化(HP+14%) | ||
Ⅳ | 射撃管制装置(主砲射程距離+8%) | 電波探信儀(理想発見距離+6%) | 舵輪(最大舵角+12%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅴ | 新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+12%) | 精密探信儀(強制発見距離+7%) | ボイラー(巡航速度+14%) | × |
立ち回り
戦艦の中でもかなり特殊な砲塔配置の本艦は、フランスの戦艦リシュリューと同じくなるべく後方に回り込まれないように注意する必要がある。
可能な限り側面を相手に見せ続けるように心掛けよう。
適切な姿勢と動きができた時の本艦は、ビッグセブンの名に恥じない圧巻の戦闘能力を見せつけてくれるだろう。
主砲
主砲は40.6cm(16インチ)三連装砲が装備可能である。
16インチ砲としては貫通力はワーストだがアプデによりバフされ、相変わらず高ティアとしては低めではあるもののそれなりの貫通力を手に入れた。
高ティアでは貫通力不足に悩まされ続けた主砲も、中ティアに移動になったことで真価を発揮するようになった。
弾着の散布界はスペック以上に狭く、偏差を上手く合わせられれば装甲の厚い相手でもそこそこダメージを入れることができる。
3番砲塔は真正面が死角になっているものの、斜め前方から斜め後方までの射角が広く取れるので、射角による火力不足が大きな問題にはならないだろう(後ろに向かって撃っても史実のように上部構造物が損壊することはないので安心して良い)。また、全砲門が前方に向いており、旋回速度も速いので追従性に優れている。
以前は40秒だった装填速度もバフされ、30秒に。
副砲・対空
副砲は艦後方に配置されている15.2cm(6インチ)連装砲と艦橋付近と艦尾に配置されている12cm(4.7インチ)砲である。
威力は副砲としては優秀で、装填速度・旋回速度もかなり良好である。だが副砲ゆえに対艦砲撃精度は極めて低く、おまけに艦前方へは全く指向できないので要注意。
対空については12cm単装砲のみ手動対空に対応しているが、現状中ティアには空母も観測機もいない。対空目的で使う機会は来ないだろう。
魚雷
水中魚雷を正面に2基ずつ装備している。
45.7cmの方は産廃同然だが、史実でビスマルクに打撃を与えた62.2cm魚雷の方は10kmとそれなりの射程を持ち、おまけに限定旋回ではあるが射角が取れる。
近接戦をするケースが多い本艦にとって、水中魚雷も強力な攻撃手段である。
装甲が厚い相手には魚雷で装甲を破壊した上で榴弾を撃ち込むと大ダメージを期待できる。
当然だがネルソン同士のミラーマッチでも有効なので、そういった状況になった際は注意しよう。
装甲
デフォルトでは舷側装甲が14インチ、甲板が4インチと史実に基づいた設定となっている。
仕様変更により、購入時は無装甲・非武装状態となっている。
装甲強度はそれ程でもないらしく、史実準拠の舷側装甲だと同格相手ならば一斉射で赤くなってしまう。
排水量には余裕があるので、被弾しやすい箇所を中心に可能な限り装甲を強化するといいだろう。
機動性
デフォルトでは20kt、改装後で22ktほどと低速艦であることは否めない。
旋回性能も改装すれば多少はマシにはなるものの、全般的にあまり優秀とは言い難い。特に低速域では極めて舵の反応が鈍く、魚雷回避にも一苦労である。しかし逆に、一旦速度が乗ると舵角が狭めの戦艦とは思えないほどぐいぐい回ってくれる。
また、後進速度がかなり速いことも特徴。
いずれにせよ癖が強い動きであり、総合的に見て機動性は良い方とは言えないので出来るだけ中距離で戦うよう心がけよう。
総評
中ティアにおいてならば最強レベルの火力を誇る。
主砲塔が前方集中配置なのもあるため、前方と被弾しやすい中甲板を重点的に強化すると安定するだろう。
機動力は一見悪く見えるが、中ティアでは殆どの艦艇がこれくらいである。
フッド?奴はもういない
攻防性能の高さから、悪名高き天城や十三号型巡洋戦艦に対しても真っ向からの撃ち合いを選択出来る。
歴史背景
1922年のワシントン軍縮条約において、日本は建造途中だった16インチ砲搭載の長門型戦艦2番艦陸奥がすでに完成していると主張し、廃艦を阻止しようとした。そこで国別戦艦保有比率の観点から、アメリカは建造途中だったコロラド級戦艦2隻の保有を認められ、イギリスは新たに16インチ砲搭載艦2隻の建造を認められたが、その2隻が本級である。このような経緯により、本級は海軍軍縮条約発効中に建造された唯一の戦艦であり、さらに、イギリスが建造した唯一の16インチ砲搭載戦艦となった。本級の設計で特徴的なのは、16インチ三連装砲塔3基9門のすべてを艦前部に集中搭載することで、弾薬庫などのヴァイタル・パートの集中防御化により装甲重量の軽減を図った点だ。というのも、条約で排水量の上限が35000tに決められており、これをクリアーするために軽量化が求められたのである。こうして、艦橋よりも前にすべての主砲を搭載する、特異な艦形の本級が誕生した。当然ながら艦後方に主砲射界の死角が生じるが、それだけでなく、C砲塔を最後方に向けて発砲すると、艦橋や上部構造物に自艦の主砲爆風による損傷が生じることが判明。そのためC砲塔は後方に向けた射撃に用いないこととされた。また、独特の主砲配置と艦橋位置の関係で操艦性にクセがあり、艦隊での入港時には最後に回されることが多かったという。ネームシップのネルソンと同型艦ロドニーの2隻が建造され、ともに第二次大戦で活躍した。
【同型艦(全2隻)
●ネームシップ:ネルソン
1927年9月竣工
1949年3月退役 スクラップ
●2番艦:ロドニー
1927年11月竣工
1948年3月退役 スクラップ
コメント
- ダメージモデル考え直せ。 20incまで強化したのにいきなり40%以上耐久持ってかれるのは頭悪すぎ -- usx? 2018-04-19 (木) 01:03:45
- 本来なら中ティアであるはずなのに高ティア戦場に放り込まれてるのもあると思います・・・ -- 2018-04-20 (金) 07:52:44
- やべぇ、脆すぎてワロタ -- 2018-06-02 (土) 13:00:02
- 本来なら中ティアであるはずなのに高ティア戦場に放り込まれてるのもあると思います・・・ -- 2018-04-20 (金) 07:52:44
- 年代相応の中ティアに修正されましたね。 -- 2018-08-14 (火) 20:52:38
- 技術年度が1930に変更されました。 -- 2018-08-14 (火) 20:53:18